難しい問題かと思います。
しかし、基本的にはお住まいの国民年金基金に問題が生じて解散となった場合でも国民基金連合会に移行しますので、一定レベル以上は補償されていると考えても良いかと思います。
ご心配な場合には、確定拠出型を選択するという方法もあります。これだと選ぶ金融商品により元割れしないようにすることも可能です。
確かに財政的には厳しいところも多いのでしょうが、これは民間の会社でも厳しいですから、なんともいえないなぁと思います。
少なくとも、国民年金基金には次のようなメリットがあります。
・税法上掛け金全額を非課税と出来る(民間の年金では税制適格年金でも全額ではない)
・法律上担保とすることも出来ないし、差し押さえなどもできないので、何があっても確実に受け取ることが出来る。
・国民年金の付加年金代行部分などで一部国庫負担がある
つまりたとえば国民年金基金の替りに民間の保険を選んでも破綻の危険はなくならないということ、また民間の確定拠出型を選ぶのであれば国民年金基金の確定拠出型でも同様であることなどを考えると、上記メリットのある国民年金基金のほうがまだよいという見方も出来ます。
もちろんご質問者が「いや、この民間の保険会社/証券会社は心配ない!」またはずっと国民年金基金より安定していると思われるところがあれば、そこにするというのも一つの方法ではあります。
しかし、今は超低金利ですから、民間の年金に加入するのはあまりお勧めとは言えません。他の金融商品でとりあえず貯金して、利率がよくなってから入るほうがまだ賢明かと思います。
つまり、国民年金基金に加入しないのであれば、当面は民間の年金よりも預貯金を始めとするほかの金融しよう金を選んでこの時代を乗り切ったほうがリスクが少ないように思えます。
ただこれは私の私見ですから、他のご質問者の意見なども聞いてみてください。
では。
お礼
懇切丁寧なご回答、どうも有難うございました。 国民年金基金から資料を取り寄せ、書類に記入し、 封筒に入れて封までしたのですが、どうしてもポストに投函する思い切りがつかず このような質問をしてしまった次第です。 >確かに財政的には厳しいところも多いのでしょうが、 >これは民間の会社でも厳しいですから、なんともいえないなぁと思います。 これはホントそうなんですよね・・・・。 だからこそ全額が非課税となるメリットに目がいってしまったわけなんですが・・・ 今のご時世、どこを選ぼうがある意味バクチですよね。 ただ、私は確定拠出型の知識が無かった為 そちらを視野に入れておりませんでした。 その勉強を少し積んでから最終的な決断をしたいと思っております。 ご回答、大変参考になりました。本当に有難うございました!!