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心臓移植か脳移植か
心臓移植という技術があります。 先の未来には、脳移植も可能になるでしょう。 法整備もされるでしょう。 心臓に疾患がある人は、脳死の人から心臓をもらいます。 脳に疾患がある人は、心停止した人から脳をもらいます。 こんな題材の読み物ってありますか?
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脳移植ではなくて体移植でしょう。 脳を活かすためにドナーから体を移植するのだと思います。 脳が多分個人の基準となるだろうと思います。 脳を移植すると脳側に人物になってしまいます。 これをドナーとは呼ばないでしょう。 だからドナーは体側なのです。 頭部損傷した人の頭の代わりに機械の頭(義頭)を取り付けたらそれは人では無くなってしまいますよね。 小林誠氏の近未来物の作品に頭を失った警察官にコンピューター義頭を付けてロボット化するって話が出てきたような気がします…。 体を失った警察官に関しては体を機械で絵義体化する…
- hue2011
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そんなありえない読み物はないでしょう。 もっとも学生なんかが作っている同人誌にあるかもしれませんけど。 心臓というのは、細かい動作細かい機能はあるけど、要するに重要な一つの役割をする器官です。したがって、機械でいうと故障したらパーツという考え方で取り換えるという方向性があり得ます。技術的にどうだという話はおいておけば。 きわめて短い時間、止めておいて交換して再稼働は可能です。再稼働までのあいだ別のポンプを代役で使い、スイッチすると言う方法もあります。 一方、神経というものがあって、これは機械でいえば電線にあたるものなのですが、パーツ交換はきわめてむつかしい。理由はその中を常時信号が行き来しているからであって、それを断線した途端、信号自体が来なくなる、ということがあるのです。しばらく何もしないことにしている間に、その線はだめなルートだと通信本部が判断したら、そこ以降はすでに死んでいるものだという考えで動きが変わる可能性があるからです。 そういう神経を操作し、体全体の動作健康をチェックし把握したうえ指令を出しているのが脳幹部分であり、ほとんど自動で制御を行っているのが小脳です。外部からの刺激の入口となり想定外のことを処理するためのバッファおよび一次処理領域が偏桃体で、ここに入ってきたものを情報として処理し、どこの機能に連携させるかはスイッチ的に決めます。それを意識するのが大脳の各ブロックです。そして、理論的な思考とか感情は、脳の表層部に電気パタンのマッピングで展開します。 つまり、ハードウェア・ソフトウェアが密接に連携した機能が脳であり、そもそも中枢神経も含めどこまでが脳であるかもわからない。 だから脳移植は基本的に不可能です。手足と違い、不具合になったところを入れ替えるという処理はありえない。不具合の部分があると、まだ欠損していない別の部分がそこの代役をし機能をカバーするという性質がありますので、やるとすれば事故の起きた部分の摘出だけだと言うことになります。 極端にいえば全体が脳であるという考え方もおかしい思想ではない。 それじゃ心臓移植と脳移植は同じじゃないか?違います。機能として分離できるものの移植は可能だけど、分離できないものは移植できないということです。 想像上は過去にはいくらもあります。たいがい娯楽媒体の想像です。 ルパン三世のマモーだとか、サイコパスの都市監視システムとか、あれらは頭蓋骨で囲まれたウニのような状態のものだけを脳機能と考えているフィクションですが、明らかに医学的にも科学的にも間違いです。