明らかに「根頭がんしゅ病(こんとうがんしゅびょう)」ですね。
土中に潜んでいる細菌が根の傷口から侵入し、地際に瘤のような塊
を作るのが根頭がんしゅ病です。
原因としては土の排水性や通気性が悪いのが原因です。瘤が出来る
と水分を吸い上げにくくなります。通常は画像の土の湿り具合では
十分に水は足りていますが、瘤が出来ているため画像の湿りだけで
は足りません。だから次から次へと水を足すから、次第に瘤が大き
くなるんです。
発病したからと直ぐには枯れませんが、このコブはこれからも大き
くなりますので、最終的には水分が得られずに枯れてしまうでしょ
う。当然ながらメロンに送られる水分も減りますので、収穫は無理
かも知れません。
現時点でこれと言った処置方法はありません。枯れる前に掘りあげ
て袋に密封して菌が広がらないようにする事が大切です。
また土壌にも細菌は生き続けますので、土壌殺菌はされた方が確実
だと考えます。何度も言いますが、この病気に効果のある薬剤はあ
りません。悔しいでしょうが処分する以外に方法はありません。
お礼
よく分かりました。有難うございました。