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イギリスのテロの原因について
最近イギリスでのテロが目立っていますが、これらの原因はなんだと思いますか? 選挙が近いこと、ラマダン期間であることが自分の意見ですが他の視点からの意見も聞きたいので、みなさま何か思いつくとこがあれば回答お願いします。 また、なぜ標的がイギリスだと考えますか? イギリスは大好きで年末に旅行に行こうと思っているのでとてもショックで心配です。
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- 92128bwsd
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イギリスの警察もはっきりとはわかっていないと思います。イギリスには多くの中東からの移民がいて、ここ数年は社会問題としても大きくなってきていました。地域によっては小学校でイスラム教徒の子供が大半をしめるところもあって、小学校でイスラム的な教育をするところも現れ、非イスラムのイギリス市民のフラストレーションがたまっていました。一方でロンドン市長のサディク・カーン氏はパキスタン系のイギリス人でイスラム教徒。そう言う人を受け入れるカルチャーも民主主義の先進国として根強く、社会の矛盾はどんどん膨らんでいたと思います。そう言う社会環境の中で、イスラム系の移民社会からも阻害される人も多いと思います。 ヨーロッパでテロが相次ぐ中でもイギリスは長い間テロが起こっていなかったのですが、実は事前に食い止めたケースがたくさんありました。日本では大騒ぎになっている共謀罪のような法律やMI5の様な諜報機関、反テロの国家組織への市民からの情報、国際的なネットワークなどによってかろうじて防いできたのだと思います。ところが、3月のウェストミンスターブリッジでのテロから9週間の間に3件テロが相次ぎました。実はこの9週間の間にも5件のテロを未然に防いでいたのだそうですが、とうとう防げないケースが続いてしまったと言う事です。 ロンドンブリッジとマーケットでのテロがイギリス社会に衝撃を与えているのが、使われたのが車とナイフ。マシンガンや爆弾であればまだ事前準備も必要でで引っかかる可能性があるのですが(それでもマンチェスターでは防げなかったですね)、車とナイフでは誰がいつテロを起こすのか察知しようが無く、最悪その場で思いついても実行可能です。それを考えると、3月に起こったウェストミンスターブリッジでのテロがヒントを与えてしまったと言えるかも知れません。 短期的にはラマダンもあるかも知れないし、総選挙もあるかも知れません。ただもともと多くの移民を受け入れ、社会の摩擦もあり、Brexitでますます移民に対する見方も厳しくなり潜在的に一部市民、移民の不満が高いレベルにあると言うのが昨今と思います。今回の主犯格は一時期は警察とMI5の監視対象リストに入っていたそうですが2015年に危険度が低いと言うことでリストから削除されていたそうです。それでも非合法化された過激派団体にも属していたそうで、またもとは近隣の住民からも国の反テロ窓口に情報が寄せられていたそうです。そう言う人物をリストから外したくらいなので、どれだけ膨大な数のもっと危険と目される監視対象の人物・団体がいると言う事は想像に難くないです。 危険分子、不満分子がもともとたくさんいると言うことを除けば、特別にイギリスが標的に選ばれる理由は無いと思います。そもそもヨーロッパで相次ぐテロでも何かメッセージや要求がある訳ではなく、テロリストの思想と違う人達、自分たちを排除していると考える人達を、殺すことそのものが目的のようですから。 今回のテロを受けて、選挙前と言うこともありテレサ・メイ首相は、テロ予備軍の徹底取締を宣言しました。それの意味するところは、市民の監視の強化と、怪しいと思われる人物の積極的な家宅捜査でしょう。また市民からのタレコミによっているところもあるので、超監視社会、警察国家なだけでなく、市民間の疑心暗鬼や人種・宗教差別なども広がる可能性があり、今後イギリスがどんな国になってしまうのか心配です。
- g27xxxxx
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難民問題、移民問題が、直接的、間接的に影響してるのではないでしょうか。 アフリカや中東からEU諸国に流入する難民増加から、 難民受け入れ問題が原因で、人種や宗教の違いによる軋轢が生じつつあり、 元々移民を受け入れていたイギリスは、異質の宗教や人種が経済問題にまで発展していた為、 難民の受け入れ問題に拒否感を示した国民の総意で、EU離脱の方向に進んでます。 その姿勢が宗教ではイスラム、人種ではアフリカや中東からの移民を敵視する形となり、 イギリス国内のイスラム系移民の中で、過激主義に走りイスラム国に忠誠を誓う者が増加してるようです。 他国のイスラム過激主義者と連携しながら、攻撃機会も多く効果の高いソフトターゲット(多数が集まる一般市民)に対して、自爆的な攻撃を加え始めたと考えられます。 過去には移民に対して寛容だったイギリスではイスラム教徒も多く、他国と比較してイスラム過激主義者の密度が高いかもしれません。
- hekiyu
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最近イギリスでのテロが目立っていますが、 これらの原因はなんだと思いますか? ↑ 今日のイスラム問題は、そもそも英国が原因です。 英国はそのツケを今払っている訳です。 そういう下地があるところに、移民です。 ロンドンなどは人口の30%が移民です。 移民は差別されます。 差別は恨みを産みます。 事あれば爆発する、というところにイスラム国が登場 しました。 なぜ標的がイギリスだと考えますか? ↑ 最近のテロは英国がEUを脱退することにしたから だと思います。 どうして脱退することになったか、といえば一番 大きな理由は移民の制約です。 これに移民が反発したのだと考えています。
古代から現代まで続くアラブいじめの集大成 特に中世は西洋諸国が世界中で好き勝手やってきたから、その反撃を今喰らってるだけ。 ある意味、自業自得。
- eroero4649
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ISと呼ばれるイスラム過激派テロリストは特定の国家や政府に向けて政治・思想的な目的があってテロを起こしているというより、西ヨーロッパ全体を恐怖に陥れるという目的でテロを行っていると思います。ある意味政治的目的がないぶんタチが悪いともいえます。だから目標はソフトターゲットと呼ばれる一般市民なのです。 テロの実行犯に「選挙の時期にテロを起こしてどうさせたいのが目的なのか」と問うても、おそらくは「投票直前にテロが起きることでイギリス政府に混乱が起きればよい」くらいの目的ではなかったのかなと思います。ISは今までもどこか特定の国家と交渉したことは一度もないからです。テロを行ってより多くの一般市民を殺すことが目的になるのではないかなと思います。 で、なぜそれがイギリスなのかというと、大きな原因としてはやっぱりなんだかんだで「やりやすい」というのがあると思います。ドイツやオランダより事を起こしやすい環境があるのでしょう。イギリスは移民も多いのでテロリストは移民の中に紛れ込んでいるのでしょう。また移民二世は差別を受けることも多いので、潜在的なテロリスト候補者も大勢いるということなのでしょうね。 また中東系テロリストからすると、アラブ人が望まないユダヤ人国家(イスラエル)が建国されてパレスチナ問題が起きるきっかけがイギリスの三枚舌外交だったので、「諸悪の根源はイギリスにあり」と目標にされる部分もあると思います。実際、あの三枚舌外交はひでぇと思いますからね。 >イギリスは大好きで年末に旅行に行こうと思っている 今、フランスとイギリスは戦争中にある国だと思ったほうがいいと思いますよ。行くなという意味ではないですが、「戦争中の国に行く」という心構えだけはしておいたほうがいいということです。
- マル技 必勝本(@maruwaza)
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差別で雇用などに格差ができ、貧困が状態化し、うだつが上がらない状態となる層というのがいるんじゃないかと思います。 その不満の発露がテロで、そのときに多くの人が推定してしまう理由や、テロに及んだ本人的にも理由にされるのが宗教。 経済的に中間層を厚くする政策を行えばこういう形でのテロは減ると思われます。 日本でもうだつが上がらない人が最後に一矢報いるために起こしたテロがあります。 名古屋の立てこもり事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A%E6%94%BE%E7%81%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6 秋葉原の通り魔事件 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6