- ベストアンサー
魚って色を識別できますか?
当方週末渓流フィッシャーマンですが、非常に目の言いイワナやヤマメを相手に奮闘中です。 さて、これらのターゲットを欺くために着るものや帽子等をなるべく保護色のものを思っていますが、本当に魚は色を判別できるのでしょうか?それとも明度の判別だけなのでしょうか? 私ゃ魚じゃないからわからんといわずどなたか教えてください。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
金魚を使って、形が同じ青い皿と赤い皿で、青い皿を水槽に入れたときは餌を与えるが、赤い皿を見せたときは棒でつつきまわすなどしていじめるという行為を繰り返すという実験がありました。 数回後に、青い皿には餌がなくても反応して餌を探す行動をし、赤い皿を見せたときには逃げるような行動を取ったそうです。そのため魚には色がわかると結論付けられていました。 しかし、これが魚すべてについて言えるとは思いません。例えば夜行性のものや深海魚などでは、色があまり関係ないために、識別できないものもいるかもしれませんし、この実験は赤い皿と青い皿で行われており、厳密には明度が違うために、色ではなく明るさ(濃さ)に反応したといえなくもないのです。ですからこの実験は色の付いた皿と、同じ明るさの灰色の皿でやるべきでした。しかし魚に色がわかるとはどうやら定説のようですし、ルアーにもヒットカラーがあることから、これは間違いないと思います。 しかし、サバイバルの本には「なによりも一番目立つのは、色より動くことだ」とありましたし、蛙は動かないハエのおもちゃよりも転がっている小石に反応すると生物の本にあります。また、いくら形と色が本物そっくりでもぴくりとも動かないルアーに魚が反応することはごくまれであることから、やはり、より魚の注意を引くのは、動くものなのでしょう。ですから、服の色もさることながら、より激しい動き(突然水面に影を落とすなど)に気をつけたほうが良いと思います。恐らく渓流魚の天敵は鳥であるのでしょうから、水の外を動くものに対しての警戒はすごいと思います。またカワセミやアカショウビンはハンターですが、結構派手な色をしていますよね。 それと、保護色なんですが、もし事故にあったとき救出されて助かる確率を極端に減らすものではないかと思います。磯の魚も警戒心は強いと思いますが、ライフジャケットは派手です。ただ、つり方が違う(こませで有無を言わせず魚を寄せる)ので、同じに扱うことはできませんが。
その他の回答 (6)
- R2O
- ベストアンサー率20% (8/39)
はじめまして。R2Oです。 フィッシングは、門外漢なのですが、以前カラーコーディネータの勉強をしているときに、 「鯉の目玉の神経細胞の反応電位を測定した実験結果」 というものを見たことがあります。 3色の違いによって脳に伝わる神経電位に差があったというものです。 残念ながら、今手元に資料が無くって、断言できないのですが、確か納谷嘉信著の産業色彩学(朝倉書店)だったような気がします。(違ってたらごめんなさい) 実験は、鯉でしたが、きっと他の魚でも同様なのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。色々な実験結果があるものですね。大変参考になりました。
- mioya
- ベストアンサー率21% (15/71)
私は、魚は色が判ると思います。 喰いが渋い時に、同じルアーでも色を変えると釣れるようになる場合がありますから。
お礼
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました!!
- ark2sp
- ベストアンサー率25% (8/32)
やっぱり色はわかるんではないでしょうか。 私もマラブーを使うときは、15色程用意しいます。 ピーコックハールをボディにする時でも2色用意しますし、カディスのボディ材も5色くらい持っていきます。 形状は一緒でも色を変えると急に出たりするので、そういう時はお魚は色がわかるんだなと、よくおもいます。
お礼
ご経験をベースにした回答ありがとうございます。大変参考になりました!!
私の、考えですが、かれこれ25年以上釣りしてきた事を、参考にすると、色は、はっきり見えると思います。 たとえば、がんがん瀬などでは、流れが速いので、 色よりも、シルエットが、優先になると思いますが、 トロ場の、魚は、ルアーやフライも、すれた色であれば、 魚は、完全に見切ってしまいます。それ故に、色のローテーションも大事ですが、色をうち破る、動きを考え、 反射食いを誘うのが、有効だと思います。
- mamamogura
- ベストアンサー率0% (0/5)
色が識別できるかちょっとわかりませんが、魚の目は魚眼レンズ が手本にしたほど、目のレンズは、丸い玉のようになってます。 だから人間よりも広い範囲を見ることができるようです。また、 人間には見えない紫外線も見ることができるそうです。 結論 釣にあった服装であれば、あとは魚との知恵くらべ。 できるだけ、姿勢を低くし、自分の影を水面におとさない よう太陽を背にしないということ。
お礼
ご回答ありがとうございます。渓流釣りのご経験者とお察し致します。大変参考になりました!!
種類にもよるでしょうが、できるそうです。 たとえば金魚などは人間より可視範囲が広く、赤外線まで認識するそうです。
お礼
ありがとうございます。生物の進化の歴史の偉大さを感じます。。。
お礼
理論明解なる回答感謝いたします!!確かにカワセミやアカショウビンは派手な色をしてますね。プロの彼らでは静から動への機敏な動きで獲物を捕らえるのでその色も一向に気にしなくてもよいのでしょうね。我々人間は相は行きません。。色と動きの双方から魚と勝負ですかね。