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最近寄生虫のアニサキスが報道されていますが、「アニ
最近寄生虫のアニサキスが報道されていますが、「アニサキスによってアレルギーになる。」「鯖アレルギーだと思ったらアニサキスのアレルギーだった」という記事を見かけました。 しかし一方で「寄生虫でアレルギー症状を抑えられるということを群馬大学が立証」という記事もありました(2014年)。 一体どちらが本当なんでしょうか?それとも群馬大の研究は寄生虫全般の話ではなかったのでしょうか。 もしわかる方がいたら教えてください。
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寄生虫はどっちに効くの?っていう質問ですが,それは寄生虫に依ります。 とお答えするのがシンプルな答えになります。 アニサキスの場合,アレルギー以前に生きたままであれば,運悪く胃壁,腸壁に潜り込もうとして中毒を起こします。またアニサキスは生き残るためだったり,死んで消化されたり,死骸が分解されるとアレルゲンというアレルギーの原因物質を出しますので,それでアレルギーになる可能性があります。 つまり,中毒とアレルギーは同じ寄生虫のせいですが別の作用です。 で,群馬大学の寄生虫でアトピー性皮膚炎が改善されるとか,花粉症が治まるというのは,先進国で花粉症がおおく,発展途上国で花粉症がすくないのは,線虫を体内に保持しているかどうかだという説の実証を行ったのです。 実際には危なくない寄生虫 内臓に穴を空けたりしない,死んで分解されてもアレルギーの元を出さない寄生虫だと,そのような作用が見えるようです。 アレルギーというのは,似ている種類の生物でも少しでも大事な部分が違うとアレルギーになたりならなかったりします。 同じ麺をつくれても小麦がダメな人もいればそばがダメな人もいますよね。性質は似ているのに。アニサキスはアレルギー反応をしやすい物質を(タンパク質を)積極的に分泌して生き残ろうとする性質がある為に,そのようなアレルギー反応を起こすことが知られており,危険です。という話です。
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- hightea
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アレルギーと言っても、色々ありますから、どちらも本当の事だと思います。アニサキスの報道の方は、アニサキス症の痛みは、局所アレルギーからくるもので、咬まれた直接の痛みによるものではないということでしょう。 群馬大学の方は、寄生虫症の多かった昔は、花粉症のアレルギーが今のようには多くなかったというような疫学的な調査によるものではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます
お礼
的確なお答え有り難う御座います