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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:【医学】アレルギー疾患の最近の研究の矛盾。)
最近のアレルギー疾患の研究の矛盾とは?
このQ&Aのポイント
- アレルギー疾患は大人になれば治ると言われながらも、大人でのアレルギー疾患の発症が増えている矛盾が存在する。
- また、肥満細胞とアレルギー抗体が関連してアレルギー疾患が発症するという説についても、デブ以外の人がより多くアレルギー疾患を患っているという事実があり、矛盾が浮かび上がる。
- これらの矛盾点から、医学のアレルギー疾患の最近の研究には明確な説明が必要とされている。
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質問者が選んだベストアンサー
仰っていることは残念ながら間違いです。 まず、現在の研究で大人になってからアレルギーが治るという学説は提唱されていません。恐らくは小児のアトピーや、一部の食品アレルギーについて誤解されていると思います。小児に多いアトピー性皮膚炎や一部の食品アレルギーは大人になってから症状が寛解することが知られています。 これについては、大人になってから重度の食品アレルギーの人が少なくなることが証左です。逆に、大人で増えるのは花粉やハウスダストによるアレルギーです。 次に肥満細胞についてですが、仰っているのは【脂肪細胞】であり、肥満細胞とは肥満している人の細胞ではありません。英語では Mast cell (大きめの細胞)というのが正しく、これは細胞が周囲のものと比べて大きく肥大しているように見えるため肥満細胞と訳されたことが原因です。 そして、肥満細胞は IgE など、アレルギーに関わる抗体の受容体を有し、そのシグナル伝達によってヒスタミンなどのケミカルメディエーターが分泌されます。それがアレルギー症状の本体であることは、抗ヒスタミン薬がアレルギーに著効することでもわかると思いますし、アレルギーに用いる薬の中には肥満細胞からのケミカルメディエーターの遊離を阻害する薬が多く存在します。これが効くのは肥満細胞が絡んでいるからです。 字面でご判断されてしまうのはわかりますが、専門用語は比較的誤解しやすいものが多いですので、しっかり定義をご覧になってから判断されることをお勧めします。
お礼
みなさん回答ありがとうございます