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農家の泥棒被害(人災)は結構あるのですか?
- 農家の泥棒被害(人災)について気になることがあります。日本の農家でも盗難や農作物被害は起こるのでしょうか?実際の被害状況や対策について知りたいです。
- 農家の泥棒被害や農作物被害は、海や川といった水辺で魚の養殖やワサビの栽培が行われている場所でも問題となることがあります。キツネやイノシシといった野生動物による農作物の被害も報告されています。農家の方々は盗難や被害に対してどのような対策をとっているのでしょうか。
- 農家の泥棒被害や農作物被害に対する対策として、監視カメラの導入や農業保険の利用が行われています。また、農協に加盟している場合は最低限の収入が保障されることもあります。しかし、人災や自然災害による被害の場合は保障されない場合もあるため、農家の方々は様々なリスクに備えながら農業を行っています。
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報道されているものだけでも相当あるでしょう。 ごく最近では、アスパラガスを4百何本か抱えて歩いているところを警官に誰何され、盗んだことを白状した中年女性というニュースがありました。 まあ、いくらアスパラとはいえ400本以上素手でよく持ち運べたもんだとおもいましたけど。 里芋とか玉ねぎなんていうものは結構やられる可能性の高いものらしいです。 メロンの類は、数個でもやられたら被害は甚大ですから、ハウスに施錠をし、アラームを付けることが可能ですので大体やっているようです。 これらは成果物の盗難です。 こういうものが困るのは、そもそもそれが盗品かどうかを判断することが難しいことです。 リンゴの皮に名前を焼くなんていうのはありますけど、まさかアスパラや里芋に名前書こうと思わないし、そもそもどうやってできるんだと言うことになりますので、いまテキがぎっちり握りこんでるものが全部自分のものだと証明できないんです。 工業生産品みたいに、製造台帳をきっちりつけておけば、倉庫に本来あるはずのものがないという申し立てが可能ですが、農業生産物のほうは、現実に掘ってみてざるにでもあけ、その写真でも撮っておかない限り何も主張ができません。そもそもいくつ実っていたのか、も申し立て不可能です。 これは昔から実はあって、学生寮の連中なんかが夜陰に乗じて夜襲をし、自分らの栄養素材を違法に手に入れるなんていうのは、あるパーセンテージでは存在しました。学生の無茶なところは、普通の泥棒なら足手まといになるので敬遠する西瓜の類にも手を出すところです。また、鶏なんかもさらおうとしたようですから、基本感覚というかルールがもはや教養ある人間ではありません。 で、農家はどういう神経でいるかというと、誰でもそうだとは断定しませんけど、農作物はいろいろなけだものが狙います。ただしいくらなんでも食い尽くしはしません。そこで、何割は動物に施し分、というような考え方をする人が多いのです。悩んでいるよりも、そう思ったほうが楽だからです。鹿だとかイノシシとか、猿が来るのは、目をつぶる。 そのケダモノの中に人間も入れるという考え方です。2ヘクタールのジャガイモ畑を食い尽くすやつがいるわけありませんので。 問題なのは、ケダモノ扱いできない人間です。 稲の苗をとられたら、そりゃイノシシじゃないし、近所の学生でもあり得ません。まさに農家やっているところ以外でそんなものが必要な人間はいないわけです。なんと兄弟友達が泥棒と言うことになります。 次に結構農家でやられるのは、鶏糞とか堆肥の類です。売っているようなものですけど、全部の調整のために適正な分量を用意しておいたものを持っていかれると、栽培計画自体が破たんしますので非常に困るわけです。 農協がこんなものを助けるかというと助けようがないでしょう。逸失した利益を補償するなんてやらかしたら、本日のうちにつぶれます。東北大震災のときに農協が支援するなんてそんなことが可能でしたか。 損害がでたとき融資をお願いされる、そのときに協力的にやれるのかというと、そこは一般の信用金庫なんかと変わりありません。立ち上げの体力がないようだとさすがに農協も融資は断ります。
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- tpg0
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こんにちは。 妻の実家が北関東地方の農家ですが、農作物の盗難被害だけでなく「農機具の盗難被害」も受けてます。 実際、数年前に納屋からトラクター(100万円相当)が盗まれましたし、裏庭のサッシ戸を壊されて泥棒が侵入し土間の机引き出しに入れて置いた現金5万円ほどが盗まれた被害を受けてます。 また、過去に米価が高騰した時期には長屋(農家の倉庫)から玄米10俵(30kg20袋)が盗まれました。 勿論、地元管轄の警察署に盗難被害届けを出して警察による現場検証は受けてますし新聞(地方版)にも被害状況は載りましたが、何れも犯人は検挙されてません。 その他、妻の実家ではありませんが、近所の農家では収穫間近になったスイカが100個以上盗まれた被害を受けてます。 恐らく、盗んだ農機具や農作物は転売目的と思いますが、農機具専門の窃盗団は東南アジア系の外国人が充分な下見をしてから手分けして素早く行ってるのではないかと聞いてます。 なお、今では妻の実家は複数箇所に防犯カメラやセンサーライトを設置してますので、母屋や納屋に対する直接的な盗難被害は受けなくなりましたが、監視が行き届かない田畑の農作物(野菜類)に対しては軽微な盗難被害は受け続けてるようです。
- nankaiporks
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盗難被害はありますよ。 以前にも果実などを一晩でごっそり盗まれたこともあります。 それで農家は数百万の損害。 これって農家にとっては年収です。 だからと言って監視カメラを設置するほど余裕はありません。 そして農協もこれらを保証する団体でもないでしょう。 何らかの保険に入ってないと損害だけです。 つまり米など収穫時期が限られ、収穫に時間のかかるものは苦いはありませんが、精米されての被害は実際にあります。 主に高値で売れる野菜・果実が被害の対象です。 こういう事件は不況の時期に起こりやすいでしょうね。 中国はこの限りではありません。
お礼
他の方もご回答誠にありがとうございました。