残念ながら現実は違います。
自動車メーカーは、売り上げを、販売台数と、販売金額で表示します。
会社の価値としては、販売金額(売り上げ)と利益が重要になります。
最近、インターネットと、スマホの普及により、カーナビや車載のDVD、TVなどの売り上げが大幅に落ちています。
そうすると、自動車メーカーの売り上げが落ちることになります。
会社の価値を評価する株主や銀行に対して、カーナビやTVなどが売れなくなって売り上げ減になったとしてもそんなのは関係なく、単純に売り上げが減った。という評価しかされません。
それを回復させるために、何か値段の高いものをつけて、極力それを、売るようにしなければなりません。
それで見つけた商材が、自動ブレーキだったということです。
現実的に、エンジンはすでにコンピューターでコントロールしていますので、アクセルは簡単にOFFにできます。
ブレーキも、ABSが普及していますので、そのモーターを大きくすれば、コンピューター制御のブレーキも比較的簡単に可能、
で、ブレーキのきっかけを調べる方法で、コストが安い方法なら利益率が上がる訳です。
これらを組み合わせれば、十数万の値上げあ可能になります。
また、上級モデルにしかつかないとすれば車両価格も引き上げられることになります。
はっきり言って、車や安全よりも、会社の売り上げを確保するための道具という方が強いです。