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昔と違う解釈と感動:映画と本の意外な見方
- 「風と共に去りぬ」を洋画ロードショウで見て翌朝同僚と話していた時、意外な解釈が浮かぶ。
- 安彦良和のクラッシャージョウシリーズを再読し、若かった頃とは全く違う見方に驚く。
- 解釈が変わる経験は大人になると増えるもので、その一途さが感動を生む。
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かっこいい役割の人が「男はいくつになっても馬鹿なんだよ」というような言葉を言うことがあると思います。いろいろ意味がわかってしまうと「ちょっと可愛いらしいところある」じゃなくて「ほんとに馬鹿な自己弁護だな」って思えてしまうことがあります。
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- ithi
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KoalaGold さん、こんばんは。 安彦良和のイラスト目当てで買ったクラッシャージョウシリーズ。悪者を投げ飛ばしてガンガンと突き進んでいくスペースオペラに興奮してページをまくったものですが、実家を整理していてみつけたその本を40代になって読むと、理路整然としない釈明のしようもない多段暴力小説。こんなことでも夢中になってたんだなあと若さゆえの一途さをしみじみと感じました。 いやあ!30年ぶりですね。でも続巻が出ているんですね。これもライトノベルって言えるのかなあ? この後、10年たたないうちに坂の上の雲を読みました。文章や感動モノのシーンもクラッシャージョウとは段違い平行棒ですね。
お礼
ネット以前の日本ですから中学の図書室にある推理小説とSFと物語や神話は全部読みました。自分でお金を出す場合は漫画かこういうイラスト目当て。 そんな頃に古本屋があればよかったんですがそれもないような田舎でした。だから手に入れた本は何回も読みます。流行りの音楽と自分のあの頃と読んでいた本と漫画が走馬灯のように巡ります。 10代でないと感動しないもの、10代だからこそ素直に夢中になれるもの、それはそれでいいんでしょうね。 いや、スターウォーズやスタートレックってガンダムやヤマト並みにファン層が厚い。あれって、視点を変えながらも同じものを愛するのか、気持ちは多少薄れても愛着はいつまでも消えないものなのか、感動していた若い頃から抜けきれずに過去に埋もれたい欲望の現れなのか。
- eroero4649
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私もガンダム世代ですが、子供のときはアムロの軟弱な性格にイライラしてたんですよ。当時のロボットアニメの主人公といえば熱血漢がお約束でしたからね。 しかしオトナになって改めてガンダムを見返すと、第2話からセイラさんがカイの頬っぺたを引っ叩き「それでも男ですか!軟弱者!」。そしてよく見ると、一見ナヨナヨなアムロも自分が「戦うこと」については何の疑問も持っていない。確かに「アムロ、出撃だ!」「アムロ、出ろ!」とやたらとこき使われる上に避難民の爺さんたちは「わしゃもうこんな生活に嫌になった。ここで降ろせ」と勝手なことをいう。そりゃ「僕はもう戦うのやめますよ!」って言いたくもなるよなー、ってかこれって70年代の作品だよな、当時はアニメというとド子供向けしかなかった時代によくこんな大人向けのストーリーをやったもんだよなあと。 男も女も「貴様それでも男か!」みたいなことをいうし、やたらと手が早い・笑。「それが甘ったれなんだ!だいたい殴られもせずに一人前になったやつがどこにいるものか!」って、「そうだそうだー!いいこというぞブライトさん!」って思いますね・笑。 あと大人になって解釈が変わったのは、あれですよ、「人間失格」・笑。 最初にこれを読んだのは、16歳とか17歳とかそのへんのあたり。多感な時期にあんなのを読んではいけない・笑。結構感動した記憶があります。 だけどオトナになってみると、溢れ出まくるナルシシズムに自己弁護。しかも「僕って可哀想でしょ?僕を愛して!愛して!」というヤンデレばかり、よくもまあ社会不適合のダメ人間をここまで文学に昇華させたもんだと、まあそういう点では太宰治は天才だなとは思うのですけれどもね・笑。 蛇足:「人間失格」と双璧をなす夏目漱石の「こころ」も高校生のときに読んで衝撃を受けましたが、あの「こころ」の先生も身勝手なやつだなと今では思いますね。お前、自分のことは考えてもKの命を奪ってまで手に入れた奥さんのことは考えないんだーって。
お礼
ヤマトからガンダム、ザブングル。集団で戦う中で社会性を学んだって言ったらよく見過ぎかな。スーパーマン1人で弾よりも速く飛んでるより真実味があります。 ガッチャマンは悪役がお遊びなのでヤッターマン系統に流れて行きましたが。 小説も漫画も子供の頃は書いてあるままに信じて感動して、書いていない部分には気がつきもしなかった。けれど大人になると多方面から検診して素直に信じることさえなくなって来たような。 竹宮恵子の私小説的漫画でウィーン少年合唱団に関わる漫画家という作品があり、中学生だった私は本当の話だと思ってました。
- fs64vvz
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映画「吉原炎上」。 初めてテレビ放映で観たのが高校生の時で、まだ初体験はおろか彼氏すらいなく厨二病を引きずり「恋愛なんかくだらない」と負け惜しみを言ってた頃です。 当時は西川峰子さんのショッキングなシーンもあり「昔の女性はなんて悲惨な運命を辿った人がいるもんだろう」という驚愕しかなかったのですが、大人になって観たら新しい発見がたくさんあり今見ても新鮮です。 主人公・若潮(のちに紫)が、身請けのお金で花魁道中をやっちゃった心理も全くもって理解できませんでしたが、好きな男が自分を抱いてくれないことで女性としてのプライドが傷ついていった反面、意地になってキャリアの頂点に立つという見栄を張るようにになってしまったんですよね。根津甚八さんの演じた男の方も、裸まで見ておいて小難しいことを言って抱いてあげないのはなんでだろうと思ってたのですが、女性解放運動なんか率先してやってた時に出会った手前、他の男性と同じようにお金で好きな女性を買って身体に手をつけることが出来ずじまいだった、そんな悲しいすれ違いの物語だと今は解釈しています。 他の4人の花魁達の物語もしかり。 まだまだ綺麗なのに退け際を悟って去っていく九重、やけくそになって引っ込みがつかなくなり自害してしまった吉里、虚言癖を患うほどに性という職業が心身ともに染み付いてしまい死ぬまで男を求め続けた小花、そしてどう転んでも苦労人のお菊が最後に紫にぶつける怒りは個人的な羨望ではなく自分の不遇へのやりきれない思いの暴発・・・。 それらが女性特有のヒステリー体質らしく描かれているのも、若い頃は「なんでみんなこんなに激情タイプなの?」って思っただけでしたが、今はよくわかります・・・(^^;) あんなに深いお話だったとは。今も、時々DVDで観ます。 竹中直人さん演じる演歌師の歌も、底辺の人間の苦労や経済的格差を皮肉っており、不況になって久しい現代でも口ずさみたいくらいのものです。 長々すみませんでした(笑)
お礼
恋愛なんてくだらないッ。そうですよー。と私も思ってましたが自分がその波に巻かれる時が来るとはね。 それと出産。そんなに痛そうなこと絶対したくないと思ったけど、自分で二回もしちゃうとは。 恋愛、結婚、出産を通して自分が毎回別次元に移動していることに気がつきました。そして子育て、親の死を通しさらに別次元に移動しながらついには自分の死を迎えるまで続きます。 感じ方が違うというのは、明らかに視点が変わっているからです。「吉原炎上」機会があったら見てみたいと思いました。
- 芙蓉の華(@purimuro-zu)
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童話です。 シンデレラにしても継母や姉たちにいじめられる 白雪姫の魔法使いの母 鏡よ鏡 なんて現代でも女性たちは 世界で一番美しいのは誰?などと言って 自分より美しいと思われる女性を 殺したい程憎んだり 小さな少女がマッチを売りながら寒い中で凍死したり 道に迷った(実は置き去り)兄妹が森の中で魔法使いに食べられそうになったり 狼に食べられた物語「赤ずきんちゃん) 子供の頃はなんとなく読んでいましたが今考えると 怖い話ですよ でも大体最後は虐められている人が幸せになったりするのですが 不幸になる話もありますね 浦島太郎 貢がせるだけ貢がせて月へ逃げていくかぐや姫 身ぐるみはがして人のために尽くす幸せの王子、死んだ燕 今思えば怖い話がいっぱいです。
お礼
童話がひらがなで書かれている分にはそこまでこわくないのに、原作はおどろおどろしいことありますよね。 中世に魔女裁判だの火あぶりの刑だのギロチンだの見せしめの死刑、人間てこわいもの好きだったんですねえ。ホラー映画を見ている時は身体が戦いモードになっていて白血球が増えるために健康になるそうです。 でも、やだ。
- citytombi
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作品ではないですが、幼少の頃に新潟の田舎(伯父)に預けられていたことがあります。 その時の記憶では、家の裏には川が流れていて、いつも行く畑の途中には丸太橋があって勢いよく川が流れていた記憶がありました。 さらにその川は、山の下の方から水が湧き出ている風景も鮮明に覚えていました。 それから数十年経って、過ごした場所がどうなっているか訪ねたことがあります。 家はもう引き払っている話を聞いていましたが、その裏にあった川はやけに浅い普通の川で、畑は雑草で覆われて行くことが出来ず、すでに道もなく、丸太橋で渡ったはずだった川はチョロチョロと容易に飛び越えられる程度の小川となっていました。 開口一番、こんなはずではなかったなぁー!でした。 子供の頃の記憶はちょっと大袈裟に残っているものかも知れませんが、それにしても違いすぎました。あれが夢だったのか・・・
お礼
こういう感覚は思い出のままおいた方がいいのかもしれません。将来全ての記憶が映像として記録されてしまったら、はっきりしすぎて夢を壊してしまうから。初恋の人はいつまでも美しく、と似たような甘い記憶。 一般的に素敵だとか綺麗だとか大きい、というのでなくその時自分は大きいと思った、綺麗だと思った、という感覚だけでいいのです。 釣りをした人が話をしながら両手で示す魚のサイズがだんだん大きくなっていきますが(笑)それも本人の感覚ということで。
- 戦艦みかさ(@mikasa1905)
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クラッシャージョウ、懐かしいですねw >そんな解釈が全く変わってしまったって経験ありませんか? その安彦良和氏が劇場版キャラクターデザインを手がけ、また現在THE ORIGINとして描き直しているファーストガンダムです。 小学校の頃はモビルスーツやキャラのかっこよさに心奪われ、ひたすらプラモを作ってました。 中・高となるとだんだんストーリーが分かってきます。ニュータイプという人類の革新がテーマのSFではあるけれど、描かれている戦争は過去の人類のそれと同じ。ジオン軍が悪者で連邦軍が正義って単純な構図じゃない事が分かってきます。 大人になって観ると、制作陣の苦労が垣間見えるようになります。今は無きクローバーというおもちゃ会社が当初スポンサーだったので、TV版ではストーリーと関係なくやたら合体シーンが挿入されています。(今見ると、クローバーの超合金ガンダムの再現度の低いこと。しかし今は高値になってます。)ガンダムは「ミノフスキー粒子」などの設定をはじめ、リアルロボット作品として後に評価され大ブームとなったのですが、当初は超合金を売るためのアニメであり、スポンサーに横やり入れられながら名作を生んだ制作陣の苦労が偲ばれます。
お礼
小学生向けのビニールのガンダムベルトを買って持ってたんですよ。ウエストに巻いても60cmあるかないかくらいの。それをつけて会社に行ったら評判ひどかったです。 それが今だったら片足しか入りません。泣 学校時代の友人がアニメーターになって安彦氏のスタジオでも社内で働いていたのですが過労で亡くなりました。合掌。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3892/25656)
料理、特に給食の味です 今日日の給食は美味しいですよね ウチラの頃は脱脂粉乳でした >「大人になればわかるわよ、フフフ」 子供に「どうやったら子供が出来るん?弟か妹が欲しいんやけど」とマジで相談された時です
お礼
私も脱脂粉乳世代。 あれは人間の食べ物じゃなかった話が出てますけどね。今飲んでおいしくなってるものでしょうか。いやいや、ありえない。
- lions-123
- ベストアンサー率41% (4360/10497)
>解釈と感動が昔と違うなあって思うもの 67歳 男性 童謡や小学唱歌 単調でサビもなく流行歌等に比べつまらないと馬鹿にしてましたが、年々体力気力の衰えとともに、逆に思い出や古里への懐旧郷愁が増して来るように、童謡や小学唱歌を口すさんだり、その舞台や情景が、幼かった頃の父母や友人知人恩師が懐かしさや心地よさと共に脳裏に浮かんできます。 例えば、「ふるさと」「赤トンボ」「仰げば尊し」 http://www.bing.com/videos/search? q=%e7%ab%a5%e8%ac%a1%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8&qpvt=%e7%ab%a5%e8%ac%a1%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8&view=detail&mid=2C7602065EC8B6EBA1F22C7602065EC8B6EBA1F2&FORM=VRDGAR https://www.youtube.com/watch?v=lLoSvWK9aJ8 https://www.youtube.com/watch?v=5zJ32QZAsSA >そんな解釈が全く変わってしまったって経験ありませんか?だから「大人になればわかるわよ、フフフ」というセリフも出ちゃうのでしょうが言ったことありますか? NHKの教育チャンネル・・・退屈で観る機会の少ない放送が多かった。 でも、子育てや孫の子守をする中で、本当に幼児が楽しむとともに、見守る者も安心して過ごせ助かる番組だと思う様になり、ガラリと評価や印象が変わりました。 「大人になればわかるわよ、フフフ」というセリフも出ちゃうのでしょうが言ったことありますか? 似たような言葉は、私が子供のころ、テレビを見ていてラブシーンで何故、ケンカしていた二人がキスしてるの?とか、裸になって抱き合ってるところで急にチャンネルを回され不満を言うと、決まってそのようなセリフが大人から発せられたように思います。 でも、世の中の変化や情報の多様な時代からか、私自身は、その様なセリフを言う機会もないし、こちらが気にする前に子供や孫は特別な事でないように平然と見ているようです。
お礼
わあ、懐かしい。家族で見ていると突然出てくるキスシーンに両手で顔をかくし「もう終わった?まだ?」と聞いてましたが、今ではそれはクモのシーンのみです。笑 我が家はテレビは全員で見る主義なので個室には置かず、こどもたちが同様に顔を隠しているのが微笑ましかったです。畳み掛けるように「こどもはどうやってできたか知ってる?」と聞くと部屋から出て行ったりして、もうかわいい!
- tknkk7
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そんな事年がら年中だよ、何寝ぼけてるのか、下らない下衆のホザキにゃぁ付き合えぬ。
お礼
と、無愛想な文句も若かった頃はなかった、という解釈でよろしいでしょうか。
ああ、何か判りますね 子供の頃(小学生の頃)に読んだ本で題名や作者は忘れましたが (と、言うより知らなかった…って言うか、今も知らないのは恥かも) ある恋人同士の話で、男性は愛する女性の為に 大切にしていた懐中時計を売り、彼女が欲しがっていた櫛を購入 女性は恋人の懐中時計に付けるチェーンを購入する為 自身の美しい髪を売ってしまい、結果としてお互いが送ったプレゼントは その目的の物が存在しないと言う結果になったと言うストーリー その当時、何故女性は髪を売ってしまったのだろうか…勿体ないなんて思っていましたが 今になって思えば、お互いがお互いをどれだけ深く愛していたかと言う事が判る訳で 恋愛と言う物が全然判らなかったお子様だったんだな…と、今になって思います
お礼
「てぶくろをかいに」 キツネの子が落ち葉で作ったお金で手袋を買いに行き、人間の手に化けた手でお金を出すはずがキツネの手の方を出してしまう。 キツネの手で出された偽物のお金にお店は「寒そうだな」とてぶくろを渡してあげる、騙された振りで。 「いやあ、それはありえんだろ!」って思ったのが昔。「教育上甘やかしはいけない」と思ったのは昔。今はそれでいい、と思えます。
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お礼
あはははは、実に勝手な論理ですよねー。 少年の心を持ち続けたいとか自分で言う人ってのも、昔は素敵だと思ったけど今では世話する妻の仕事を増やすなよって。
補足
自分の視点が変わると対象が変わって見える、真実も美味も見方次第で何色にも見える、うまくとらえた「男は馬鹿なんだよ」「少年の心」にベストアンサー。