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自動車用丹那トンネルを最新工法で建設すると費用は?

自動車用丹那トンネルを最新工法で建設すると費用はいくらかかりますか? 国道一号線な箱根部分も随分と整備されましたが、雪の問題等あります。 岩盤、湧水の問題があるとは思いますが。 よろしくお願いします。

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  • mineshi
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回答No.1

まず、自動車用丹那トンネルの区間を想定してみます。 鉄道の場合は、勾配を気にするため、丹那盆地(標高30~40m)まで上らず、 熱海から三島までを一直線にトンネルとして掘っていますが、 自動車であれば、30~40m程度の勾配であればそれほど気にしないほか、 安全面からも1本にしないと予想されます。 そうすると、熱海から丹那盆地までの約4km区間と、盆地部分の2km区間、 丹那盆地から三島玉沢I.C(伊豆縦貫自動車道)までの断続的に 山をトンネル・谷を高架で結ぶ約6.5km区間での工事と考えられます。 (総延長12.5km) 次に工事費の想定ですが、 最近では「トンネル<高架」とも言われているため、 事業費としては高く付くと考えられます。 とはいえ、まず自動車専用道のトンネルだけで検討してみます。 有名な自動車トンネルの総事業費を例に見てみると、 関越トンネル(上り11km、下り10.9km) : 630億円 (昭和60年~平成3年ごろ) 恵那山トンネル(上り8.6km、下り8.4km) : 891億円 (昭和50~60年ごろ) 飛騨トンネル(上り下り対向2車線共用、10.7km) : 1000億円 (平成8年~平成20年ごろ) となり、この中でみると、 工事が比較的容易でダイナマイト破砕が中心だった関越が1mあたり287万円、 一方激しい湧水や断層帯、硬い岩盤などで難工事だった飛騨は1mあたり934万円、 で、自動車版丹那トンネルは後者に近いと想定されます。 (盆地の下を通らないので、湧水は少ないと想定。) 1mあたり800万円とすると、 自動車版丹那トンネル(トンネル部分のみ)9.5km分は、約760億円です。 一方、トンネル+高架+IC含んだ費用全体を想定すると、近隣エリアの工事では 圏央道の相模原愛川―高尾山は、総延長14.8kmを上下2車線づつ作りが、 地質等の面からも参考になると思われます。 こちら総事業費約3000億円ですから、1mあたり1013万円、 これを、自動車版丹那トンネルにあてはめると、 自動車版丹那トンネル(高架・ICなどすべて含む)12.5km分とみると、約1266億円です。 ちなみに、鉄道の丹那トンネルですが、 全長7.8km、総工費は当時のレートで2600万円(現在の156億円※) ※企業物価戦前基準指数と照らすと、物価は当時の約600倍ぐらい となり、1mあたり、200万円と割安でした。

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