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自公連立の是非
大げさなタイトルになりましたが 今回の選挙結果では自民敗北といっても2議席減、 公明は1議席増ですよね。民主勝利といっても 共産が減った分、民主が増加したという風にも 受け取れます。 確かに年金・イラク問題も批判はあると思いますが、 マスコミの偏向報道と言う気もします (妙に野党寄りの報道だった?) そこで質問ですが (1)自公政権のメリットとデメリット (2)これから政界再編はあり得ると思いますか? (3)一番理想的な政権の枠組みは? ちなみに私は 政界再編して自民一部+民主一部+公明が理想的かなと。 理由は保守系が安定した政権になりそうだからです。
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今回の選挙結果から見て、国民の多くは 自民にNo!をつきつけた訳でしょ? でも2議席しか減らしていない・・・と。 偏向報道というのは、マスコミが民主に 肩入れした報道をしたということで考えて 良いのでしょうか? それは確かに見受けられましたね。 私個人としては、前回のマニフェストを 政権与党がどこまで達成したか、民主が どこまで取り組んだかを報道してもらい たかったと思いました。 さて回答ですが (1)メリットは安定している デメリットは公明党がチェック政党になり得ていない (2)憲法論議では、充分考えられます。 民主はかなり意見調整できてないようですから 自民の一部と結託するかも (3)民主+社民+公明 ですかな 旧新進党のパターンが良いのでは?
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- A-11
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選挙の観点から書こうと思います。 (1)自公政権のメリットとデメリット メリット ・公明党が、自民党の一派閥(公明派?)になっていない。 おかげで、自公の勢力比には有権者の意志が反映できます。 デメリット ・連立相手と歩調を合わせるため、自公の違いが表面化しない。 したがって、あたかも自公を足して2で割ったような政党の単独政権に自分の党が吸収されたように、自公の支持者には見えるでしょう。支持者の減少を防ぐため自公が違いの表面化を望むなら、連立を解消しなければなりません。 両刃 ・過半数を維持できる。 メリットだけを見るなら独裁制の方が良いし、デメリットだけを見るなら未半数与党が良いでしょう。 (2)これから政界再編はあり得ると思いますか? 小選挙区 政党分裂はもう無いと思います。この制度は分裂した政党に絶望的なハンディを強いるので。どこも自公系と民主系の一騎打ちになるでしょう。 比例区 分裂のハンディが小選挙区と全然違うので、小選挙区とはまったく違う政党制が出来ると思います。民主は分裂して比例区では小沢党が復活するかも知れません。ここで共産などはしぶとく生き続けるでしょう。 全体 議席の半分以上が小選挙区制で選ばれるので、表面上は固定二大政党制になり、二大政党レベルの政界再編は、あっても1世代に一回限りでしょう。しかし、他の小選挙区制の国についても言えることですが、小選挙区制による二大政党は一枚岩ではなく、いくつかの組織票は二大政党間を行ったり来たりします。この組織票が比例区で政党として議席を奪るので、比例区政党の離合集散はあり得るでしょう。 (3)一番理想的な政権の枠組みは? キャスティングボートを握る単独少数政権です。未半数与党のデメリットは、野党が一致団結しただけで政権運営が出来なくなることです。左翼と右翼に挟まれた中道政党のように、キャスティングボートを握る位置にある政党は、どんな政策を提案しても野党の半数は賛成に回ってくれるので、政党規模に関らず安定した政権運営が出来ます。実際、単独未半数安定政権の例は北欧などにみられ、完全比例代表制を採用していたころのイタリアでは、特定の未半数政党がキャスティングボートを握る位置に居たため、その政党を中心に汚職構造が出来てしまった程です。イタリアで小選挙区制が採用された理由は日本とは逆で、政権を不安定にするためです。 日本のキャスティングボートは現在、自民党と民主党の境界をやや自民党寄りに彷徨いていると思います。そのあたりの政治家が小さな新党を作って政権を奪れば、野党に倒閣機能を残したまま独裁制権の安定性を備えた枠組みが出来ると思います。 しかし、国会での首相指名方法はフランス大統領選と同じ2回投票制、予選を突破するのは事実上2大政党の党首のみでしょう。小さな新党は首相を出せないのです。キャスティングボートの位置にいる人を選ぶ投票制度が必要だと思います。
補足
未半数与党という視点は参考になりました。ただA-11さんもご記入のように、未半数与党の政治姿勢が大事になるでしょうね。国民の視点を忘れずに、常に与党に対してチェック機能を持ち続けるような。。。そうすれば2大+1小の流れもいいかもしれませんね。互いが牽制しながらも、よりよい方向へ政治を向かわしめる、、ありがとうございました。
- sikakutarou
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マスコミの偏向報道についてですが、野党は政権を担当してい無いから基本的に批判のしようが無い。それに対して政権与党に対する批判は、政治の問題点を伝えるというマスコミ本来の役目である。年寄りくさい話になりますが私が子供の頃はもっと政権批判が強かった用に思います。政権党なのですからそれを上回る実績で国民に答えればいいだけのことです。 (1)自公政権のメリットですが、大衆という立場から言えばほとんど無かったと思います、又竹中氏によると後2~3年改革に時間がかかるそうです。デメリットは公明党は選挙に滅法強いため政権交代によるチェック機能が働かない事です。 (2)政界再編ですめば世の中平和でいいと思います。 (3)単純比較だと民主党単独政権がいいと思いますが、消費者主権をうたう全く新しい政党が出てくるのがいいと思います。
補足
質問趣旨から脱線しますが、はじめに批判ありきの報道姿勢がひっかかったのです。記憶するところ、数年前、年金は破綻し、給付水準維持なら保険料5万円、保険料維持なら給付額は雀の涙と言われていた年金制度が、今回の法案ではある程度運用できるまでになったのに、報道では「全く話しにならない制度」と言っていました。私もこの制度は万全とは思っていませんが、現状を踏まえて議論報道して欲しかったと思いました。(2)については政界再編だけでは終わらないとの見方ですか?
- aotarou
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この質問については客観的な回答はできないと思います。質問者も自民中心の保守政権を最良と考えていると思います。私は反自民党の観点から回答(というより意見)します。 (1)自公連立のメリット、デメリット ・メリット 自民党が悪法を通そうとしても公明党の反対で通らなくなる。 憲法問題、教育基本法等右傾化が心配されますが公明党にはこれらの問題で大いにがんばって欲しいものです。 ・デメリット 公明党の通したい法案は連立を維持させるために 何でも通ってしまう。公明党はマニフェスト達成度NO.1政党だと自賛しています。 (2)次の総選挙結果によると思います。野党が自公を過半数以下に追い込めばいくつかのケースによる民主中心の政権も考えられ政界再編もあるでしょう。 1つは政権を絶対離したくない自民党が民主党の一部を切り崩すことです。ただし民主党が単独で過半数を占めれば自民党の思惑も通じないのですが、民主の単独は難しいのでは。 2つは逆に民主党が自民党の一部に働きかける場合です。政権の旨味を知っている一部の自民議員は自ら民主に鞍替えするでしょう。民主は公明と連立を組むことも当然考えられます。 (3)連立政権は最初から組み合わせで議論されるものとは思いません。主義・主張や政策が異なっているから別の党であるわけで、それらの政党が組むわけですから重要な政策が一致するかで議論されるべきです。 (2)の状況になったとき 民主+共産+社民 或いは民主+社民に共産の閣外協力があってもいいでしょう。
補足
ありがとうございます。(3)ですが、ここ10年の再編状況を見ても決して主義主張で再編されたとは思えなかったもので。。特に自社政権などはその象徴的な出来事だったように思います。民主も左から右までいらっしゃいますしね。結局、求心力のある軸に糾合されていくのが現状ではないでしょうか?
(1) メリット:常に安定多数となるため、長期的視野に立った政策が打ち出せる。 デメリット:自民党にとっては、公明党の顔色を伺いながら政策を進める必要がある。 場合によっては、納得できないような法案でも公明党が望むのなら、国会に提出しなければならない。 今回の年金法案はそんな背景があるように感じます。 自民党としては反対だったんだろうな、と思います。 (2) 政界再編は大いにあり得ると思います。 チャンスは小泉首相の任期切れになる2年後でしょう。 多分、民主党を核に大きな変化があるものと考えています。 それまでは、何にも。 (3) そもそも連立する事自体が変則的だと思います。 上に挙げたように、自分としては反対だけど、連立を組む相手の希望で、不本意ながら法案を通す、というのは本来、政党としての体を為してないと考えます。 したがって、理想的な政権は、自民単独または民主単独、というのが私の意見です。 連立の相手に振り回されるのは、いい加減にしろよ、と言いたいです。
補足
確かに政党としての体をなしていないのはわかります。自民党の歯がゆさも・・・。ただ自民も民主も単独で過半数をとれない状況だと、より政策が近い相手と連携するのは不自然じゃない気もしますね。
- yoshi170
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今回は民主党の勝利でしょう。偏向報道ということは無いと思います。理由としては、 ・前回大敗の1人区で自民党と互角の勝負をした。 ・比例代表選で衆院選に引き続き第1党に。 ・共産党の議席が民主党にきたということは、二大政党制の確立への大きな動き→政権交代への大きな足がかりを築いた。 ・事前予測より伸びなかったが、それは自民に対する公明のてこ入れがあったため→対自民では大きく勝利。 ということが挙げられます。 さて、ご質問の件ですが、 (1)われわれ国民にとっては何のメリットもありません。本来連立政権というのは暫定的なものでなければなりません。主張が異なるからこそ別政党で存在するわけで、与党内での意見調整などで自民党が公明党に配慮する場面などはデメリットの典型です。 (2)今回の参院選で自民党が大敗をしなかったので、自民党が割れないという点で当面は無いと思います。 (3)これは難しい問題ですが、私は今の枠組みのままでもいいので、2大政党制が確立するのが良いと思います。質問者さんの枠組みだと55年体制の再来になってしまうような気がします。
補足
ありがとうございます。確かに2大政党への流れが顕著になってきていますね。新進党時代で成し遂げれなかった2大政党の流れが日本に定着するのでしょうか? 55年体制当時の枠組みは、自:社公民ですよね。私は民の一部(保守系)が自民の中道系と連携することが理想かなと思った次第です。55年体制は政治の未熟さから脱皮できなかった時代と捉えていますから。
補足
なるほど~ 民主+社民+公明ですか。。。面白いかもしれませんが果たして実現可能でしょうか?それこそ新進時代の徹を踏むことになりませんか?公明党がチェック政党になっていない・・・憲法論議が見ものですね。