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指先の花(世界の中心で、愛をさけぶ)について
映画を見てから、原作を読みました。 先日ようやく、映画版のほうのノベライズの 「指先の花」を読むことができたのですが、 その中で、律子が生年月日を言うシーン。 自分の生年月日を 「1975年2月17日生まれ」 と、いっているんですが、(P.136) これって、1977年の間違いじゃありませんか? 計算が合いませんよね 初版でく第3刷なのに修正されてないので気になりました。
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12ページでは1986年当時、律子は9才だったと述べられています。ほかにも9,76ページなどからすると律子は1977年生まれのように思えます。 一方、136,137ページで朔太郎は自分は1969年生まれで律子とは6つ違いと述べているので、それが正しいのなら律子は1975年の生まれでないといけないですね。 律子が自分の生まれ年を言い間違えた可能性もありますが、感情的に動揺している場面ではなく、どうもそうは考えにくいです。 やっと打ち解けることが出来て、ちょっとおどけているのかもしれませんが、それを思わせるような会話の続き方でもないですね。 手元の本は6月20日発行の初版第四刷ですが、上記の通りの内容になっています。 ところで、『初版第四刷』というのは「最初の版(印刷板)を用いて、4度目の印刷をしたもの」という意味だと思います。改訂されているとしたら『第二版第一刷』あるいは『改版第一刷』と表記されるのではないでしょうか。 初版第一刷は5月1日発行なので、改訂が間に合っていないのかもしれません。 片山恭一氏の原作小説には具体的な年代は出てきていませんし、ノベライズの作者は別の方で、さらに映画の脚本はまた別なので、相互に比較は出来ないようです。 残念ながら、これ以上のことは分かりません。第二版が出たときに疑問の箇所を調べてみられるとよいかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり、単に記載ミスのようですね。 一瞬「ん?」と、思ったので気になっておりました。 こういうのはどこにクレームを出してよいのか知りたかったですが、また別の機会に伺いたいと思います。 初版や第二版という意味も、理解できました。 ありがとうございました。