繰り返し単位のモル数について
次の問題の答えがどうしてもわかりません。
問い: 繰り返し単位の分子量が30の高分子がある。この物質の
塊9g(X)を分解したところ、繰り返し単位が2個つながった分子Aが
得られた。その後、さらに完全に分解したところ、高分子の繰り返し
単位と同じモノマーの分子Bが得られた。
(1)Xを分解したときのBの物質量を求めなさい。
(2)(1)よりXの分解で生じたAの物質量を求めなさい。
答えは(1)が9÷30=0.3molで、(2)が0.3÷2=0.15molとなります。
しかし、特に(1)が納得できません。9÷30で求められるのは
Bの物質量×(Xの中のBの個数)ではないのでしょうか。
この問題が載っている参考書では
繰り返し単位のモル数=(全体の重さ)÷(繰り返し単位の式量)
となっているのですが、この場合、繰り返し単位のモル数とは
全体である高分子を構成する一つの繰り返し単位のモル数を表す
のでしょうか。それとも、その高分子を構成するすべての繰り返し
単位をたし合わせたモル数なのでしょうか。この参考書では上記の
問題を読む限り前者とされているようなのですけれども。
以上の点、教えていただければ、幸いです。
よろしくお願いします。
お礼
理解しました、ありがとうございます。