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オルメサルタンとテルミサルタンの腎機能改善について
オヤジは10年以上の高血圧で、尿中微量アルブミンは110mg/Lです。 いまはテルミサルタン40mg/日で服薬中です。 もしテルミサルタンをオルメサルタンに変更したら、血圧を下げる同時に、尿中微量アルブミンの改善により役立ちますか? テルミサルタンは胆汁排泄型なので、腎臓 に対する負担が少ないと思われますが、腎機能への薬による改善も不足かも知れないと思います。
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何度もすみません。 腎症2期なら、排泄経路はあまり問題にならないと思います。 ARBは血中や腎のアンギオテンシンIIの作用を阻害し、 糸球体の輸出細動脈を開いて腎保護をするわけです。 排出経路での腎臓へ負担が増えるかどうかわかりません。 腎血管性高血圧などの腎動脈狭窄などの例では、 ARBを使うと、糸球体内圧が下がるので、 胆汁排泄型でも腎機能は悪化します。 排泄経路が問題になるのは、薬物血中濃度です。 主治医の先生が糖尿病専門医なら、SGLT2阻害剤は慎重に使うと思います。 糖尿病学会からこれほど沢山のrecommendationが出た薬も少ないです。 http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/recommendation_SGLT2.pdf メトホルミンもいい薬ですよ。
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- kyushuwalker
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オルメテックとミカルディスの腎保護作用の直接比較試験はないので、 なんとも言えませんが(降圧効果の間接比較はあります)、 降圧効果に関してはオルメテックに分がある気がします。 ミカルディスからオルメテックへの変更を悩むより、 十分な降圧を考える方が良いと思います。 不十分ならカルシウムブロッカーを追加するのがよろしいかと。 尿中微量アルブミン尿を測定していると言うことは、糖尿病ですか? スーグラなどのSGLT2阻害剤の腎保護効果はかなり高いです。 血糖コントロールも含め主治医の先生と相談してはいかがでしょう? 食事の塩分制限も良いと思います。 タンパク制限は0.6g/kg以下ぐらいしないと効果がないと、 先日某大学の教授が言ってました。
お礼
ありがとうございます。 2型糖尿病です。腎保護効果はかなり高いなら、服薬中のメトホルミンからSGLT2阻害剤への変更について先生と相談するつもりです。 降圧効果から言えば、オルメテック>ミカルディスですが、オルメテックの約40%が腎臓から排泄されるから、腎臓に負担をかけてしまう可能性がある(とくにすでに微量アルブミン尿の場合)と思います。一方、胆汁排泄型のミカルディスは非腎臓排泄型だから、腎臓に対する保護と改善作用が低いと思います。ジレンマです。 おっしゃる通り、十分な降圧、血糖コントロール、減塩食、タンパク制限はそれ自体が腎保護作用になります。
お礼
貴重なご意見をありがとうございました。 SGLT2阻害剤はケトアシドーシスリスク増加という米国FDAからの安全性注意もありますので、専門医は投薬できると判断された場合でも家族としては要慎重だと思います。