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イスラム法

イスラム法では「利子を取ることは禁止」なので、銀行はあっても利子は無いそうですが、 それならイスラム圏の銀行はどうやって利益を得ているのですか?

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  • bonkore1
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回答No.2

イスラーム法はアラビア語でシャリーア、原義は水場に至る道と表現します。イスラーム法のもとになるもの(法源)は10種類あるのですが、主なものは次の4つです。クルアーン(al-Qur 'an 読誦されるもの:いわゆるコーランです)次がムハンマドの言行録であるハディースそして律法学者が議論して出した結論がイジュマーこの3つでも結論が出ない場合は、最後の法源であるキヤース(過去の事例から推測して判断し、判決を下すという判例) で質問ですが・・・イスラーム圏において利子(取得)の禁止が明確化されているのは、トップの法源であるクルアーンに言及されているからです。(クルアーンには6か所言及されている) 利子はアラビア語でリバーといいます。ただしこのリバー=われわれの考えている一般の利子での理解は不可能です。なぜならリバーの原義が増殖するもの、増殖させるものであるので、ここから歴史上さまざまな解釈がされてきたからです。イスラム史においては4つの法学派が存在しますが、基本的には利子一般ではなくて、高利をさすものとして理解されてきました。さて現代のイスラム金融をみると利子は取っていません。方法はムダーラバと言われる方法を駆使します。これは事業者が出資者から貸しつけられた資金を運用し、その結果生じた利益を両者の間であらかじめ決められた割合に従って分配するといういわゆるリスクシェアリングの考えで運用します。イスラム初期ではリバーをリバーとしない法的手続きであるヒヤルが取られていた時代もありました。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.1

銀行と預金者の共同の利益としているようです。つまり銀行は日本と同じように融資して利益を得ますが、それに対する預金者の出資と考えるようです。結局は同じことですが言葉のあやというか、なんというか。 でもシャリーアをどれだけ厳格に解釈するかで変わるのでしょうね。私も知りませんがワッハーブ派のサウジアラビアとか、少し前までのタリバン政権下のアフガニスタンなんかだと存在できないかもしれません。

dhojskijai1
質問者

お礼

ありがとうございます。

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