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作曲できる人の意見を伺いたいです

ある本に次のようなことが書かれていたのですが、まったく的を射た意見だと思って 胸に刺さって離れません。 「作曲を志す人のなかで、何か自分という人間の中からどうしてもいいたいこと、書きたいことがその人の心の中にあって、それが歌を作るというかたちで出てきた人は本物だと思って間違いないでしょう。 中にはその逆で、作曲家という職業にあこがれて、「レコードを出したい」、「作曲家といわれたい」、「流行作家になってみたい」というカタチが目標として先にあって、そのために何かするという人がいますが、そういう人はニセモノだと見ていいでしょう。そういう人には、人々の心に残るよい曲は書けません。」 この本における本物と呼ばれる方の意見をぜひお聞きしたいです。 (1)自分は人生において苦しいときに何となく苦し紛れに作曲を始めて、 はじめのうちは書けていたのですが、 次第に作曲家という物にあこがれるようになるとともに 曲が書けなくなっていきました。 自分はニセモノなのでしょうか? (2)本物と呼ばれる方々にとって作曲とはどんなものなのでしょうか? やはり次から次へとメロディが頭をよぎるようになっていて、 愉しくて仕方ないのでしょうか? その他どんなことでも構いませんからご意見をお待ちしております。

みんなの回答

回答No.1

(1)について 作曲する時のモチベーションが何か?という話ですね。 何か伝えたい事があって音楽(曲)が生まれる、ということですが、 それは商業作曲家になって依頼主のオーダーに沿って曲を作る時も一緒です。 たとえば「女の子が戦う対象は幼女向けアクション作品」というアニメ主題歌の依頼があったとして、 曲を作る時には報酬目当てというよりは、その作品のお題に自分が何を感じて曲にするのか、ということを考えてさえいれば良いのだと思います。 仮にその時にカノンコードとかでいいんじゃね?と思ったとしても、「締切まで時間ないしコード進行はカノンコードでいいや」なのか「この作品にはカノンコードの荘厳さがふさわしい!」と思うのかとか、要は同じ結果であっても、その過程が問われている、ということです。 でも、作曲家にあこがれている、というものでも、例えば「筒美京平さんみたいなキャッチーなメロディ書きたい」って思って書き連ねていくのは立派なモチベーションだと思います。 (2)について メロディは湧いてきても、それが今必要なものなのかとか、今必要なのはこういう曲調じゃねーし、と自分はストックしないので、その時々での勝負事ですね。