※個人的な解釈と意見です。
宮内庁と直接天皇家のプライベートなお世話をする人たちとの関係は、必ずしも良好ではないという話はよく聴きます。
多分、状況としては、この天皇家に近い奥向きから話が出て、宮内庁が困っているということではないかと思います。
今上天皇は昭和天皇のお姿を念頭にお考えということは容易に想像できますが、今上天皇は、自ら宮中の伝統祭事を執り行われるということですし、何より大切にされていらっしゃると聞きます。
この祭事を滞りなく執り行うことと、確実に後世に伝えていくということを考慮すると、こういうこともありかなぁと想えます。
絶食したうえに水ごりしたり、深夜から早朝にわたる祭事を滞りなく執り行うということは、かなりの体力を要することは想像できますし。
昭和天皇は、晩年、代理を立てることも多かったといいますので、今上天皇はここにこだわっていらっしゃるのではないかと…。
代わって、私たちの解釈ですが、皇室典範の改正問題はいくつかの喫緊の課題を孕んでいます。
後継の男子がなかなか生まれないことにどう対応するか。
そもそもこのまま男系で皇統を維持していくのかどうかという問題もある。
これは旧華族を復活させるか否かという問題も孕んでいます。
陛下がお考えになっていることを邪推するのはばかられるのですが、陛下が天皇家の伝統としての宮中祭事を大切にする、ということは、神官としての伝統の上に天皇家の正統性を位置づけたいとお考えかもしれません。
だとすると、現政権としては、もし憲法改正の機運の中でこのようなおおみごころをリークさせたとしたら、改正のポイントを日本の伝統的信条を再確認して、この上で憲法改正をしたいと考えているかもしれませんね。
明治期という短いスパンでの歴史ではなく、1000年単位での歴史の伝統の上に立った新憲法ができれば、私はいいなあと思います。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
吉田修(株式会社Dream・Giver)
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お礼
実名でのご回答ありがとうございます。 おおみごころ・・・伝統を大切になさってるのですね。