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あじさいの色

アジサイの花の発色については多数の情報があります。要約すれば酸性土壌では青色、塩基性では赤色になるというものです。またアルミニウムイオンが関係するということです。 しかし、いずれも概念的で学術的には曖昧です。 私の庭で同じ株を2か所に植えて、一方は赤、他方は青になりました。土壌のPHを測定するとどちらもPH=5.8~6.0でした。(測定やPH計の誤差もあるので0.1 の精度はないと思います。) 最適なPHの値、アルミイオンについて(関係するなら)、イオン濃度の値など、学術的に再現性のある情報をお持ちの方があればご教示ください。 最適なPHとアルミイオン濃度(関係あるなら)が明確なら、それらと肥料三要素を含む溶液で水耕栽培すれば発色は必ず同じになると思われますが如何ですか。 結果が異なる場合は、それ以外の要因が絡んでいると考えられます。

みんなの回答

noname#252571
noname#252571
回答No.1

アジサイ綺麗ですよね。私も毎年近所のアジサイを楽しんでいます。 アジサイの色に影響するのは液胞pH、アントシアニン、アルミニウムイオンの3要素で決まるようです。 アントシアニンが多く含まれているアジサイは赤色が濃くなります。 アントシアニンが薄まればピンク色に。 その上で、pHとアルミニウムイオン濃度が高いほど紫~青へ変化します。 赤かろうが青かろうがアジサイのpHは酸性ですから、土壌pHでの調整は厳しいと思います。 アルミニウムイオンは明らかにアジサイを青くしますから、調整するならアルミニウムイオンでしょうね。 ただ細胞単位での調整が必要なので、残念ながらアジサイの色を調整することはまだ研究段階です。 アジサイ研究の論文がありましたので、よければ参照してください。 http://ci.nii.ac.jp/els/110006682807.pdf?id=ART0008707839&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1465695497&cp=

locusta
質問者

補足

ありがとうございました。 大変参考になりました。少し研究してみたいと思います。 重要な農作物は別として一般的な植物の栽培に関するNETの情報は観念的なものが多く右か左かの大雑把な判断くらいにしか役立ちません。逆に考えれば、判らないという事かもしれません。

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