エゴノキは通称チシャの木と云い鈴なりに白い花(園芸種のピンクもあり)咲かせます。
植えている場所によっては虫が卵を産み緑色の実の中にある種子に幼虫が発生します。
主に関西ではこの種子の中にいる幼虫をじゃこ(オイカワ、関東ではハヤ)釣りの餌にすると横の人は全く釣れなくなる程の効果があります。釣具店で売ってはいますが昭和30年頃で一個1円もしましたからおいそれとは買えません。
山へ行くと大きな木は幹回り2m程の巨木になり、実が落ちる10月には虫の入った実を拾えます。無論皆虫の入った実の採れる場所は秘密にします。(通称金の成る木)商売で何万個も採取して釣具屋に売る(奪い合いになる)人たちも居ました。昭和30年代で10~20万稼ぎ、当時の平均サラリマンの6~10か月分)
さて、お植えになっているエゴノキほ実(緑色の実)は採取して潰し、川に流すと魚が浮いてくる位の弱毒が含まれています。(サポニン:昭和20年代学生のころこれを池に流し、雑魚が相当数浮いてきましたが川に流したのは薄まって失敗しました)
昔は洗濯石鹸の代わりに使ったので毒性としては相当に弱いのです。
人間が死ぬことはありませんし(含有の毒についてはwikipediaででもお調べください)実が池に落ちたからと言って魚やカメなどが死ぬことはありません。
唯、お植えになったエゴノキが数本立ちの株なら3年もすれば倍以上に木立が増えるので根元から切ってしまう必要があります。
一本立ちのエゴノキなら大木に育ちますので、池の傍などは不向きかと思います。
ごく普通の土地にお植え下さい。(お植えになったのが園芸種なら大木にはなりません)
いずれにせよ実からサポニンが溶け出す(実がぐずぐず壊れたら少しは溶け出すでしょう)事がご心配なら(昆虫には影響があるかもしれません)池の傍では無い処に植え替えをお願いします。強い木ですから枯れる事はまず無いと思います。
お礼
ご回答をありがとうございました! 池ではサポニンの蓄積が懸念されますね。 サポニンがどのような影響を及ぼすのか、心配です。