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ATM18億不正引き出し事件の被害者は誰?
- ATMから18億円超が引き出された事件について、被害者については明確な情報はありません。
- この事件では、南アフリカの銀行から流出したカード情報が不正に使用されたとみられています。
- 具体的な被害者や被害者の種類に関する詳細な情報は報道されていません。
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質問者が選んだベストアンサー
(1) 南アフリカの銀行に口座を持っていた個人は保険が適用されるので被害がありません。また、南アフリカの銀行も同様に保険適用の対象となります。 ただし、今回の不正利用は南アフリカの銀行の情報漏洩によるものと事なので、この情報漏えいに関して南アフリカの銀行に重大な過失があった場合は保険適用外になる可能性があると思います。 セブン銀行等のATM設置会社にも損害ありません。ATMの経費については、偽造カードであってもATMの取引は成立しているので、キャッシュカードを管理している南アフリカの銀行(実際は、直接ではなくネットワークを介して)問題なく支払われます。 被害が無いことをセブン銀行も名言しています。 http://www.sevenbank.co.jp/support/info_notice02.html (2) > 実在する正しい情報が、不正に複数のカードに書き込まれた? この認識で間違いないのですが、謎が一つあります。 逮捕された出し子が「暗証番号」が同じだったと言っていること。 大昔の日本のキャッシュカードは、磁気ストライプ上に暗証番号が書かれていましたが、今はそんな事はありません。 まさか南アのカードは、今でもストライプ上に暗証番号があるなんて事は無いと思うのですが。
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- natsuanko
- ベストアンサー率59% (404/677)
No.3です。 今夜のNHKのクローズアップ現代+でこの件についてやっていましたね。 セブン銀行は、ATMでの異常な払い出し額を検知して、そのブランド(VISAかMasterCardのどちらかだと思いますが)の全ての取引を一時的に停止したそうです。 今回の情報流出は、ハッキングによるものの可能性が高く、暗証番号が全て同じになっていると言うのも、おそらくハッキングにより暗証番号が書き換えられたと言うことらしいです。
お礼
なるほど。つまり詳細は解明されていないもしくは公開されていないということなのですね。 ありがとうございました
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
被害者=損害を受けた者 ではないのです。 某国と違って、日本は罪刑法定主義で、刑法の構成要件に該当しないものは犯罪ではないことになります。 また、刑法の構成要件にはずれる人がどんなに損害を被っても、犯罪被害者にはしてもらえません。 お尋ねの場合、出し子は、偽造カードを使って、あたかも本人であるかのようにATM(の管理者たる銀行)をダマして現金を交付させているので、「詐欺罪」になります。 ATMの中からこっそり現金を抜き取ったのなら窃盗罪ですが、今回は堂々と現金の交付を受けていますので、窃盗にはなりません。詐欺罪です。 (正確には、電子計算機使用詐欺罪:ATMを操作することが銀行をダマしたことになるのか、という異論を回避するために制定。理屈は同じ)。 詐欺罪の被害者は、ダマされて(誤解して)財物を交付した者とされるので、ATMの管理をしている日本の銀行が被害者です。 その銀行は、偽造されたカードの元となるカード所有者の口座から現金を引き出しているので、実際の損害はないのですが、詐欺罪の被害者です。 また、ATMの管理銀行が、名義人の口座から現金を引き落としているので、損害は名義人にかかりますが、引き落としは契約に基づく正当な行為の結果で、名義人は「ダマされて」いないし、「錯誤に基づいて現金を交付」してもいませんので、詐欺罪の被害者にはなりません。 実際には、そのような場合カード会社が加入している保険で名義人は賠償を受けられるでしょうが、賠償されるから被害者でなくなるのではなく、もともと、「詐欺罪の被害者ではない」のです。 だから、仮に口座名義人に何か重大な過失があったりして、賠償金をもらえない場合だってあるのですが、その場合でも、名義人は被害者ではありません。「賠償金をもらえて損害がないから被害者ではない」とか「賠償してもらえないと被害者になる」というような変動はありません。 あくまでも、詐欺罪(電子計算機使用詐欺も)の被害者は、「欺かれて財物を交付してしまった者」です。 日本でも、Aのキャッシュカードを盗み、暗証番号を盗み見た者Bが、銀行CのATMでそれを使って現金を引き出したケースがありました。 このケースでは、C銀行がAの口座からお金を引き出したので、損害はAが被った(暗証番号を書いた紙をカードと一緒に置いたAの過失で保険は下りなかったらしい)のですが、被害者はC銀行だということになりました。 Aは警察に被害届けを出そうとしたのですが、被害者ではない(ダマされてもいないし、誤解によって現金を交付もしていない)ので受理されず、銀行に「被害届けを出してくれ」と頼んだようですが、外聞が悪いので銀行が届けを出し渋っていたと記憶しています。 詐欺罪は親告罪ではないので、結局警察は動いたんだろうと思いますが、そこまではわかりません。 > (2)何が不正だったのでしょうか? 正当なカードの使用権者(口座名義人:以下「本人」)でもないのに、あたかも本人であるかのように偽ってATM管理銀行を欺き、その銀行を錯誤に陥れ、現金を交付させた、点が、詐欺罪に構成要件に該当し、不正です。 (電子計算機を操作するための、不実の電磁気録を作って利用したことが不正:電子計算機使用詐欺罪) どうして欺けたのか、と言えば、お書きのように、「実在する情報」が複数のカードに書き込まれたのです。 カードに実在しないデーターをいくら書き込んで使おうとしても、ATMなどの電子計算機は動きません。
お礼
ありがとうございました
補足
>被害者=損害を受けた者 ではないのです。 すみません。質問が分かりにくかったのかもしれませんね。私の質問は「被害」という言葉の定義をしてくれというつもりはありませんでした。 詐欺グループが18億円を手に入れたということは、誰かの資産が18億円減っているはずです。それは誰なのか、どこからお金が移動したのかというのが質問の意図でした。 もしその点について何かおわかりでしたらまた教えてください。よろしくお願いします。
- oska2
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>ATMから18億円超が引き出された事件、あの被害者は誰なんでしょうか? 実は、セブン銀行などの偽造キャッシュカードを利用されたATM設置会社です。 南アフリカの銀行は、銀行の瑕疵がなければ「保険で補償」を受ける事が出来ます。 被害に遭った預貯金口座名義人も、瑕疵がなければ満額補償を受ける事が出来ます。 が、セブン銀行などはATM経費の補償を受ける事は出来ません。^^; >何が不正だったのでしょうか? 実在する伽種カードの情報が、白紙(表も裏も、何ら印刷されていない)のキャッシュカードに違法コピーされたのですね。 IC付キャッシュカードの場合は、コピーが難しいのですがね。 昔流行った「指紋認証ATM」だと、先ずこの事件は起きません。^^; 推測ですが、南アフリカのこの銀行の口座情報が大量に流出したのでしようね。 ハッキング技術は、民間・個人だけでなく「国家」も関与しているとの説がありますよね。 ※政府でなく、党・軍が運営している国も有る様です。 例えば、尖閣諸島問題・従軍慰安婦問題では、外務省とか防衛省のHPなどが攻撃を受けました。 例えば、TPP交渉・南シナ海問題ではアメリカ中枢機関が攻撃を受けています。 国家機関でもハッキング被害がありますから、民間攻撃なら(ハッキング知識があれば)赤子の手をひねるよりも簡単です。 数か月前までは、OKWAVEでも「勝手に画面が変わる事件」が報告されていましたよね。^^;
お礼
>あの被害者は誰なんでしょうか? >>セブン銀行などの偽造キャッシュカードを利用されたATM設置会社です。 なるほど。ありがとうございました
お礼
つまり、18億円を被るのは誰かという観点では、 ・南アフリカの銀行に過失なしと判断されたら保険会社 ・南アフリカの銀行に過失ありと判断されたら南アフリカの銀行 ということですかね。 ありがとうございました
補足
>逮捕された出し子が「暗証番号」が同じだったと言っていること。 私がもう一つ疑問に思っていたのは、その方向の点でした。それはカードの情報の数です。もしも1万件の口座から10万円ずつ引き出しだったら、不正を感知することが極めて困難だと思うんですよ。 一斉に使用禁止にできるということは、口座が一つもしくは少数だったのではないかと。1つの口座から5万円ずつ離れた場所からほぼ同時刻の引き出しだったら、100回の引き出でも明らかにおかしいですからね。 そういう事じゃないかなと。ただ、出し子が『「暗証番号」が同じだった』とわざわざ言っているということは、出し子ですらそれぞれのカードの口座が同じか違うか知らなかったのではないかと思います。 詳しい情報は少なくとも今のところは報道されていないみたいなので、この辺の内容に関しては、情報待ちですかね。