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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:多肉植物を、種から育て上げる事が出来た方おられます)

種から育て上げる多肉植物の育て方とは?

このQ&Aのポイント
  • 多肉植物を種から育て上げる方法について知りたい方必見!多肉植物の種から育てることは可能です。育て方や注意点などを解説します。
  • 種から多肉植物を育て上げる方法を教えてください。多肉植物の種まきから育て方まで詳しく解説します。
  • 夢を叶える!種から多肉植物を育て上げる方法をご紹介します。初めての方でも簡単に始められる育て方を解説します。

みんなの回答

回答No.1

結構いろんな種類で素人でも種子を採って実生で育てられる物はありますよ。 ただし、その個体次第で難しい物はあります。 原種で栽培が比較的簡単で「自家受粉の可能な物」なら一株から種子を採って殖やせます。中にはツヤカタバミの様に勝手に種子が付き勝手に種子を飛ばして、気が付けば周りの鉢に漏れなく同居していたりと言うツワモノも・・・。 そこまで酷くなくても、花が咲いた時に綿棒に花粉を付けて雌蕊にこすり付けておくと実が成り熟して種子が出来る物も多いです。ただし種子を付けるのには株の体力を消耗させてしまうのであまり行わない方が良いです。丈夫な性質の種類でかなり大きく育っている株であれば咲いた花すべてに受粉させてみて、成った実のうちの大きい物だけ3~5個くらい残しておき他は摘んで、残った実から種子を採る程度でしょうか。 中には同種でも他花受粉でしか種子が出来ない物も。サボテンの(サボテンは多肉植物の一種です)「月下美人」がそうで、自らの花粉では実が出来ません。以前は最初に日本に入ってきた一株から繰り返し挿し木で殖やされた個体ばかりだったので実は成らず種子が出来ませんでしたが、最近は外国から別の株が持ち込まれそれが普及しだしたので「確実に別の由来の株」と確認できた株との交配だと種子で殖やせるようになったそうです。こういう「種から育った株」同士の交配だと比較的受粉しやすくなるでしょうね。将来は月下美人の選抜個体や、見た目が違う個体などが普及してくれるかも。 交配由来の「品種」(要するに交雑種)の場合だと、自家受粉では種子が出来る物と出来ない物があります。交配由来だと不稔(種子が出来ない)の性質を持つ物も現れます。その不稔の性質も、雄蕊雌蕊両方の機能が失われている物・雌蕊だけの機能が失われている物があり、雌蕊だけ機能が無い物は花粉は正常で他の同種との交配は可能な物も。なので交配由来の品種物はまずは名前がはっきり解っていて、自家受粉も別の個体との受粉も可能と確認できている物なら種子が出来ます。でも受粉率はそれぞれ違うので実の数や種子の数が少なかったりはありますが・・・。 異種交配(産地や系統が違う種類同士)は受精しないか、逆に受精率が高いかのどちらかです。種類・品種の組み合わせ自体で様々。 総じて言えるのは自家受粉以外は、同じ植物でもたくさんの種類や品種の鉢を沢山栽培していないと開花が合わない事。よほどの強運でも無い限りは同種・同品種であっても別の鉢の個体との交配は出来ない事も。鉢ごとに開花期間がずれやすいんです。受粉させても受精しないで終わる事も多いですし、異種・異品種が20鉢以上はないと開花が揃わず雌蕊雄蕊の相性が良くて種子が出来るに至るまでは難しいかも・・・。 多肉植物の場合、種子を採るまではコツをつかめば結構簡単です。難しいのは種子を蒔いてから発芽させ苗を育てる期間・・・。 種子がかなり細かい物が多い、種子の発芽条件を日本で揃えさせるのが難しい、発芽した芽が土内の細菌に弱いなどから多肉植物は実生から株を育てるのが難しいんです。 充分に殺菌したその種類に向く土に粉の様な種子を蒔き、水で流してしまわない様に霧吹きなどで頻繁に水を与える、その間温度も保たなくてはならないので温室や器具の準備が大変なのです。使用する器具すべてを滅菌しないと発芽すらしない種類も有ります。このために素人では実生からの栽培が難しいのです。 ただし、条件と種類によっては比較的簡単な物も。私はハオルチアと言うアロエに似た多肉植物を交配させて自分オリジナルの個体を栽培しています。 以前ハオルチアをコレクションしていて50鉢ほどあった時です。 多肉植物は種類により状態により開花時期が違います(これは他の種類にもあります)。たまたま同じ時期に花が咲いた株が数鉢あったときに何度か挑戦し、一度だけ成功して10粒の種子が取れ、蒔き床に蒔いて3つ発芽し、その株が現在まあまあの大きさに育っています。 その時の種子親はピリフェラ系オブツーサ、花粉親はレツーサ系交配品種の‘寿宝殿’です。以前寿宝殿を種子親に使いましたが受精せず、今回花粉親に使ったところ楽に受精しました。 黒い小さな種子を、鉢底石を細かく砕いたような多肉植物専用土の養分を充分に洗い流した土を穴の無い容器に詰めて蒔き床にしてピンセットで並べ、種子を動かさない様に気を付け常時水をヒタヒタになるほど満たして発芽させ、ある程度大きくなるまでは水ヒタヒタのまま(ただし、大き目のスポイトで定期的に水を新しいものに入れ替えしていました)脇芽ほどの大きさに育ってきたら徐々に水を控えめにして時折液肥を規定よりも薄くして与えながら育て、葉がレツーサ独特の形なのに平たくは無くオブツーサの特徴が合わさってぷっくらした太った葉と言う面白い子が出来ました。 私が交配を試した多肉植物はハオルチアだけですが、他の種類の植物でも科自体(種類によりいろんな科に属すものがあります)強健で種子が出来易いものがあるでしょう。 目安は種類や品種が膨大にある多肉植物は交配可能で種子が出来易いのだと思います。サボテンや、ユーフォルビアの多肉性の種類がそうです。セダム類なんかは強健でいろんな属でいろんな種類や品種が多いので(花鉢のカランコエもこの類)交配自体は簡単かも。ただどれも種子蒔き・育苗が素人でもできるかどうかまでは解らず・・・。 ただし種子から育てられたとしても、基本的に(自家受粉・他科受粉・異種交配に係わらず)自分の所で出来た物は余所に流失させない方が良いです。種子から出来た物は元々あるものと特徴が違う事も多いので・・・。もし出所が解らなかったり由来の解らない個体が世間に出てしまうと、時々すでに似ている物があったりニセモノ扱いとなってしまったりで混乱を招くためです。特に親株の種類や品種が解らない物は誰にも譲らず自分の所だけで楽しんでください。 交配親のはっきり解るものでもあまり目立った特徴の無い物はご自分だけで楽しむだけに留めるのが良いでしょうね。もし自分なりに良いと思う物が出来て多くの人にも見て楽しんでもらいたいと感じたなら、まずはその種類の愛好会などにコンタクトを取り、詳しい方に見て貰って意見を聞いてみることが大切です。

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質問者

お礼

今回たくさん花が咲き、筆で受粉してみたりしました。 アリとかも受粉参加してるみたいです。 花が枯れて破いてみると、粉のような茶色の種みたいな物が落ち土へ蒔いてみました。 花が枯れてから、自然に種が落下した物もありまして、芽吹いたら、嬉しいですけど。 ご意見ありがとうございました。

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