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アブレーションをすすめられているのだけど,,,
5~6年前に初めて心房細動の発作が出て,8時間の点滴でようやく止まり、それ以来サンリズム(50mg/日)を服用しています。 先日,久しぶりに発作が出たのですが,今度のはWPWと心房細動が交互に出て、8時間の点滴で止まらず、結局電気ショックで止めました。 WPWの発作は小さい頃からありますが、それが病気と知らず、自分で止めていました。(発作はせいぜい30秒位) 今は正常なのですが、医者は早くアブレーションをした方がいいと言います。(サンリズムが50mg/日 から100mg/日 に増加) 私の発作はそんなに緊急を要するものなのでしょうか?とても悩んでいます。 * そのほか、現在,コートリル10mg、チラジン0,1mg、喘息の吸入(パルミコート4PUSH)、尿放症(デスモプレッシン) 使用。
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- minoraizu
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WPWとafがある場合非常に危険な場合があります ハイリスクのWPWといってafの脈拍がそのまま心室に伝わり 心室頻拍と同じ状態になります (通常はAVnode.HIS束で心房から心室に伝わる脈拍を調節する) 詳しい状況はわかりませんが、もし上記を指しているなら緊急性は高いと思います ただそれとは限らないのでそ、そこまで心配しないでください。 WPWのアブレーションはかなり確立されてきています ケント束が切れれば、大体の人の症状がうそのようになくなります あと病院はよく選んだ方がいいと思います 前年のアブレーション試行回数など調べて、やはり多いほうがうまいです。
簡単な言葉で記載します。WPW症候群は通常心臓の電気が通るところがひとつなのに、それがいくつもある(余分な副伝導路)ためおこります。ですからその不必要な副伝導路をアブレーションすればいいわけです。成功率もほぼ100%です。 しかしながら心房細動(AF)は厄介で、この原因も余分な刺激が心房もしくは心房につながる肺静脈というところからでてしまい不整脈を誘発してしてしまいます。 恐らく、慢性的なものではなく発作性心房細動(PAF)と思いますが、現在の段階では治療成績がよくありません。なぜなら肺静脈つまり血管をアブレーションすると血管が狭窄(狭くなる)してしまいますので肺静脈と心臓が通じている心筋を焼きます。 つまり肺静脈(血管)の根元をぐるっと円を書くように焼くのです。それによって肺静脈から出ている余分な刺激をブロックするということです。しかしながらいくら焼いても焼き漏れがでてしまうことがしばしばで再発してしまうという事です。 また心房につながる血管は4つあります。完治を望むなら、余分な刺激を出している血管の周りの心筋を全て焼かなければなりません。実はこれが容易ではないのです。アブレーションする際、ベーター刺激薬というお薬を注入し、わざとAFをおこさせ、レントゲンにて確認しながら焼いていくのですが、焼き漏れがおこったり、レントゲン長時間被爆するのでエンドレスで手術するわけにはいきません。 また肺静脈以外から不必要な刺激が出るケースもあります。じゃあ焼けばいいではないかと思いますが、焼きすぎると心臓の機能が低下してしまうというジレンマがあります。 長々と否定的な回答でしたが、心房細動治癒のためのアブレーションは少なくとも2回以上受ける覚悟で臨むという心構えが必要です。ちなみに私はWPWでアブレーション成功。心房細動は3回目にしてようやく発作が止まりました。 余談ながら、心房細動のアブレーションは長時間に及びます。受ける際は麻酔にて眠った状態で行ってもらうようDrにお願いする事をお勧めします。ちなみに私は3回とも麻酔下で行ってもらい、1回あたり約半日かかっております。
- hosinokoe
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私も3年ほど前、WPW症候群と心房細動の発作を一緒に持っていました。 同時に発作が起こると、ひどいときは脈が200を超えました大体130~200くらいを行ったり来たりで、冷や汗と息切れ、めまいが起こり特に階段を上ると立ってられなくなるような状態だったので、担当の医師から心房細動だけなら、まだ良いが同時に発作が出るのが頻繁になると命にかかわると言われ、(何でも、心室細動になったりするともっと危ないらしく)私は『今から10年ほど前には、アブレーションをやっても確実な効果が無いとその時診てもらっていた先生に言われた』と言いましたら現在の技術(手術当時3年前)なら成功率90%で入院期間も2~3週間で済むと言われ、手術してもらいましたが実際に入院期間は3週間で、手術跡も目立つことなく、現時点で再発の心配はまず無いと言われています(2年以内に再発しない場合は、まず再発することは無いそうです) 手術時間も2時間くらいで、アブレーションを挿入するときも局部麻酔なので終始意識もあります。術後8時間くらい(個人差有り)はベッドから動くことを禁じられます。(アブレーションを刺したところから血が止まるまで)その日のうちに動くことが出来ます。 心房細動は別の病気なので、WPW症候群を治療したからと言って治るものではないので、未だ発作を持っていますが、生命の危険は現時点ではよほど悪化しない限り心配ない、WPW症候群と心房細動の両方を持っていた時のほうがよっぽど危険だと言われました。 病院側がアブレーションの経験が豊富で安心できるところなら、手術してもらったほうが良いかもしれないと個人的には思います。(あくまで一個人の経験なので絶対とは言えませんが)
- ebisu2002
- ベストアンサー率59% (1878/3157)
元々WPW症候群の方が心房細動発作を起こしますと心電図上で偽性心室頻拍と呼ばれる波形が観察されることがあります。 時にこの波形から心室細動と呼ばれる命に関わる重大な不整脈に移行する危険があります。 カテーテルアブレーションは当初薬剤が無効な例に実施されていましたが、器具などの改良で成功率や安全性がかなりよくなりましたのでWPWの発作などでは心房細動を伴わない場合でも一般的に実施されるようになってきています。 薬剤にしても副作用の危険があり、アブレーションによって内服が不要となるメリットもあります。
お礼
回答ありがとうございました。お礼のメールを返す間もなく7月3日に発作が起こり、点滴でおさまらず、結局、電気ショックをしました。その後1週間入院して落ち着いたので退院。 ところが、自分でどうも違和感があり、しばらくして通院したところ、緊急入院。心臓が止まりかけていたそうです。その後は1も2もなくアブレーションの処置を受けました。 WPW症候群は解消しましたが、心房細動のほうは処置できず、現在、サンリズムを2錠服用しています。 早くお礼をと思っていたのですが、退院後も体調が悪く、今になってしまいました。本当に申し訳ありません。 【先日受けた人間ドックで、SRの値が(SPだったか)高いと言われ、また少し気落ちしていますが、今月18日の通院の際に、先生に伺おうと思っています。】 ebisu2002さんには本当にありがたい気持ちでいっぱいです。私のためにお忙しい時間を費やして答えてくださったものと思います。 感謝の気持ちでいっぱいです。 本当に本当に、ありがとうございました。
お礼
はじめまして。丁寧なアドバイス大変ありがとうございました。とても不安で毎日その事ばかり気にして暮らしていました。 実は、あの質問のあと急に不整脈がでてしまい、なかなか止まらず、電気ショックをしました。そのまま1週間くらい入院して、『大丈夫だろう。』ということで、一度退院したのですが、時々、気が遠くなったり心臓が止まっているようなかんじがしたりするので、病院に行ってみたら即、救急患者用の部屋に入院でした。死ぬ一歩手前でした。 そのあとは、有無を言わさずアブレーションの処置でした。1ヶ月ほど入院して、9月位から普通に生活するはずでしたが、体調がなかなか戻らず、10月からは、と張り切っていたら、風邪をひき、お返事が大変おそくなってしまい、申し訳なく思っています。 WPW症候群はなくなりましたが、心房細動は処置できませんでした。今も、日に何度か異常を感じますが、もうしょうがないと諦めています。 hosinokoeさんは、もう大丈夫なのですか? 何の病気でも、大変だなぁ。と、つくづく思います。 でも、お顔も知らない方からこんなに親切な回答をいただけて、とても嬉しかったです。 ありがとうございました。