昔の「かな」の表記は、現代の発音と1対1には対応していません。現在「チョウ(発音に忠実に書くならチョー)」と発音するものでも、下記のように何種類も異なる表記があります。この中には昔は異なる発音だったものもあります。
てう:朝(朝廷の「チョウ」)・調(租庸調の「チョウ」)・鳥(動物の鳥の「チョウ」や鳥目【銭を意味するチョウモク】の「チョウ」)
てふ:蝶(胡蝶の「チョウ」)・「…という」という意味の「チョウ」
ちゃう:庁(検非違使庁の「チョウ」)・長(長者の「チョウ」)・帳(とばりの「チョウ」)
ちょう:重(重陽の節句の「チョウ」)
ご質問の「雷鳥」は鳥の種類ですので、「てう」であって「てふ」ではないと考えられます。
お礼
おうやはりそうでしたか。 ありがとうございました。