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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:江川や元木と比べて長野や菅野が野次られない理由)

江川や元木と比べて長野や菅野が野次られない理由

このQ&Aのポイント
  • 江川や元木が野次られた理由とは何か?長野や菅野はどうして野次られずに済んでいるのか?その決定的な違いを考えます。
  • 阪神ファンによる野次が特に凶悪だった江川や元木に対して、長野や菅野はなぜ野次られずにすんでいるのでしょうか?その理由を探ります。
  • 江川と元木は他球団のファンに野次られ、辛い経験をした一方、長野や菅野はそのような扱いを受けていない理由は何なのでしょうか?違いを考えてみました。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero4649
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回答No.4

他の方が指摘しないことを書けば、「巨人の人気」がものすごく様変わりしたというのも大きいと思います。 特に江川が指名された当時のプロ野球といえば巨人の人気が圧倒的で、巨人戦は全試合テレビ中継されて視聴率が20%30%は当たり前。野球期間中のスポーツ新聞の一面は大阪はタイガース、それ以外はジャイアンツで、テレビのスポーツコーナーも巨人戦が映像付きで報じられた後は他の試合はテロップで紹介されるだけでした。フジテレビがパリーグの試合も映像付きで時間をかけて報道した「プロ野球ニュース」が画期的と話題になったのは、江川の入団騒動の後となります。 そのくらい巨人の人気が飛び抜けていて、変な話プロ野球選手になりたい人ならほとんどの人が巨人の選手になりたいと思っていた時代に、どんなにえげつない手段を使っても巨人に入ろうとしたのはやはり世間の反感を買うのは仕方がないと思います。元木のドラフトも89年。まだ巨人の人気が圧倒的だった時代です。 それに比べれば、今ははっきりいって巨人の人気は落ちました。誰もが応援するチームではなくなったのです。80年代までは、野球に興味がない女の子でも「巨人の選手は知ってる。あと掛布とバースは知っている。あとは知らない」という感じでしたが、今は野球に興味がない女の子は大谷君くらいを知っていればまあいいほうではないかなと思います。 昔はプロ野球チームのない地域では巨人ファンが当たり前でした。九州、東北、北海道では巨人ファン以外はほとんどいなかったほどです。でも今は九州はだいたいホークスファンだし、東北もイーグルスを応援していない東北人はまずいないというほどだし、北海道ではファイターズが基本です。私は北海道に親戚がいるのですが、昔は北海道ではほぼ全員巨人ファンでしたよ。でも今は町のサウナで映されるテレビ番組は、どこでもファイターズの試合中継なんです。しかも札幌ドームのホームゲームだけじゃなくて、アウェーのゲームも中継されているんですよね。 一方でジャイアンツの試合ときたら、視聴率30%稼いだのは今や昔、もはや親会社の日テレでさえ中継してくれません。たまに生中継してると思ったら週末のデーゲームだったりします。後ろに笑点があったら延長もしない・笑。 その部分は大きいと思います。そのせいもあって今の若い子は巨人や阪神といったチームより、自分の地元のチームに入りたがる傾向が強くなりましたよね。今、九州出身の子ならだいたいホークスに入りたいと思うんじゃないかしら。

mozart777
質問者

お礼

そのポイントは大きいでしょうね。今甲子園の、阪神巨人戦なら阪神が好調の時で8割以上、普通で7割から8割、巨人が強く阪神が弱いときでも阪神が7割占めています。昔はバックネット裏から左半分巨人ファンでガッチリ満席でした。江川問題があった頃から阪神ファンが3塁側に混ざるようになりバックスクリーンの左中間側にも阪神ファンが混ざるようになりました。昭和60年のシーズン後半以降7割以上阪神ファンがみたいな雰囲気に変化しました。それから小林繁が悲劇のヒーローになりそれまで巨人ファンだった人で阪神に鞍替えした人が多数いました。(小林繁は鳥取出身ですが昭和52年まで巨人ファンが圧倒的だった鳥取県を、大半が阪神ファンの土地に変えてしまいました)きりがないですがオールド巨人ファンの中には江川を「個人的に嫌い」と思っている人も結構います。千葉県在住のオールド巨人ファンで、長嶋信者の知人が「巨人の伝統を壊した江川と王の1、長嶋の3を背負っている千葉県出身の掛布が対戦したら掛布を応援する」と言ってました。(その人はその後阪神ファンもやめて、今の野球に興味を失っていますが千葉県の都市部に関東にしては阪神ファンが見つかるのはこれが大きな理由でしょう。北海道、東北、博多近辺以外の九州は巨人一辺倒だったのは昔話。北海道は日ハム、東北は楽天(巨人ファンが割りと多い地域は残っていますが)、九州はソフトバンクになってしまいました。昔巨人一辺倒だった北陸は巨人人気が健在ですが阪神ファン、中日ファンも多いです。東京は比較すれば巨人ファンが一番多いですがバラバラです。東京以上に巨人ファンの割合が高い北関東や新潟も、案外ヤクルト辺り、結構多いですよ。

その他の回答 (3)

  • uniquepro
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回答No.3

ファンの資質が変わったのもありますが、江川や元木と長野・菅野と何が違うかと言えば、ドラフト前後の歴史の違いだと思いますよ。 かつてプロ野球は完全な自由競争で選手を獲得してきました。当然ですがよほどの意志がない限り金満球団に選手が集まる傾向になるのは致し方なく(プロ野球では2リーグ分裂後の大阪(現阪神)から毎日オリオンズへの大量引き抜きは、本来プロなら”当然の話”。引き留めるカネがない大阪(阪神)が悪い)、またそれが「プロフェッショナルスポーツ」の本来の姿です。選手獲得の平等・平均は実は本質からは離れた姿だと言えます。カネがあるからいい選手を獲る、カネがないからそこそこの選手をいい選手に育てて金満チームに売る。本来プロリーグとはこれを究極に突き詰めていくべきだと思います。日本は中途半端に地元愛だの浪花節だのと入っているので、プロリーグとしては各競技とも非常に歪な姿を世界にさらけ出しています。 それが名目上各球団間戦力の均衡化、実際は試合中継・結果報道のコンテンツとして有名選手の分散を望んだマスコミの意志が大きく繁栄されて、ドラフト会議というものが作られました。江川事件は、その球界・マスコミの意図を初めて「敢えて」破ったことで、現在もバッシングの対象となっています。まして関わったのが伝統的ライバル球団の巨人と阪神ですから。 (むしろ本来阪神以上に江川事件の被害者であるはずの高卒・大卒時に指名した2球団、阪急(現球団は…ないですね。生き残ったのは近鉄から分派した2球団ですし)とクラウンライター(現西武)関係で江川へのヤジは少なかったと記憶します。江川に限らず当時は指名選手の拒否は日常茶飯事、特にパリーグはその環境から拒否される例も多かったので江川個人・巨人を恨む筋合いもないかと) さらに元木大介と大森剛の関わったドラフト会議。かつては有力選手は競合してでも指名するのがドラフトの流れだったのが、この辺りで球団としての需要とアマ側の供給にズレが生じてきます。巨人にとって当年必要な戦力は将来性豊かなスラッガーではなく、当時の球団に何世代も横たわった大問題、球団そのものの人材確保だったわけで。結果的に巨人の大森剛の指名・獲得は大当たりだったわけで(今やドラ1の箔も付いて球団幹部への道を着実に進んでいる。多少野に下って経験を積めば定年前に球団上級幹部確定)。一方元木については大学や社会人というアマ組織に身を置いてしまうと次期ドラフトへのインターバルが必要になってくる。そこへ最短でのドラフト指名が可能な「浪人」という道を選んだ。 何がまずかったかと言えば、上記江川卓の時も「高卒・大卒の後に浪人をした上での3度目のドラフト指名を蹴った上で空白の一日問題を起こした」こと。元木の浪人してドラフト指名を待つ手法自体が江川のそれと被ってしまい、元木への批判が上がってしまった。もっとも、嫌悪したのは当時のダイエーファンだけで、現在江川・元木両氏ともにそれほど嫌悪されているわけではないのが救いですが(そういえば元木はどこへ?そろそろ出てこないとあらぬ腹を探られることにも…)。ソフトバンクに代替わりしてから元木への否定的印象もかなり薄れています。特に小久保・松中・城島の強力打線、さらに斉藤和巳・和田・杉内ら先発陣を要したダイエー黄金期からのファンは、そもそも元木とホークスの因縁さえ聞かされないと知らないということも。(福岡移転黎明期からの)ホークスファンにとって暗黒時代と言える田淵監督時代の指名の上、当時のホークスファンも元木も”田淵が嫌い”だったという、利害関係の一致も印象を変える要因の1つだったのでしょうか。 一方、長野久義(どうしてもちょうのと打つとI’mCHONO!の蝶野が先に出るのはまだ知名度で劣っている証拠か)と菅野智之。この両選手へのヤジが甘いのは、元木からの期間に「逆指名制度」が短期間ながらも実施されたことでしょう。結果的に両選手の前世代の選手(巨人なら内海や阿部、現監督高橋由伸など)は大卒社会人からのドラフトなら自ら望む球団に苦もなく入団することが出来た(内海は高卒時に指名拒否していますし、そこに色々あるという報道もありますがここでは割愛)。一方で長野も菅野もその制度終了後のドラフトだったため、江川や元木のように指名球団を拒否しても、指名した球団ファンには恨まれましたが、大部分の野球ファンからすれば多少なりとも同情が集まったのは否定出来ません。それが江川・元木とのヤジの差でしょう。 あとは遠回りと言えるドラフト拒否時のルール通り2~4年のインターバルを複数回経ているからでしょう。特に長野は大卒(日本ハム拒否)から社会人(ロッテ拒否)まで経てのドラフトなので指名時に年齢がいっているし、菅野は江川・元木と同じ浪人といっても大学の施設を借りて練習するだけのほぼプー太郎状態(家系上経済的な心配はなかったでしょうが)。さらに菅野にとって幸運だったのは、大卒時の指名拒否の際、菅野と同等の高評価だった野村祐輔・藤岡貴裕両投手が、入団した広島・千葉ロッテで入団時に戦力として使えたこと。この両投手が入団後カスだったらおそらく次期指名時の菅野の評価は落ちていたでしょう。評価が落ちてしまうと巨人からの指名落ちのリスク・他球団から下位指名される別のリスクを負う結果になりますし(浪人して下位指名で拒否では格好付きませんし)。 後は見た目の印象もあるでしょうか。ふてぶてしい江川・元木、に対して顔だけは好青年そのものの長野、家系はともかく顔は伯父に似ず純朴な菅野…顔で嫌う要素があまりない両選手とも言えます。 長文失礼しました。

mozart777
質問者

お礼

なるほど、と思って読みました。

回答No.2

 過去の江川問題などの反省や指名される側の人権(?)なども考慮され、大学生と社会人に対しては「希望入団枠制度」が適応されるようになりました。それも1993年から2006年に渡る長期のものでした。しかし諸問題が発覚し、結局は2007年に廃止され現在に至ります。長野はこの方式の最終年2006年のドラフト指名選手に該当しますが、巨人は他の選手をこの方式でとっています。これはもうその時の巨人の方針なので仕方がないでしょうね。  希望入団枠制度が無くなったとはいえ、14年にわたって続いた制度です。我々ファンの頭のなかには「有力選手は好きな球団に入団できる」という概念が今も多少残っているのも事実ですし、FA制度も開始当初から随分ゆるくなってきた印象もあります。  菅野に関して言えば、日ハムはもちろんルールを守って指名したわけですし、もちろん入団させることができると判断した上での1位指名だったのでしょう。業界の掟を破ったとも言える行為ですが、日ハムの勇気も認めてあげたいですし。  そういう流れもあって、一球団に思いを馳せて入団にこぎつけ、なおも実績を残しつつある選手に「ヤジ」を飛ばす人が少なくなったということではないでしょうか。もちろんこういったネットというものが昭和の時代にはないですし、現在ネットでは現場での「ヤジ」以上の強烈で下品な言葉が飛び交っているのも事実ですが。もちろんこれは菅野や長野に関することではありません。

mozart777
質問者

お礼

確かにそうですね。

  • hv9V8ZDj
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回答No.1

昔に比べるとファンがおとなしくなったとか? 後は、江川や元木はアマチュア時代に全国区のスターですが、 長野、菅野はスターではないのが関係しているのかな、と思っています。 長野の場合ですが、 そもそも巨人と相思相愛ではなく片思いをし、2度断っているだけですよね。 3度目のドラフトで巨人が(折れて?空気読んで?)指名した、というだけの話で 江川や元木とは入団の経緯が違うのではないでしょうか。 入団できてよかったな、って思っている人もいそうですし。 菅野については、野次られても仕方ないと思いますが、 ルール云々はともかくとして、 原元監督の甥だから、とかが関係あるのかな、と思っています。

mozart777
質問者

お礼

長野は、高いレヴェルで超一流には今一歩感もありますが一年目からプロで通用しています。走攻守揃っています。ただプロの目から見ると欠点も見えるので(詳細は野村克也氏が指摘。端的に言えば打てるコース、球種は多いが打ち気が強すぎてボール球を振るからいい投手にとって打ち取りやすい)巨人に必ず上位指名されるとは限らない選手だったかもしれません。仮に巨人に入れない場合の事も考えて周辺が、阪神と接触した噂もあるくらいです。菅野はプロで一流に通用すると言う評価は満場一致で受けていました。他球団が改めて横槍を入れる余地、菅野が他球団に入団する可能性は元々なかったでしょう。菅野と長野でも立ち位置が多少違いますね

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