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なぜ日本の客船造船だけ落ちぶれてるの?
下記のニュースを見て驚きました。 以前に三菱造船所で豪華客船建造は赤字数百億円とかの報道を見ました。 巨大タンカーの建造と異なり豪華客船は客室のドアの建付けからして依頼主からの厳しい指摘がありとても難しいと聞きました。 このような技術は手先の器用な日本人の得意分野だと思ってましたが(よくTV番組「和風総本家」を見てます),所詮日本人だけ思い込みだったのでしょうか? 現実は日本の客船造船技術は大したことはないのでしょうか? それとも仏での現場の熟練工は皆日本人なのでしょうか? それなら納得できますが。 やっぱり本気出した欧米勢には所詮太刀打ちできないのでしょうか? 世界最大の客船引き渡し、超豪華内装もお披露目 仏 www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E5%AE%A2%E8%88%B9%E5%BC%95%E3%81%8D%E6%B8%A1%E3%81%97%E3%80%81%E8%B6%85%E8%B1%AA%E8%8F%AF%E5%86%85%E8%A3%85%E3%82%82%E3%81%8A%E6%8A%AB%E9%9C%B2%E7%9B%AE-%E4%BB%8F/ar-BBsZRZG#page=2
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- oska2
- ベストアンサー率44% (2301/5116)
>所詮日本人だけ思い込みだったのでしょうか? 世界的な基準で言う「豪華客船」の技術・経験は、戦後の日本には存在しません。 戦前は、太平洋・大西洋航路を多くの国産客船・貨客船が航海していましたがね。 三菱造船も、戦後70年のブランクはどうしようもありません。 石油タンカー・LNGタンカーとか大型貨物船建造については、多くのノウハウを持っていますがね。 >現実は日本の客船造船技術は大したことはないのでしょうか? 客船の技術は、未だ世界レベルには達していませんね。 タンカー・貨物船・貨客船・大型フェリー技術は、世界水準ですが・・・。 >本気出した欧米勢には所詮太刀打ちできないのでしょうか? 欧米人で豪華客船に乗る客は、とんでもない大金持ちです。 一航海で、数千万円を使う事は普通の事です。 このセレブ顧客の趣向に見合った設備は、日本人の感覚では無理がありますよね。 東京都知事でも、7泊程度のヨーロッパ海外視察と言う名の公費旅行は(たった)数千万に過ぎません。 海外のセレブ側から見ると、「何故、東京都知事の旅行費を問題視するのか理解不能」なんです。 こんなセレブに合った設備を必要とする客船です。 「餅は、餅屋」を、地で行っただけの事。 ただ・・・ 今回の「大赤字」は、船主に引き渡す前(建造中)に「数回、火災」を起こしていますよね。 これで、納期が大幅に遅れました。 契約不履行の違約金として、毎月数億円を支払っています。 赤字の原因は、この違約金です。 まあ、これで三菱造船も「やっと実務経験が出来た」のです。 非常に高い授業料になりましたが、この経験は次に役立つと思いますね。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7982)
建造中の事故が比較的多いからかもしれませんね。火災が起これば、それだけで商品価値が落ちて赤字になるはずです。高価な船だけに失敗が許されないのですね。 豪華客船は値引き商戦で顧客を増やす過当競争が激しいようで、地中海で大事故を起こした客船もありましたね。薄利多売になっているのではないですか。 利益が薄くなるほど、建造費用も削減されるわけで、無理な発注が多いのかもしれません。航空機とは正反対の市場ですから、経営が難しいのかもしれません。バブル期と違って、お金持ちが減っているのが大きいのでしょう。
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どうも有難うございます。お蔭様でとても参考になりました。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
日本の職人に見合った金額を出してくれる依頼主じゃなかった、というだけ。 依頼主の目を満足させるだけのレベルなら、日本人の職人レベルもいらない、というだけ。 ご質問の思い込みの部分を抜けば、全ての謎は思い込みでしかなかったことが導かれる。
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私の記憶の範囲内ですが、80年第に円高が進み造船を初め大企業が海外に会社を設立したり、船籍を海外に移して居ます。造船会社に勤務されていた方々も出向され地方経済に多大な影響を与えたと記憶して居ます。
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どうも有難うございます。お蔭様でとても参考になりました。
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どうも有難うございます。 > 戦前は、太平洋・大西洋航路を多くの国産客船・貨客船が航海していましたがね。 > 三菱造船も、戦後70年のブランクはどうしようもありません。 とても参考になります。 戦闘機開発技術と同じで戦後は豪華客船開発技術も封印されたのでしょうか(アメリカによって)?