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国際通貨と基軸通貨の違いは
国際通貨と基軸通貨の違いを教えてください。
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国際通貨は、IMFなどが、国際間の決済を認めている通貨のこと。いろいろと省いていうと、国際機関からその通貨で借金ができる通貨。 IMFは中国元は認めてないけど、別の世界の多くの国が入った投資銀行が決済通貨に元を入れたから、元も国際通貨と言えるようになっています。 IMFも毎年認める話がされてて時間の問題のような気も。 自国通貨が国際通貨になるメリットは、外貨を減らさずに国際取引ができる点です。ただし、その国の通貨の安全性を保証するのは基準通貨であるドルの保有高です。いつでもドルに変えられるのでその国の通貨「でも」取引して大丈夫とみなされるわけです。 基軸通貨は、各国が準備する外貨の主たるものを指します。ソ連と共産圏が崩壊したあとはドルしかありません。 もともとは金本位制で、貨幣の価値を金に依存させていましたが、ニクソンショックでドルの換金を止め、各国がそれに準じました。金の代わりに貨幣の価値を支えるのが外貨準備高になり、その外貨の標準、指標の位置に付く通貨を基軸通貨といいます。 自国通貨が基軸通貨になると、世界中の国がその国の通貨を保有します。経済規模が大きく、貿易高が大きくなるほど、各国が持たないといけないドルの額は大きくなります。 つまり、世界経済が大きくなる分、基軸通貨の国は貿易赤字(経常収支での赤字)を毎年出さなければなりません。そうしないと世界の国々がドル不足で経済が止まってしまいますから。 これ、言い換えると、自国の通貨が基軸通貨である限り、世界経済が成長する分のドルが黙ってても自国に手に入るということです。もちろん自国の通貨ですから、外貨準備なんて要りません。必要な分、刷ればいいんです。 アメリカは基軸通貨であることを実現するために、世界のどこにへも軍隊を送り、自国の経済システムを支持する国を増やしてきました。 圧倒的な利益を守るために、鐘の代わりに血を流してきたわけです。 この立場に並ぼうというのが中国なわけですね。元を基軸通貨にできれば、国内経済なんでどうとでもできます。そして、基軸通貨になる条件は建前上は通貨としての公平性、透明性と言ってますが、実際は純粋な軍事的な実行力です。
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- hekiyu
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国際通貨とは、国際取引や為替取引に使用される通貨のこと で、基軸通貨も国際通貨と言われています。 質問者さんが訊きたいのは、国際決済通貨のこと ではないですか。 額面価額のとおりの価値を広く認められ国際市場で他国の通貨と 容易に交換が可能な通貨のことをハードカレンシー(国際決済通貨) と呼びます。 これには、ドル、ユーロ、ポンド、円、スイスフランが あります。 基軸通貨とは、国際通貨の中でも中心的役割を果たしている 通貨のことです。 また、これらと混同しやすいものとしてSDRというものがあり、 去年、中国が認められました。 中国は、将来の基軸通貨を目指していると言われて います。 以上wikより。
お礼
色々あるんですね。
お礼
軍事力があることが重要なんですね。