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中国の太平洋進出を豪国が協力か?

米海兵隊が南シナ海をにらんで巡回駐留する豪北部ダーウィンで、駐留拠点に近い港湾を中国企業に99年間貸与する契約が締結され、米豪関係がギクシャクし始めてます。 米豪との同盟国の間にくさびを打ち込んだ中国の動きは、対米防衛戦を意識し戦力展開の目標ラインである第一列島線及び第二列島線などのように中国の軍事戦略の足掛けの準備として、中国軍のフロント企業を進出させていくのか?と勝手に想像してしまう。 因みに、港湾貸し出しについて、米国務省が豪国において秘密裏に世論調査を実施した結果、リスクが「大いにある」43%「多少ある」46%に対し「ない」は11%に止まっている。 このことについて、豪政府はあくまでも「経済効果だ」と主張! 親日派のアボット前総理を昨年9月に党内クーデターで引きずり降ろした親中派であるターンブル現総理は、対中でのビジネスで大成功を収めた人物である。 今後、オーストラリアは対米から距離を置いて、対中路線へと傾いて行くのでしょうか? 皆さんは中国側、オーストラリア側をどう思いますか?

みんなの回答

  • 92128bwsd
  • ベストアンサー率58% (2275/3919)
回答No.4

この件は、大きな話になっているし、南シナ海の安全保障と言う意味では懸念は大きいと思いますが、なぜ今回の事が起こったかと言うと政治的な意図は無いと思います。日本でも中国人や中国企業が不動産を買い漁っていますが、例えば防衛庁や米軍、自衛隊の基地の近くに中国の会社が土地を借りるのと同じような話で、日本でどう言うルールになっているかわかりませんが、そんなに厳密なルールが有るように思えません。 今回のリース契約は、オーストラリアではなく、財政難に悩まされ、政府の補助金もかなり受けている、ノーザンテリトリー(州都ダーウィン)の収益を改善させるために行われていて、落札した中国企業も含め3社が参加しています。このディールにあたって一応オーストラリア軍の審査も必要だったようですが、外国政府などとの取引と違って私企業との取引はそれほど厳しい審査ではなく、結果中国企業があっさり競り落としたと言うことのようです。これは昨年の11月の話でその時点でオバマ大統領はターンブル総理にクレームを言っていたようです。最近になってオーストラリアでは州の重要資産の取引では仮に私企業とであっても国のチェックを受けないと行けないように法律を改正しました。 今回の中国の会社が軍のフロント企業と言うのは恐らく言い過ぎで、企業としてビジネス収益を追求する会社のようです。ただし、中国の企業の場合政府や軍の影響が無いことは無く、この会社もWebサイトを見ると政府、軍に協力的なようだと言う事です。 オーストラリア政府としては ”しまった”と言う感じでしょう。 アメリカ政府としては、”オーストラリアしっかりしろよ”。 ノーザン・テリトリーとしては、”金が必要だし、正式手続きを踏んでのこと。リースしてわかる程度の機密は、その土地にどどまっていればわかるだろう” 中国政府は”してやったり”でしょう。 って言う感じでしょう。 でも実際には、アメリカこそ大量の中国人の留学生や企業職員を抱え、政府機関の中にも中国系アメリカ人で中国政府とつながっている人達がたくさんいると思われ、潜在的なリスクにカリカリしていると言うのが本当のところでしょう。

noname#218039
質問者

お礼

フロント企業とはマスコミでこの報道で使用していた語句です。 自分の言葉ではありません。 しかし、自分の回りには在日ではありませんが、不審な中国人が沢山居ます。よく警察官が訪問したり、連行されたりします。噂では空き巣の常習犯らしい。 全国の防衛省施設(自衛隊)付近での中国系企業施設の大半は駐屯地全域等を一望出来るほど高い建造物が多いそうです。 自分も中国人が自衛隊駐屯地外柵付近で飛行物体(ドローン?)を操作をしているところを目撃してます。 携帯の動画を警察へデータ添付したことあります。 在日中国人とは深い関係も無いとのことです。 また、全国的には双眼鏡を持っている情報も上がっているらしい。 特に対馬警備隊は常に監視されてます。朝鮮系なら理解できますが中国系ですからね。 しかし、日本でも沖縄には中国系による不審な情報はないらしいです。 悠長に安易に構えるのも良いですが、彼らは共産主義者です。 疑う日本人が居てもいいのでは? 有り難うございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.3

どこの国にも隠れスパイはいます。戦前の日本にもアメリカにも赤はたくさんいました。今もいるでしょう。民主党(民進党だったっけ)なんかかなり怪しい。オーストラリアだってもちろんいますよ。

noname#218039
質問者

お礼

スパイですか? その視点は持ち合わせてませんでした。 米中が太平洋を分割する計画に世間を騒ぎ立てました。 案外、真面目な話だったりして! 有り難うございました。

noname#224207
noname#224207
回答No.2

経済が政権の足かせになっているのは世界共通の現象です。 日本も景気が回復しているのいないのと政権を攻めたてています。 外交など選挙の票になりません。 同盟国にクサビを打ち込んだのどうのということに選挙民は関心を持ちません。 いずこの国も変わりません。 >中国軍のフロント企業を進出させていくのか?と勝手に想像してしまう 勝手ではなく実態でしょう。 フロント企業という発想そのものが自由主義経済下での日本人の発想です。 中国は共産主義国家です。 経済も外交も政権の指揮下にあります。 オーストラリアは国土の割りに人口が少なく内需は期待できません。 経済は輸出に依存しています。 その貿易相手国のナンバーワンが中国です。 日本は2007年に追い越されています。 中国経済の減速に最も深刻な影響を受けているのがオーストラリアです 参考 オーストラリアの貿易相手国 貿易総額 中国 20.7% 日本12.1% アメリカ 9% 輸出   中国 26.1% 日本16.8% アメリカ 7.5% 輸入   中国 14.6% 日本 7.2% アメリカ 13.4% 2011年外務省発表 貿易に欠かせない港湾設備を中国が資金負担してくれるのであれば大歓迎でしょう。 ギリシャも同様です。 ギリシャ最大のピレウス港の管理を中国へ売り渡しています。 財政難、不況に苦しむギリシャにあってこのピレウスの周辺だけが活況を呈しています。 ピレウスはロシアの黒海艦隊の出入り口に面しています。 欧米がクリミア半島からロシアを駆逐するにはピレウスが不可欠です。 難民問題解決のカギはギリシャの処遇にあります。 とは言えEUはピレウスに関してはなにもしていません。 イギリスが中国主導のAIIBへの参加に真っ先に名乗りを挙げてEU各国がぞくぞくと追従したのも中国の資金目当です。 イギリス経済というのは投資経済です。 イギリスにはイギリス資本100%の自動車メーカーが有りません >皆さんは中国側、オーストラリア側をどう思いますか? どう思おうと実態です。 いいとか悪いとか、好ましいとか好ましくない以前の問題です。 質問者さんは、日本は中国以上に物を買いつけろ、と仰りたいのでしょうか。 軍事同盟などというのは外交カードの一枚に過ぎません。 生憎、現在の日本外交はこのカードを持っていません。 精々アメリカ頼りです。 アメリカ第七艦隊を凌駕する軍事力を保有すべきだ、というご意見でしょかか これに国家予算をつぎ込めば確かに景気回復の手段としては有効でしょう。 日本の財界は同盟関係を優先して経営しろ、と仰りたいのでしょうか。 世界有数の経済大国の日本の財界はその程度の金は持っているでしょう。 日本も中国のように経済を政府の管理下に置け、とお考えでしょうか。 外交というのは巡り巡って国内問題です。

noname#218039
質問者

お礼

日本にとって、豪国は米国に次ぐ軍事同盟国です。 正論の正論ですね。 当たり前の回答を有り難う御座いました。

回答No.1

豪は非常に現実的な対応をしていると思われます。 理由を以下に ≪中国系人口増≫ 中国人の豪移住は米、カナダなどと並び非常に積極的です。 既にシドニーなどでは市民の10%が中国系(3%が韓国系)で大きな政治的力があります。 もはや中国人のいない豪はあり得ません。 ≪世界経済における中国≫ 中国の成長率が落ち込もうと多少のハードランニングがあろうとも、中国GDPが米国を抜くには時間の問題です。それどころか、米国の2倍以上に差が広がる予測も米シンクタンクにあります。中国の経済なくして世界経済の成長なしと言うのは間違いないところです。 ≪中国は豪国防上の脅威か?≫ 中国(漢民族)は歴史的に見てアジア以外の領土的進出を画策したことはありません。(元など漢民族以外は領土的進出してますが)従って、豪にしてみれば軍事的脅威は余り感じていません。それよりも経済的合理性で判断したものと思われます。 ≪オーストラリアの進路≫ 豪はfibe eyesのメンバーであり、直ちに同盟国である米から距離をあけようとは全く思っていません。しかし、トランプ氏同盟国支援しない発言も見て明らかなように、米国一辺倒におけるリスクは研究しているはずです。従って、民主主義の価値観の元に米国と同盟関係を維持し、巨大化する中国と上手く付き合うことを模索することになるでしょう。

noname#218039
質問者

お礼

人間は結局のところ、金なんですね! 正に中国の中華思想が経済力となって豪国を支配し始めるわけですね。 武器ではなく金で豪国は中国に負けたことになります。 有り難う御座いました。

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