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「周辺」と「界隈」
「周辺」と「界隈」は同じ意味として使っても問題ないですか? 周辺をかっこよく言う時に 界隈を使えば良いでしょうか?
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「界隈」とは「そのあたり一帯。付近。近辺。」という意味ですから、例えば、「浅草寺界隈」と言った場合には「浅草寺を中心としたあたり一帯」という意味になりますので、浅草寺も含まれます。 それに対し、「周辺」とは「あるもののまわり。あるものをとりまく部分。」という意味ですから、例えば、「浅草寺周辺」と言った場合には「浅草寺の周りをとりまいている地域」という意味になりますので、厳密に言えば浅草寺は含まれていません。 尤も、「浅草寺の近くを散策した」という意味で「浅草寺界隈を散策した」や「浅草寺周辺を散策した」と言う場合には、どちらも同じ「浅草寺も含むその辺り一帯の地域を散策した」という意味であると考えても問題は無いと思います。 尚、「浅草寺界隈」と「浅草寺周辺」は、どちらも地域を表す言葉ですから、「浅草寺界隈を散策した」と「浅草寺周辺を散策した」はどちらも「浅草寺の近くを散策した」という事しか意味しておらず、「浅草寺自体に行った」とは限りませから、どちらの場合でも「浅草寺の様子はどうだったか」と尋ねられても「浅草寺は見てこなかったから分からない」という回答が有り得るという点では同じです。 【参考URL】 「界隈」の検索結果 - Yahoo!辞書 http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=slv1-necpc6&p=%E7%95%8C%E9%9A%88 「周辺」の検索結果 - Yahoo!辞書 http://dic.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=slv1-necpc6&p=%E5%91%A8%E8%BE%BA
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- phobos
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別の切り口で言葉の意味を比較してみると、 「周辺」は建物や街並みだけでなく、サイズは無関係に「中心からある広がりを持った範囲の、中心以外の部分」という幾何学的な意味あいを表す言葉のように思われます。【例:銃創の周辺、太陽系の周辺など】 これに対して「界隈」は、あくまで街路や街並み(それも歩いて回れる範囲の)を表すのに限定された言葉のように思われます。 それはさておき、「浅草周辺を歩いてきたよ」と言うよりは「浅草界隈を歩いてきたよ」と言った方が「通」らしく格好良く聞こえるのは確かですね。
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回答頂きありがとうございました。
- kine-ore
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1.中心+囲繞地 ・近辺、近傍、付近 ・辺(あた)り、辺(へん)、界隈 ・一面、一帯、一円 2.中心を除く囲繞地 ・端(はし/はた)、縁(ふち/へり) ・周(まわ)り、ぐるり、周辺、周縁 ・四方、四面、四囲、四辺
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回答頂きありがとうございました。
- msMike
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仰るとおり問題ない、と私は思っています。 「周辺をかっこよく言う時に界隈を使う」てのも、“言い得て妙”ですねぇ。 「周辺」より「界隈」の方が風情があるようにも感じます。 参考までに、次の二つはNHKの紀行番組のタイトルです。 新日本風土記 [大阪 法善寺界隈] 世界ふれあい街歩き [台湾台北市南部・永康街界隈]
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回答頂きありがとうございました。
- fujic-1990
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発言者の頭の中が、ちょっとだけ違うと思われます。 例えば、「浅草寺周辺」というと、発言者の頭に「浅草寺という中心地」があって、そのあたり、という意味になります。感じとしては、浅草寺を中心とした円。 「浅草寺界隈」というと、浅草寺は中心ではなくワン・ノブ・ゼムの存在で、ボンヤリと浅草寺があるあたりの区域を表す、という感じになります。 ギリギリの極端な例を出せば、「浅草寺周辺を散策した」というと、浅草寺とつかず離れずなので、「浅草寺の様子はどうだったか」と聞かれたら答えられるだろうと思います。 しかし、「浅草寺界隈を散歩した」というなら、「浅草寺の様子はどうだったか」と聞かれて「浅草寺は見てこなかったから分からない」という回答もありうるでしょう。
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回答頂きありがとうございました。
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