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畑の耕耘作業について
- 畑の耕耘作業についての質問です。
- 畑の耕耘に関する考えを教えてください。
- 耕耘前に肥料を散布することについての悩みです。
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- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2216/11172)
毎回、石灰、発酵牛糞、化学肥料を、同時にまいて耕転して、すぐに苗を植えたり、種をまいています。 問題はありません。 大量の土の中に混ぜるのですから、石灰とか肥料が同じ所に留まりません。 理屈では、悪いとされていますが、現実では、それほど悪い影響はないようです。 同時に散布したところ、別々にしたところ、実験するのも楽しいですよ。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/759)
結果論としては、混ぜてしまうと効果が低くなるので土と石灰が馴染むまで10日くらい間を空けてから肥料を与えた方が良いです。 簡単に言うと、石灰と肥料の成分同士は相性が悪く両者が直接触れてしまえば化学反応を起こし別の物質に変化したり植物への効き目が悪くなるので。 詳しい説明を書くとかなり難しくなると思うので、「石灰 相性悪い 肥料」「石灰 肥料 混合」のキーワードで検索してみて、それぞれでヒットした上位のサイトをいくつか読んでみて下さい。特に最初の方のキーワードでの検索上位の肥料と混合相性についての図は解りやすく秀逸と思います。 土作りについて書かれている本(「土・肥料・堆肥」について一般向けに書かれている本)など読めば初心者でも簡単に理解できるので一冊購入し読み込んでみる事をお勧めしますが、土作りの堆肥と石灰と肥料を混ぜるのにそれぞれ間隔を開けなければならないと言うのはちゃんとした意味があってのことです。 今回は堆肥の事は書かれていませんが、普通は堆肥と石灰を土へ混ぜる時も1週間から10日くらいの間隔を開けねばなりません。 これは石灰と堆肥の成分が結合してしまうとガスが発生してしまうため。そしてせっかく与えた石灰や堆肥の成分も悪い方に変質してしまい、きちんと使い方を守った方と比べると植物への影響は大きくなります。 それで、大抵はまず石灰を土に撒きよく耕して均一に土へ混入させ1週間から10日放置して土へ馴染ませます。この間に土の成分と石灰成分が結合し良い方へ落ち着いてくれます。 こうして出来た土成分と石灰成分の結合した成分なら堆肥との相性が良く、堆肥と混ぜても悪い化学反応は起きなくなります。つまり土の存在が仲の悪い両者の間に入って仲介をしてくれ仲良しにするわけです。 これは石灰と肥料間でも同じで、石灰と肥料成分の多くで相性が悪いのですが土が間に入って先に混ざった方を宥めて後から入ってくる本来は相性の悪い相手との関係を取り持ってくれます。 それと、堆肥と肥料との相性は大抵良い物が多いです。バーク堆肥の様に原料のバークを堆肥化する目的で促進させるのに少量の鶏糞を混ぜて作るくらい。 なので、土に混ぜる順番としてはまず石灰を撒いて馴染ませてから堆肥を混ぜ入れます。肥料についてはできれば堆肥を混ぜて耕してからまた馴染ませ、春の種蒔きや苗の定植時に一緒に与えるのが望ましいです。 中には堆肥と一緒に混ぜてしまい、更にすぐ栽培作業を行ってしまう方もおられるのでしょうが私個人の考えからはお勧めできません。堆肥がまだ石灰入りの土としっかり馴染んでいないうちに肥料を混ぜても堆肥を素(種菌)とした微生物の増加がまだ少ないので肥料を混ぜてしまう事で微生物の増加への影響があっては、土作り自体が土環境の改善目的なのに植物への効果が減っては困りますし、肥料成分によっては使う堆肥の種類により養分が偏る事があるので、まずは堆肥の種類を考えながら成分を平均にした畑を作って植え付ける作物の種類や可食部の事を考慮し与える肥料の種類や量を変えて与える方が順調に育ち易いためです。特に肥料成分の不足は初期の全体の生育にかかわり過多は可食部分の生育に影響があり、不足は途中で足せば対処出来る事もありますが過多の場合は対処のしようが無かったり困難だったりしますので・・・。特に窒素過多が恐ろしく私の所では譲り受けた畑が残留窒素の酷い畑で葉の害虫(地元でジノミと呼ぶ微小なピンピン飛び跳ねる虫)の大発生と、花が咲かないと何の価値も無い作物に蕾が出来ないと言う状態が何年もあり改善を試みましたがいまだ改善は完全とはいかず半ば放棄地の様になっています・・・。 堆肥を混ぜた後また1週間から10日おいて土と馴染んでからの種蒔きや定植時に、その時蒔く種や苗の種類に合わせた肥料の種類・量を望ましい与え方で与えて下さい。種蒔きでもその作物により肥料を与える場所や量が違います。苗も種類により植え付け時に余分に深く掘っておき元肥を入れて少し土を被せてから苗を植えたり、土に混ぜてから苗を植えたりといろいろです。 ご質問前にご自分でも可能かどうかはある程度お調べに成られたことと思いますが、ご質問されているという事は満足な情報は得られなかったのだと思います。 基本的な事にかかわるのに書かれていない=悪影響が有るので普通は行わない と考えておいた方が良いと思います。農業は昔からの経験に元ずく作業方法です。経験から良くないと思われる行動は決して伝わらないので書かれていないのです・・・。 家庭菜園や園芸作業で出来るだけ良いものを作りたいとお考えになられるなら、堆肥や肥料の事よりもまずは土についての基礎知識を身に付けると良いです。これが理解できていれば肥料に頼らずとも土作りが良好な土と堆肥だけで1~2年で丈夫で美味しい作物が採れます。ただ、肥料に頼らない場合は大きさの方はイマイチかもしれません。でも無理に大きく育てないので身が締まり栄養が濃く味が良い物が採れます。土作りがしっかりと身について堆肥の使い方も適切なら、作る作物によって適切な種類や成分の肥料を時期により使い分ければ土を痩せさせることなく連作障害も防げ、大抵のものがよく育つ畑に成ってくれます。 土の基礎知識は前述の「土・肥料・堆肥」について書かれた本を一冊購入し手元に置いて読み込んでいく事によりすんなりと覚えられます。まず土質と微細生物の多さが大切でどうすれば良い土に出来るかが理解できますから、本屋や図書館の園芸本コーナーで何冊か読んでみて一番解りやすい物を購入なさってみて下さい。個人的には置いてあれば某国営放送出版社の本が解りやすいと思います。
お礼
詳しくやさしく説明していただきました。 まずいのかなとは思っていたのですが、よく分かりました。 ありがとうございました。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
よく言われている理由は、 ・苦土石灰が雨などで土壌に溶けて、酸性だった土壌を中性からアルカリ性にさせるまでに、一週間くらいはかかる ・その前に、苦土石灰とアンモニア系肥料を接触させてしまうと、化学反応でアンモニアが揮発して窒素養分を失うとともに、熱を発することで土壌の温度が上がり、植えたものの根などをいためる という理由があるそうです。土壌の pH が安定してからじゃないと植物にも肥料の効果にも影響がある、ということですね。
お礼
やはり、そういう理由があったんですね。 分かりやすい説明、ありがとうございました。
お礼
イヤーびっくりです。 同時に耕耘、そして種蒔きまでとは。 ちょっと心配なので、本当にちょっと実験してみたいと思います。 ありがとうございました。