前の方も言っておられるように、いろんな本を読んだり、ボランティアやインターンシップなどでいろんな経験をしたりして、話題や経験の引き出しを増やして、教師としての資質を磨いていくことが必要ですね。
生徒にとって、教科書の記述だけを追っかけているだけの教師より、豊かな人間性を持った教師の方が魅力的なのはで当然ですから、日頃から教師になりたいという目標をしっかり持って、自覚ある学習や生き方を心がけていくことです。
以前の質問にあった書道などは、できないよりはできた方がいいですが、各教科の教師として必要な技能や指導法などは大学の教員養成課程の学習の中でひと通り学ぶことになりますから、それほど心配することはないと思います。
教員を目指す人にとって、教員免許の取得は比較的容易ですが、地方自治体や学校法人の採用試験は難関ですから、大学生になったらそれについての学習も必要になってきます。
さらに言うと、採用されたあとも、日々の研修を積んで専門教科の教員としての資質の向上を目指すのはもちろんのこと、生徒指導や部活動顧問としての力量を向上させることも大事な研修になってきます。
教科だけ多少の「知識」があっても、人間的に魅力のない教員や指導力のない教員は、生徒や保護者に足元を見られます。
初めから力量のある教員なんていないのですが、向上心のある教員と惰性に流される教員はすぐに値踏みされます。
あなたが高校入学の段階で教員を目指そうとすることはとてもすばらしいことです。教員になりたいと思うようになったのは、影響を与えてくれた恩師や何かのきっかけがあってのことだと思います。尊敬できる先輩の指導や生き方からしっかり学んで、いい先生になってくださいね。
教員という職業は、児童生徒の成長の手助けをし成長に立ち会いながら、自分自身も成長させてもらえる職業です。
あなたがいい先生になってくれることを陰ながらお祈り申し上げます。
お礼
回答ありがとうございました。