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イヤホン、ヘッドホン頭内定位の感じを教えて下さい

 スピーカーで聴くのと違って、イヤホンやヘッドホンでは頭の中で音が鳴っている感じがする頭内定位の音がすると思います。 音楽などで低音が小さいものや、高音が大きいものでは頭内から音が抜けて、 音が前にある前方定位に聴こえることがあると思います。  16Ωイヤホンに56Ωと0.47uFを直列に付けて約20dBイコライズして5kHz以上をブーストすると前方定位に近づく感じがしています。 耳介による高音強調をより大きくすることで前方定位に感じるのではないでしょうか? 頭内定位についてのご意見をお願いします。

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  • ベストアンサー
  • tetsumyi
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回答No.7

前の回答で間違いがありました。パンではなく、周波数特性操作でした。 わかっていることは、比較的高音域が前方定位に大きく関係していることです。 前方定位ヘッドホンでは耳の上の方の溝に音が抜けるように設計していますが、この部分に音が入らないようにすると前方定位感が落ちることを確認しています。 耳は高音域は耳介の反射というより、むしろこの溝を通して高音域を聞いているようです。 あるいは耳介の反射と溝を通して聞こえる音の合成が前方定位感を生み出している可能性はあります。 通常のヘッドホンのように耳の横からの音が聞こえることは、左右の時間差による前方定位認識を妨害すると考えることは間違いではないでしょう。 前方定位ヘッドホンでは、平面波が耳の前方から耳に入るような手段を考案した物ですか確実に前方定位となります。 ただ音の特性として余計な音が耳に入らないようにすることはそう簡単ではないですし、録音条件が合わないと前方定位認識は難しいですから、これが今まで前方定位ヘッドホンが実現しなかった原因ではないかと考えています。 前方定位ヘッドホンではかなり低音域まで前方定位しますが、これもこのヘッドホンの耳の特性を考慮した特殊な低音の聞き方が関係しているようです。

sirasak
質問者

お礼

これらが前方定位の基本なのですね。 高音ブーストすることは方向性が合っていると思います。 人の耳は左右でも皆違うので録音を合わせるには自分の顔のバイノーラルマイクで無いと無理でしょうが、少し定位の改善が出来るのが理解できます。 すばらしい回答をありがとうございます。 すっきりしました。

その他の回答 (6)

回答No.6

オーバーヘッドのヘッドフォンを耳半分前に付ければ前方定位になる。ん?ならない?耳が痛いだけ? オープンエアーのスピーカーユニットを耳の前方にずらせば前方定位のヘッドフォンになるのではないかと思ってるのだけど、誰もやらないw いや、やったことある人、居そうな気がするのだけど。やっぱりダメなものなのかね。

sirasak
質問者

お礼

オーバーヘッド型ヘッドホンの振動板部を耳から前方3~5cmに離すと耳介の影響で音が前にある前方定位になるはずです。 完全に前方でなくて斜め前になっても効果が有り、安価な開放型でも同じですが、低音を囲うことが出来ないので低音が出なくなるけど開放的ですっきりした音になるのは有限バッフルスピーカーの音と同じ感じです。 私は8Ω7cmスピーカーユニット振動板に鉛の重りを付けてFsを160から100Hz位にしたものを裸のままで耳前5cmに置いたヘッドスピーカーで良い音を楽しんでいますが重低音が出ません。 イコライザーを付けたイヤホンと同じ位の音量ですが、60Hz位が限度で重低音が出ないのでもっと出そうとすると感度が低くなるので1W以上位のアンプが要るようになるなどで考え中です。 なおイコライザーの詳細は3.5mmステレオミニプラグ延長ケーブルの途中を切って、リッツ線(エナメル線)3本の内、LRプラス側のそれぞれに150Ωと0.47uFを並列につないで追加するもので簡単なものです。 約20dB(1/10)感度が低くなりますが実用上十分な音量が出ています。 色々お試し願います。 回答ありがとうございます。

回答No.5

はじめまして♪ 私の場合、オーディオに興味を持ってから暫くは「頭内定位感」が気になっていました。 ヘッドホン/イヤホンを利用してウン十年。 今では「違和感」を感じなく成っちゃいました。(笑) ただ、スピーカー再生では「前方定位」で、ヘッドホン/イヤホンでは「後方定位」という基本は変わらないようです。 違和感を感じなく成ったのは、長年の利用から馴れてしまった。と言う事です。 実際には、音の方向感覚等は耳に入って来た音を脳内処理をして感じ取るのですが、イヤホン/ヘッドホンの時の音の広がり方、定位感が、繰り返し長い事続けたため、自然空間音とイヤホンやヘッドホンのときはこういう具合に、という脳内処理学習で、感じ方が変化したんだろう。と想像しています。 小学生の頃に、ステレオペアマイクで録音中、ヘッドホンでリアルタイムに聴いた時は、「なんでこんなに音が違って感じられるんだ?」とビックリしました。 抵抗器とコンデンサーとイコライズ、かなりレベルだけでは無く、周波数のちがいにおいての位相変化が組み合わさっている状況と想像します。 聴感覚と言いますか、脳科学という範囲で、何かしらの「効果」が得られたのでは無いでしょうか。 ただ、試聴した被験者数が在る程度多く成って、統計学的に証明出来ないと「効果」の程度を一般的な判断基準と出来ないのが、残念です。 基本的に、頭内定位感は、左右や遠方の感じが耳から後ろ側に感じやすく、センター定位の音源等は頭頂部、上側に感じやすい事が多いと思います。 これが「違和感」と感じるのが普通でしょうが、私のように、「違和感」とは感じなく成るケースもあるのでしょう。 人は産まれてから社会生活に順応するまで、脳の学習能力が非常に高い。このため音楽に興味を持つ10歳ころまでに、一通り決った基準が出来上がっているのでしょう。 イヤホン/ヘッドホンで、違うけれど、違和感に感じにくく成るまでは、10年じゃなくもっと長い年月の経験/体験の積み重ねと成るんじゃないかと思います。 『16Ωイヤホンに56Ωと0.47uFを直列に付けて約20dBイコライズして5kHz以上をブーストすると前方定位に近づく感じがしています。』 とても貴重な実験例でしょうから、より多くの人にも試してもらいながら、ご自身でもさらにイロイロ探求してみて下さい。

sirasak
質問者

お礼

ありがとうございます。 補足で56Ωと書きましたが150Ωの間違いで済みません。 16Ωイヤホンに150Ωですから約10倍20dBになっています。 最初の実験が56Ωだったので錯誤してしまいました。 確かにそうですね。慣れると違和感が無くなり、頭内に音があるとか額の上ぐらいに感じて、自分の声や、そばで演奏している音に包まれる感じもするし、演奏音の中心にいるような感じで気持ちよく感じることも多いので、今まで気にならなかったです。 人頭形バイノーラルマイクで録音すると前方定位が実現できたので何とかできないか?と考えたのです。 イコライズすると殆どの音楽は定位が悪いものでも少し頭内から抜けるように改善する感じがするのですが、高音が上がるので相対的に低音が小さく感じるので音の輪郭がはっきりする効果も大きいと感じています。 老齢で高音が聴こえにくくなっているのでそのせいもあると思います。 しばらくイコライズして聴くつもりです。 耳道途中にマイクを入れて録音実験したら左側が良く聴こえると思っていたのに右側の方が音圧が高く録れて、聴く感じと逆になっていました。 周波数で小さな音圧の違いがあるのでさらに検討したいと思っています。 前方定位は明確な理論が無いようですので、 少しでも分かればすばらしいと思います。 なにかありましたら又アドバイスの程宜しくお願いします。

  • tetsumyi
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回答No.4

最近私は左右の耳の形が違うのではないか? 周波数で差が出るのであれば、ミキサーでパン操作で前方定位効果が出るはずですがそのような効果は経験上無かったと思います。 耳よりある程度前に置いたスピーカで、音を左右が混ざらないようにして聞くなら前方定位するのは当然だと思います。 恐らく聴覚は非常に巧みに作られていてその感度は100倍以上簡単に変わりますが、左右の音の大きさを合わせること、位相差を合わせ一致する部分を見つけることで非常に澄んだ音を聞くことができ、その左右をあわせる感覚が定位として認識できるのではないかと考えています。 このようにして人は特定の位置の音に焦点を合わせて音を聞いていますし、他の音は雑音のようになって聞こえ難くなるようです。 これは目と同様の機能であり、人の感覚として同様の認識の仕方をしていると推測することは理にかなっているのではないでしょうか? 前方定位ヘッドホンの試作段階で調整に失敗すると上から聞こえたり、頭内定位となったりでいずれにしても前方定位は非常に微妙な聴覚の感覚に頼っているようです。 長年音響部門で働いてきましたが、人によっては前方距離を聴覚上で認識できない人もいるのではないかと疑いを持っています。 特にステレオスピーカの音を長年聞いていると、左右の音量差だけで定位を強制的に認識させられることが聴覚に重大な影響を与える可能性があると考えます。

sirasak
質問者

お礼

ありがとうございます。 先に補足の誤りをこの欄で訂正させて下さい。 イコライズに56Ωでは無くて150Ωの間違いでした。 済みません。 人が視覚と同様に僅かな差を感じて経験など多様な感覚で前方定位を感じるとは理解できます。 そうだろうと思います。 まだ何が原因で前方の音を感じるのかが分からないのだろうと思います。 1つでも見つけたいと思います。

  • tetsumyi
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回答No.3

5kHz以上をブーストすると前方定位に近づく感じというのは、恐らく人の耳は非常に高い周波数は全て上から聞こえることが原因でしょう。 前方定位に関して数年間研究を続けましたが、耳覚が前方と認識できない場合や左右の時間差が無く音量だけが左右で違う場合に頭内定となるようです。 バイノーラル録音で演奏を録音した物はyoutybe等でありますが、左右に近い部分は前方に感じますが正面に近い方向では前から聞こえるというより頭内または上から聞こえると思います。 本当の前方定位は耳の溝を含む複雑な構造が関係していて、前方か耳に入る音で左右の時間差が正面からの角度と、耳の位置と距離の違いを含めて認識できると考えています。 臨場感のある高級ヘッドホンでも前後の違いはあるものの、楽器の位置が不鮮明で頭の中で響いてるようにしか聞こえません。 それでも正面近くの音は左右の時間差が無いのですから、前方認識は難しくヘッドトラッキングやアイトラッキング(聴覚は視覚と大きく関係していて目の動きで空間と時間差調整する)で初めて認識できるようです。 ヘッドホンの前方定位は、前方定位ヘッドホンとして完成しておりヤフオクで手作り製品として販売しています。 前方定位ヘッドホンで録音状態が良い場合でも、正面近くの前方定位を短時間で認識するには左右の音の調整とヘッドトラッキングかアイトラッキングが必要です。 その音は前後の差を聞き分けることができるために非常に澄んだ奥行きのある音で、全ての楽器の音は重なることなく録音会場の反響音まで良く聞き取れます。

sirasak
質問者

お礼

詳細回答をありがとうございます。 普及品イヤホンMDR15LPに20dBブーストイコライザーを付けて簡易測定では5kHz付近が10dB凸で,ほぼ16kHzまでフラットです。 これで15kHzまでのYouTubeを聴くと殆どが頭内定位から、最低でも額の上くらいの頭外定位に変化します。 元からまぶた前に前方定位する音楽では、もっと前方に感じます。 音量だけが左右で違う場合に頭内定位になるのは理解出来ます。 人頭形バイノーラル録音で録音すると、正面に近い方向でも前から聞こえますので頭内または上から聞こえると言うのは耳元にマイクをつけた簡易マイク録音ではないでしょうか? 耳の溝を含む複雑な構造が関係していて、前方か耳に入る音で左右の時間差が正面からの角度と、耳の位置と距離の違いを含めて認識できると考えられているのですね。 最近私は左右の耳の形が違うのではないか?と考えるようになりました。 それで周波数で左右に届く音圧が違うのでそれを前方音と認識するのではないでしょうか? ヘッドホンでの前方定位は、耳介の影響と思いますがユニットを5cmも離すと前方定位しますし、3cmでも感じる場合があります。 密閉型では無くてヘッドスピーカーの部類で重低音が困難ですが、 ユニットを前方に置いて耳介の働きで前方定位を実現しています。

  • mpascal
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回答No.2
sirasak
質問者

お礼

ありがとうございます。 これは周波数毎に左右の位相を細かく変えることで正面音の定位が分かるようになるのでは?と書かれていると思いますが、 比較実証実験した音楽ファイルなどがあれば視聴したいです。 左右の耳で微動での音圧到達差を感じて正面の音を感じるのでは?と言う理論に近いと思いました。

  • mpascal
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回答No.1
sirasak
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。 紹介頂いたバイノーラル録音のものではきっちり前方定位するのですが、 普通の音楽ではどのように聴こえますか?  2k~5kHzが耳介の影響で音圧が上がるのでその差が原因かな?と思うのですが良く分からないのです。

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