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スペインの梅?観光地や車窓から見た開花木について
- スペインで見かけた開花木は日本の梅ではないかと思われるが、調査が必要。
- スペイン語には「梅=ciruela」という単語があり、日本の梅が伝わった可能性もある。
- 若葉のない木であり、時期も2月であるため、プラムではない可能性がある。
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それはアーモンドの花です。 スペインはアーモンドの有名な産地ですからね。そこいらじゅうにアーモンド畑があります。2月10日ですとまだ最盛期の前ですから2月下旬からの最盛期になれば桜のように咲き誇ります。 http://jp.photaki.com/pictures-almond-p1 http://4travel.jp/travelogue/10550842 グラナダのアルハンブラ宮殿のもAlmendro en flor(アーモンドの花)とありますね。 http://www.photaki.es/foto-almendro-en-flor-alhambra-de-granada-vegetacion-arboles_1330628.htm
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- jisebjapor
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#2です。年は異なりますが同じ場所で撮影されているブログがありますね。 因みに左側の緑色でところどころオレンジ色っぽくなっている木は、オレンジ(果物)の木なんですね。 アンハンブラ宮殿のアーモンドの木(花) http://blog.niwablo.jp/toledo/kiji/145893.html
お礼
初回に続き2度目の回答ありがとうございます。たくさんのURL、写真のおかげでよくわかりました。アーモンドの花、勉強になりました。アルハンブラ宮殿にアーモンドとは思いもよらぬ土産でした。ありがとうございました。
- bannzaiusagi
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おそらくご覧に成られた地域から思うに、ウメではなくアンズの木だと思います。 ウメとアンズは元々縁が近い木で品種改良目的でお互いを交配する事が出来るくらいです。そして特徴もいろいろと似ていて、栽培されていない自然な樹形で育った木(品種改良がほとんどされていないもの)は成った実を食べてみない事には見分けがなかなか付きにくいそうで、熟した実を食べてみて甘みがほとんど感じられない方がウメ、甘みが感じられる方がアンズなのだそうです。 元々ウメは中国が原産と言われていますが、ウメの木自体は栽培が目的で作られた果樹。中国には自生する直接の原種は存在しません。ウメの木が作られた元になった種類があってその起源は現在のトルコや中東方面と言われています。 ちなみにスペインには中国原産のモモがペルシャ経由で伝わっています。おそらくシルクロードの交易によりウメの元になった木がアジアへ、モモがヨーロッパに運ばれていったのでしょう。 なので、トルコなどのイスラム文化経由で「ウメの元になった種類」がスペインにも入ってきている可能性がもしかするとあるのかもしれません。でも、それについては私には解りません。 でも、いろんなところで木が植えられていると言う所から、おそらくご覧に成られたのはアンズの木の方だと思われます。 スペインの国の一部は過去にイスラム圏の国に支配されていた歴史がありますよね?現在のトルコではアンズの実を良く食べる習慣が昔からあり、日本に輸入されているアンズのドライフルーツはほとんどがトルコ産の物です。 アンズなどの生の果実をドライフルーツに加工する目的は、元々は乾燥させることで腐敗を防ぎ保存性を高めるため。これらは他国との戦争時や長期の遠方への旅行などでの栄養補給目的の携帯食でもあったでしょう。それで戦争に勝ち支配した国に住み着いたイスラム圏の人も最初は本国から送られてくるドライフルーツを食べていたのでしょうが、長期その地を支配していくのなら本国の食文化を継続させる為に、本国から持ち込んだ農作物を支配国でも沢山栽培していく必要が出て来ます。その中にアンズの実の栽培もあったのだと思われます。 イスラム圏の文化はその気候から独特な考えで、採りたての瑞々しい果物が食べたい時に食べられる事が一種のステイタスとされていました。なので最初は支配地に建てた宮殿の中や周辺に木を植えて、支配者が食べる分を確保していたと思います。 植えられたアンズの木が大きくなって実が成れば、食べた後に種子が残ります。それを蒔いて苗木を育て殖やしていって果樹園が作られたりして土地に定着し、イスラム文化が衰退した後も木は残ってスペインの人々も実を普通に口にするようになって、徐々に広範囲へと広まって行ったものと思われます。
お礼
もう一人の方のアーモンド説と異なったので面食らいました。良い機会と思い「桜、桜桃、杏、梅、桃、アーモンド」の違いを丸一日勉強しました。アーモンドの(花柄が極短、花と新芽が同時)という2特徴を頭に、添付写真を精査。結果はアルハンブラの花はアーモンド。アビラの花は花柄なし、新芽なしの杏・・・が私の結論です。詳しい説明、ありがとうございました。。
お礼
多くの参考資料、とても勉強になりました。ありがとうございました。