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NMR IR解析結果について シグナル 吸収傾向

すみません 初心者ですがプロトンNMR 13CNMR IRにおいて数値をなるべく覚えたいのですが 化学シフトが大きくなるのは傾向として各プロトンや炭素の環境とどういう因果関係があるのか アルキル基 アルデヒド ハロゲン化アルキル ケトン アルキンなど代表的なものの例もあげてもらえるとわかりやすいです IRにおいても波数が大きくなるのとどういう因果関係があるのか教えてもらえませんでしょうか 出来れば代表的な官能基の例もあげてもらえるとうれしいです これら分析機器でなぜその位置にシグナルや吸収が出るのかといった点でわからずに困っています 宜しくお願いします

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noname#145676
noname#145676
回答No.1

 1H-NMRについてだけ。非常にぶっちゃけた話です。  NMRで見ているのはそれぞれの原子核のスピンの偏りですが、このスピンは回りにある電子の密度に大きく影響を受けます。  プロトン上の電子密度が高ければ高いほど、プロトンのシグナルは右側に移ります。TMSのメチルプロトンは電子に埋め尽くされており、アルデヒドプロトンは電子を奪い取られているとイメージすればいいのではないでしょうか。  で、電気陰性度が高い原子が隣にあると、プロトンは電子を奪われます。また、π電子系が近くにあると「遮蔽効果」を受けてプロトン上の電子密度が低くなったり高くなったりします。  NMRに関しては、良い入門書がいくつか市販されているので、そちらをご参照下さい。  IRに関してのぶっちゃけた話は、結合をバネに置き換えて、結合距離が短いものが高周波数で共鳴し、長いものが低周波数で共鳴すると考えればいいのではないでしょうか。二重結合や三重結合ではそれぞれ特有の共鳴周波数を持ちます。IRのスペクトルチャートは波数ですのでご注意下さいませ。  ちょっと自分で書いていて怪しいので、是非参考書をご参照いただきたく思います。  他のスペクトルに関しても、たしか化学同人から薄くて読みやすい入門書があったと思います、そちらをご参照下さるのがいいかと思います。

sasaki-u
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございました すっきりと整理がつきました またの機会があれば宜しくお願いします

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