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電熱器と白熱電球
質問1. 電熱器と白熱電球では、同じワット数でも、熱が出たり、光が出たりします。 熱の割合が多い、光の割合が多いといった方が正確かも知れません。 何が違うのか教えて下さい材質が異なると云われても困ります。 例えばニクロム線であると、何故光が出ず熱が出るのでしょう。 質問2. 電熱器のニクロム線を半分に切ったら、何が起こりますか。 (切った上で何とか伸ばして、電源につなぐのです。) 抵抗が半分になり、電流が二倍になり、発熱量も二倍になりますね。 発熱体が短いほど、発熱量は多くなるのでしょうか。 (焼き切れるかどうかは別として。)
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補足
お答え有り難うございます。 【導線温度の違い】と理解いたしました。電熱器あるいは白熱電球の設計は論理的には次の様に考えればよいのですね。 1.ウィーンの変位則 高音の物体は波長の短い放射線(電磁波)を出し、 低音の物体は波長の長い放射線(電磁波)を出す。 2. 電気エネルギーから変換される熱エネルギーが同じなら、 物体(この場合は導線)の熱容量が小さければ、温度が高くなる。 3.熱容量は、物体の質量 x 比熱である。 4.物体の質量(この場合導線)は太さ x 長さ x 密度である。 5.物体の電気抵抗は 比抵抗値 x 長さ / 太さ である。 6.お答えの中には、導線の冷えについても書かれていましたが、ここでは繰り返しません。 ============ 以上を勘案して、望みの導線温度を実現し、光線なり、熱線なりを放射させる。 ということで、第一の疑問は解決いたしました。 =========== 第二の疑問は、元々変な考えで、短いニクロム線の機器を作れば、電気抵抗が減り、ワット数が上がり、導線の熱容量が減り、導線温度が上がり、極端に云えば白熱電球に近くなります。多分断線も起こり、よい設計ではありません。質問を取り消します。