高橋財政
学校で課題が出されました。
「高橋財政について概要/今日における問題性/考察」を調べてくるというものです。
概要はなんとか調べることができたのですが、今日における問題性がよくわかりません。
以下の文は先生から与えられたヒントとなる文のようです。
「みなさんの知識では、「1929年10月のニューヨーク株式暴落をきっかけに世界恐慌がはじまり、日本も巻き込まれて大変なことになり、植民地をほとんどもたない日独などは世界の再分割を求めてファシズムと侵略に走った」という感じになっていませんか。たしかに、1930~32年の日本は、空前の大不況(昭和恐慌)に見舞われました。けれども、世界恐慌のどん底から回復したスピードでいえば、主要国の中で日本が最速です。次がドイツ。アメリカは最も遅くて、回復は日米開戦後の1943年とされます。恐慌が即、ファシズムや侵略につながったというのではなさそうです。実はこの1930年代、世界恐慌というのは、単なる不景気ではなく、世界の社会構造を大きく変えた転換点なのでした。そのことの意味と、その現代的・今日的な意味合いを、金解禁(1930年1月)および高橋財政(1931年12月~1936年2月)という具体的な事例を通して検討しましょう。」
どなたかなにか、すこしでもわかるかたがいらっしゃいましたら、お答えいただけたら幸いです。
よろしく御願いします。