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水は滑りにくくも滑りやすくもしますが、なぜですか
手に唾付けて滑らなくしたりしますが、一方雨の歩道で水があると滑りやすくもなります。水は文字通り変幻自在という感じですが、同じ水の性質で、どうしてこうも、違う結果になるのでしょうか。
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物と物との間に有る水の膜の厚さによって性質が変わります。 この性質は、水だけではなく他の液体も程度は違いますが持っています。 極薄い膜の場合、水の表面張力によって物と物をくっつけようとする凝着力が出てきます。物同士の摩擦力に加えて凝着力が働き、滑りにくくなります。 さらに唾の場合は、粘性による摩擦力の増加もわずかながら有ります。 歩道の場合は水の膜厚が厚すぎて、凝着力が働く以上に水自体の低い粘性の影響で、滑りやすくなります。
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- doc_weekennd
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それは水のせいでは無いのです。少なくとも片方の足に疎水性(水を弾く)の靴やスリッパを履くと転倒します。
お礼
水のせいではない場合もあるということですね。水が微少な鋼球のような働きをするのでしょうか。
- staratras
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中学生だった1960年代末に、「履物の摩擦」という夏休みの自由研究でご質問の件を調べてみたことがあります。 板の上に履物(サンダルや靴)を置き、水平に引っ張って動き始めるときのばねばかりの目盛を読むことによって摩擦の大小を調べようというものです。滑車を使って履物につけた伸縮しない紐の方向を90度曲げ、ばねばかりは垂直に引き上げて測定するようにしました。板を水で濡らしたら、摩擦が小さくなるだろうという予想に反して履物が板に吸い付いたような状態になり、サンダルも靴も逆に数値が大きくなりました。 考えてみれば、実験で計測したのは、そろそろと「すり足」で動き始めるような場合(静止摩擦係数)ですが、このようなときにはほとんど滑りませんね。水に濡れた路面で滑って転倒したりするのは、踏み出したときとか着地したときとか、路面に足の力が加わったときに起きやすいので、相当強い力を加えた際の動摩擦係数が水に濡れたらどう変化するかについて調べる必要があったのですが、中学生だった回答者には、そこまで考えが及ばずそれ以上の実験は行いませんでした。
お礼
歴史的には寺田寅彦とか中谷宇吉郎という人が行っていた研究に似ているように思いました。中学生でそのような研究とは私も遅まきながら勉強したいと思います。大したものですね。
- toothpast15w5
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簡単に説明すると 水は一つ一つの分子で出来ています・・・ プチプチシートを思い浮かべて下さい・・ 手には脂があり 少量の水なら弾いてるのです・・・ 水は凹凸があるのです(目には見えないけど・・) 一方 道路にも凹みがあります・・その凹みよりも 水の凹凸が小さいので 水は道路の凹みの中に入り込み 隙間を無くし 道路が平らになるのです・・ 手でも同じです・・少量の水では無く大量の水(風呂等に入ると分かります・・)の中では手脂の上に水が乗っかるので 水の分子だけの状態になります・・
お礼
道路の凹凸を水が解消するから滑るということですね。水の凹凸というのは具体的にはどういうものなのかわかりませんでした。
補足
汗でぬれた下着が脱ぎにくいのも同じ事なのでしょうか。不思議な感じがするのですが自分なりに勉強してみたいと思います。