- ベストアンサー
NISAと普通口座、どちらが資産形成に適しているか?
- NISA口座と普通口座の利点やデメリットを考慮して、資産形成の観点からどちらが適しているかを検討します。
- NISAは非課税の特典があり、積み立て投資に向いていますが、5年で期限が来てしまう投資信託は不向きです。
- 一方、普通口座ではNISAの特典は得られませんが、リスクを取ってリターンの大きい投資信託にも投資できます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちわ。華の金曜日に、手短にお手伝いします。 NISAは避けるが良いです。あまり良い制度ではありません。 1年目に株で損をし、2年目に利益が出た場合、1年目の損失を使い、2年目の利益を減らすことができます。利益を減らすので、税金が減ります。これを損益通算と言います。しかしNISAではこの制度が認められていません。よって損をしても税金が減りません。「得をしても税金が増えない」のと同時に、「損をしても税金が減らない」のです。 また、外国株からの配当金は、現地で税金を取られた後の残額が投資家に手渡されます。NISAによる無税は日本のルールであり、外国政府が課する税金は無税にはなりません。NISAの外で外国株を買うと、外国配当金に課せられた外国税金を使い、日本の税金計算での利益を減らすことができます。これを外国税額控除と言います。NISAにはこの制度がありません。よってNISAで外国株を買うと、配当金に関しては、無税の効果が消えてNISAの意味がなくなります。 またNISA期間終了時の株価が看做し取得価額として、その後の税金が計算されます。つまり100円で買った株が70円になりNISA終了、その後にNISAの外で100円に戻ったとしましょう。100→70で30の損で、70→100で30円の利益です。損益通算ができれば-30+30=利益0です。しかしNISAでは-30の部分が無視されて、利益30が残ります。つまり100→70→100と元に戻っただけなのに、何故か税金を払う。不思議な制度です。 そもそもNISAは限度額が100万円という極めて小額な制度です。株の利益は歴史的に見ても平均して年10%程度です。たかだか10%の利益に対する税金を無くすために、上で紹介した不利益を甘受するのは割に合わないと考えます。 というわけで、NISAの外で投資しましょう。健闘を祈ります。
その他の回答 (1)
- Crusadess
- ベストアンサー率57% (121/210)
インデックス投信でも、配当はあり得ます。小生は「配当再投資」に設定していますので、発生した配当金は、小生の手元には届かずに、そのまま投資に戻されます。しかしそれでも配当が存在したという事実は変わらないので、しっかりと税金が発生しています。 外国株インデックスならば、ニッセイかVanguardが良いと思いますよ。手数料の低さが秀逸です。小生は信託報酬0.05%のVTSAX(上場版ならVTI)と、同0.14%のVTIAX(同VXUS)です。 小生はNISAの外で投資することをお薦めしますが、しかしNISAで投資しても結果は誤差の範囲内に納まるでありましょう。ですので、余り細か過ぎることは気にしないでも良いです。最も大切な「インデックス投信」「日本一点集中は避ける」「Buy&Hold」の3点をしっかり押さえたら、その他の要素はオマケみたいなものです。健闘を祈ります。
補足
確かに、利益が10%でそれに対する税金が20%ですから金額的には極少額と言えるかもしれませんね。5年分全て利益が出ても大した額ではないのかも。。。 それと、私が考えているのは外国株インデックスタイプの投資信託ですから直接の配当はないと思うのですが、上記のご意見に適合しますか?