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佐野研二郎のやり方は社会的に許される?
- 佐野研二郎の批判の理由とは?
- パクリとトレースは現代社会に必要悪か?
- 昔の日本と現代社会でのパクリの違いは?
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デザインの世界は素人ですが、今はもう大抵の表現はされ尽くしていて、どんなデザインでも世界中や過去をほじくり返せばどこかしらに似たようなものは出てくると思います。特に大衆が支持するようなものというのはどこかで見たことがあるようなもので、オリジナリティあふれる作品はおそらく前衛的すぎて大衆には支持されないと思います。それこそゆるキャラなんてのはみんなどこかで見たようなデザインなわけでして、その手法のセオリーにことごとく反した「せんとくん」が世間からどう受け止められたかを考えればね。 ただ、あの「BEACH」の作品はまんまコピーなわけでして、中国のガンダム的な何かでさえちょっとデザインが違うわけで、いくらなんでもまんまコピーは芸術表現の分野では許されないですよね。 とはいえ、現在の佐野氏へのバッシングはもうあらさがしの域にあるのは間違いないと思います。どこかの動物園のマークが外国のどっかのデザインに似ているという指摘もありましたが、あれは「そもそもありがちなデザイン」だと思うし、家紋にも似たようなものがあったように思います。だとしたら、その外国のデザインが日本の家紋をパクったんじゃないかともいえるでしょう。 東京オリンピックのデザインも私はパクりだと思いますが、ちょっとこうバッシングの度が過ぎている感じはしますね。彼の過去の代表作なんかを見ると、ロゴデザインはあまり得意ではなさそうな気もしますけどね。もうここまできたらいっそ草間彌生さんにお願いしてはどうでしょうかね?誰にも文句がつかないほど水玉模様のオリジナリティあふれる突き抜けたデザインが出てきそうな気がします・笑。
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- sparkle719
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許されないと思います。 韓国のポッキーの偽物「ぺぺろ」やかっぱえびせんの偽物「せうかん」なども許されません。 中国もパクリが多すぎます。 これを期にそういう文化の国の人たちと同じように見られたら嫌なので許したらダメだと思います。
お礼
>>そういう文化の国の人たちと同じように見られたら嫌なので許したらダメ 世論の考えとしては少なからずいるでしょうね
著作権そのものが問題。
お礼
他人から学ぶ、インスピレーションを受ける事と著作権側の権利を守るというのは裏腹のようにも思えます
- potatorooms
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真似の大切さ、破壊力の凄さは、羽生さんで十分、日本人なら分かってるんじゃない? 習う上で過去に習うだけでなく、熟達して相手を真似して相手を叩き潰すまでのレベルに到達する。 羽生さんが出てくるまでは、熟達に至るには、殻を破って、自身の型を作るって言われてたけど、ほんとに凄い人は、相手の型で相手を上回るんだ、ってことを見せてしまった。 話題の人は、真似した相手よりレベルが素人目でも下なものしかできないから、叩かれてるだけだと思いますよ。 羽生さんとの違いは、自分でもできそうって思えちゃうこと。真似された人がその作品を見て茫然自失にならないこと。 Dr.スランプって大ヒット作とニュートンの古典力学が似ているね、って、言った大学教授が居ました。どっちも独自のものはなく、先人たちの残したものを集大成してみせたものだと。だからといって、それが業績として劣るものではないというんですね。
お礼
佐野氏の作品には今のパクリ論調を黙らせる程の魅力を感じさせるものが見当たらないですね >>Dr.スランプって大ヒット作とニュートンの古典力学が似ているね、って、言った大学教授が居ました。どっちも独自のものはなく、先人たちの残したものを集大成してみせたものだと なるほど、わかりやすいです
私も今回の件がなかったら、名前すら知らなかった人です。 一つには知名度がそれほど高くなかったから、今までは叩かれにくかったのではないかと思います。 そして今回は、オリンピックという国際的な場で、外国のデザインをパクったということで、日本の威信を傷つけるような行為とも考えられますから、それだけひどく叩かれるのではないかと思います。 これが国内の一企業レベルの話だったら、そこまで叩かれないのではないかと思われます。 実際、オリンピックの件から後になって、以前のことまで出てきているくらいですから。 パクリ自体はどうかというと、存在意義はあります。 そもそも、学ぶというのは、まねぶというのが元だということで、要するにまねすることで勉強できるわけです。 なので、あくまでも習作レベルで通用することなのではないかと思います。 私の作品ですと言って、お金をもらったりするのはアウトというところではないかと思います。
お礼
>>学ぶというのは、まねぶというのが元だということで、要するにまねすることで勉強できるわけです。 学ぶというと縮こまっちゃうけど、まねぶという意識を持っていれば身につきやすいですよね、真似ることは学ぶ上で必要な事だということですね >>私の作品ですと言って、お金をもらったりするのはアウト そこが問題なのでしょうね
- 92128bwsd
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佐野さんのことは知らなかったし、擁護する立場のものでもありません。ベルギーの劇場の件はともかく、サントリーの件では過去問題があったようですね。すでに問題を認識して使わないようにしていたようですが掘り起こされましたね。佐野氏とその事務所の良し悪しは良くわかりませんが、今の騒ぎを見るとちょっとリンチの様で怖いです。メディアとネットでいじめをしているみたいです。 エンブレム、ロゴ、アイコン程度のシンプルなデザインだと、ある程度限られた要素の組み合わせにならざる得ません。これらはすでに世の中に限りなくたくさんあり、しかも毎日増産されているので、そのどれとも誰が見ても似ていないものを作るのは不可能です。なので、パクリなのか偶然なのかは本人のみぞ知るです。パクリ(あるいは参考)があったとしたら私は褒められたものでは無いと思いますが、それでイコール権利侵害と言う話ではなく、またサントリーの件で問題になったデザインの一つのデザイナーは、アートの世界では、真似をしてそれを更に進化させるのはあたりまえだという様な発言をしています。一部のメディアでも解説されているように、似ているだけでは意匠権の侵害になりません。そう言う状況の中で、訴えてきたベルギーの劇場の話は特殊と言え、ところがメディアか一般の人がスペインやコスタリカのデザインから似たものを見つけてきて、相手が別になんとも言っていないのに、盗作疑惑を持ち出してくる。メディアもネットの多くの人も意匠に関する実情を無視して(実際意匠権を出願する場合、シンプルな意匠だけで権利化するのはものすごく難しいのです。類似の物を似ているという主観性だけで排除したらきりがないから。)悪ものづくりを楽しんでいませんか? 東京五輪の佐野氏のエンブレムを取り下げろという話が出ていますが、今の雰囲気と知識レベルの中でそれをやったら新しいエンブレムと類似のものをまた皆でこぞって探すでしょう。そんな状況が予想できる中で仕事を受けるまともなデザイナーはまずいないでしょう。へたに手を上げて、リンチにあったらかなわないです。
お礼
確かにシンプルになるほど他作品と似てきますね。 >>サントリーの件で問題になったデザインの一つのデザイナーは、アートの世界では、真似をしてそれを更に進化させるのはあたりまえだという様な発言をしています 真似と進化させた作品との境界が曖昧で難しいですね。 今の日本はモラル意識が高すぎて弊害がでてるように感じます。 ただのあら捜し、リンチになってしまって単に誰々が悪いという話にしかなっていないように自分も感じます。
- yaasan
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パクリそのものは許されざる行為です。著作権が何故あるのか、著作権によって何が守られなければならないのか、それを考えればおのずと答えが出ます。単にデザインしたのではなく、デザインしたことによってお金が発生しているのです。 佐野氏は今まで注目度のそんなに高くないデザインを手がけ、パクリとされる側のデザインもそんなに有名でないデザインだったために当時に発覚しなかっただけに思います。 またトートバックだけを自分ではない仲間がパクったとし、自分は無罪、他のも類似しただけと主張されていますが、一つパクったなら他の全てもパクったと勘ぐられても仕方ないし、多作とはいえこれだけ出てくるのは偶然にしては出来すぎかと。 もし、主張通りなら他人が発表したデザインに似たデザインしか作製できない凡百のデザイナーであり、そんな人に国を挙げて開催するオリンピックのロゴを任したくない気持ちは個人的に持っています。 >パクリ トレース アレンジ は現代社会において必要悪かどうかが知りたいです。 最初に書いたように必要悪ではなく、完全な悪です。デザインだけでなく、あらゆる分野の新しい技術・作品は過去の技術(作品)を周到した上で、そこから斬新なものを造り上げるものとは理解しています。 しかし、周到したは良いが新しくなく単なる模倣にしかならないものは評価されてはいけないものと思います。そしてそこに著作権(商標権・特許権など)があるのであれば、それを侵害した粗悪品と思われます。 佐野氏に明確な意図があったかどうかは解りませんが、生み出したデザインはそうした粗悪品でしかないという個人的な評価です。
お礼
>>他人が発表したデザインに似たデザインしか作製できない凡百のデザイナーであり、そんな人に国を挙げて開催するオリンピックのロゴを任したくない >>周到したは良いが新しくなく単なる模倣にしかならないものは評価されてはいけないものと思います 私も同じ考えです。 佐野氏の過去デザインや五輪ロゴを見る限り、会見で「これは完全なオリジナルであり、ブラッシュアップをし続けた、デザイナー人生の集大成」という言葉には違和感を覚えました。
お礼
「草間彌生」さんでググらせていただきましたらすごい事になったのでBAにさせて(全て読ませて)頂きました。 やはり佐野氏のバッシングは行きすぎてると言うことでしょうね。 学ぶうえで、マネる事は必要で、お金を取るなら進化を遂げた魅力ある作品でなければならないと。