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医者はなぜ患者の背中にも聴診器を当てるのでしょうか
医者はなぜ患者の胸だけでなく、背中にも聴診器を当てるのでしょうか。
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聴診器は実に重要な健診手段です。 経験豊富な名医ほど丁寧に聴診器をあてます。心臓や肺は動いているのですから 健全かどうか知るには胸だけでなく背中も調べないとダメです。 余談ですが、知り合いに心筋梗塞と診断された人がいて、聴診器で胸、背中、脇など調べ、即大病院に行くように言われました。 もともとは脇がひきつるとの訴えでしたが、聴診器だけで異常を見抜いたのです。 聴診器を丁寧にあてる医者は良い医者だと思います。
- 交通事故撲滅! ゴルゴ13♂ 便所は綺麗に使いましょう(@asacusa110)
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こんばんは。聴診器についてのみお答えさせていただきます。 まず、集団健康診断についてですが、健康診断は一般には病気の症状のないか、或は、自覚がない人間に対して、できるだけ早期に病気を発見するために行われるものです。集団健康診断では受ける人が多すぎるので医師が背中にまで聴診器を当てる時間はありません。そのために胸部にしか聴診器を当てない場合が多いのです。 ご質問はたぶん、健康診断の検査ではなく、病院で行われる「肺」と「心臓」の様子を聴診器で調べることをおっしゃっているのだろうと解釈させていただきます。それで「なんで胸部だけでなく、背中までに聴診器を当てられるのか。」と疑問を持ってらっしゃるのだと思われます。 「肺」も「心臓」も立体的な構造をしていますよね?。胸部に聴診器を当てれば「肺」や「心臓」の音を聞くことができるのですが、本来なら、立体的な構造を持っている「肺」や「心臓」の音を聞き取るためには、理想的には3方向から聴診器を当てなければ、詳しい呼吸音・心臓の音を聞き取ることはできません。 特に「肺」は、背中側の下にまで広がっていますので、胸部からだけの音を聞くのは、はっきり言って正しい聴診器の当て方とは言いがたいはずです。医師側からしてみれば、時間があれば背中にも聴診器を当て「肺」の音を聞き取りたいというのが本音でしょうね。 先に申し上げたように「肺」や「心臓」は立体的な構造をしているののですが、現実的には3方向から聴診器で音を聞き取ることはできません。そのようなわけで胸部と背中の2か所に聴診器を当てて音を聞くしかないのです。それ以外の検査を求めるのであればレントゲンやMRIが必要になりますもの。 ちなみに、いい加減な医師は胸部だけに聴診器を当てて音を聞き取ります。良心的で経験が豊富な医師ほど、胸部・背中に聴診器を当てて音を聞いてくれる傾向があります。質問者さんは良い医師に巡り合えたと思います。 参考になれば幸いです。
- Oubli
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ヒトの肺は右は上葉・中葉・下葉、左は上葉・下葉にわかれていますが、上葉(と中葉)は前方に、下葉は後方にあります。したがって下葉の呼吸音を聞くためには背中にも聴診器をあてなければならないのです。座ることもできない場合はレントゲンをとるしかないですけどね。
- microanswer0
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聴診は心臓の音と肺の呼吸音を聞きますが、前からだと肺の後ろの方の音は聞こえないので後ろの方の音は背中から聞くのです。