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職務内容について。(激務でしょうか?)
私は今年の市役所の採用試験を受けようと考えているものです。 私自身、母子家庭で育ちなおかつ障害を持っているので自治体の児童福祉や、障害福祉課に随分と助けられてきました。そのような経験から市の福祉総合窓口で勤務して私と同じような境遇を持つ人々を助ける為に仕事をしていきたいのですが、「激務ではないのか」。「私に勤まるだろうか」。「ミスをしたらどうしよう」などと言う不安が頭をよぎります。(私はADHDとうつ病を患っています)。市役所の福祉の仕事は激務なのでしょうか?職務内容などについても詳しく教えていただければ幸いです。
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公共の福祉の仕事、は、相手の置かれている状況や立場を理解して提案したり紹介したりしてすすめる仕事です。 ですから、相手に対する想像力や思いやりが欠けた人が付くと、いわゆる「お役所仕事」になって不評を買います。 あなたは、その相手の立場であったことがある人です。要するに経験者であり、気持ちも不安も全部知っているのです。 そういう経験者は、誰と会話をしても「親身に自分のことを考えてくれる」とピンときて感謝されるものです。 ですから、その仕事はあなたを必要としています。 是非ご応募ください。 質問を逆順にお答えします。 どんな仕事でもミスはつきものです。 人間は生身のものですから、神のような曇りのひとつもない仕事は誰もできません。 どんな立派な人でもどんなに尊敬されるひとでもミスはするものです。 それは気にしてはいけません。誰もがやるのです。 ミスは修正すればいいだけでしょう。 再発しないように考えるのが努力というものです。 私に勤まるだろうか、これは初心者皆一緒です。 どんな仕事だってやらないうちに勤まる保証なんてありません。 やっているうち、不慣れでミスというかポカを繰り返しながら覚えていくものです。 だからミスを恐れないことが必要なんです。 自分にやれないと思ったとき、伸びは止まります。 激務ではないか? 福祉課といってもいくつかの分野があります。 施設を回り歩いてヒアリングしたり、希望者を紹介したりする一種の外回りはあります。 この場合、東京都みたいな都市部でない限り、自動車で移動しますから運転免許は必要です。 運転免許のない人間はこの仕事には回されません。 ただ、一番激務に近いのはこれでしょう。予約した時刻というのがあり、渋滞に巻き込まれることもあり、余裕を持つのがなかなかできない。 それに付随するというか連携していることで、福祉サービスを希望する人の受付があります。どういう制度があるのか、自分の市にはどういう対応があるのかを相手の立場にたって説明する仕事があります。 転入者に対し、市の行政上の扱いを説明し、登録したり情報を変換する操作があります。 これは窓口の仕事と、データベースに向き合って更新する仕事の2重です。 いわゆる「手帳」の扱いがこの典型です。 自立支援医療費支援、というのは福祉課ではなく保健センターのことが多いですが、問い合わせ自体は市役所でもお答えしなければいけません。 うちの仕事じゃありません、といったら「お役所仕事だ」とさげすまれます。 いずれにせよ、市役所というのは、最大の多忙業務の時点で何人が働かなければならないか、から人員を割り出して予算を立てるものなのです。 ですから、普段100の力のひとたちが120の力を出すというような「頑張り」は起きないようにしています。 ことばは悪いけど、普段は実力の80%ぐらいで勤務し、いざというときに100になることを想定しているのです。 この想定を越すような特例自体というのは、あの東日本大震災時の三陸沿岸の市町村の役場だったと思います。 普通は、民間の会社でいうような「激務」は起きません。ご安心ください。
お礼
丁寧に説明していただきありがとうございます。 私が必要とされているといってくださったおかげですごく勇気が出て安心しました。 不幸だと思っていた私の境遇を人の役に立つ仕事に活かせるとは人生とは皮肉なものですね。