粒子加速器内での電子の相対速度
粒子加速器内での電子の相対速度
巨大な粒子加速器では電子を光速の90数%まで
加速し衝突させると聞きますが、右まわり、左回り
ともに光速の90数%まで加速したら右まわり電子
Aと、左回り電子B同士の相対速度は光速を超え
てしまわないのですか?(相対性理論に反すると
は思いつつ...)
仮に二階建ての円形加速器があったとして、1階の
電子Aが右回りに光速の90数%、2階の電子Bが
左回りに光速の90数%で回っていたら、電子AとB
の相対速度はどう考えればいいのか?という疑問か
ら発想したのですが上記の1つの加速器内での粒子
同士の相対速度と2階建てでは異なるでしょうか?
二階建ての場合は単に「電子ABのすれ違い速度」と
言えるかもしれませんが、同じ階の中で衝突すると
なると1階と二階を重ねただけなので電子ABが等速
ならAB間相対速度は倍速では?...
補足
1階建ても2階建ても地上に固定された円形加速器(円
周30km位)の電子の進行円周上の一点に対し右回り
の電子Aの速度、左回りの電子Bの速度(但し周回運動
なので角速度)だと想定。(これが間違いかな~?)
実際には衝突確率を上げるため複数粒子で行うこと、速
度測定を加速器の磁場の変化で計っていることは以前の
質問へのご回答から承知しています)
またこの速度では相対論効果で粒子の質量増加、加速
器と粒子同士の相対時間が周期的に変化すると思われ
ます。
お礼
ありがとうございます!