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何故蚊に刺されると痒くなるのでしょうか?
閲覧頂き誠に有り難うございます。 蚊に刺されると、当然に痒くなる訳ですが、これが痒くならなければ、吸われる血液の量は微々たるものなので、極言するといくら刺されてもいいくらいです。 しかし、実際には痒くなるので、蚊取り線香などによって殺されたり、刺している瞬間に叩き殺されたりします。 何故蚊は人を刺すと、痒みを与えるように生まれて来たのでしょうか。 蚊は、それ故に生まれて来た時から、殺される運命にある訳です。 生物学的見地からの御回答を、どうぞよろしくお願い致します。
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>何故蚊は人を刺すと、痒みを与えるように生まれて来たのでしょうか。 おそらく逆だと思いますね、蚊は別に痒くしてやろうと考えたことなど一度もないはず。 血を固まらせないために唾液を注入しているのですが、人間の側(および他の動物も)が勝手にその唾液にアレルギー反応を起こして痒がっているだけに過ぎない。 >これが痒くならなければ、吸われる血液の量は微々たるものなので、極言するといくら刺されてもいいくらいです。 個人としては感情的には同感です。 ただ人類という種にとっては、おそらくそうではないのでしょう。 たとえば、最近話題になったデング熱。 日本ではあまりなじみのないマラリア、犬の病気として有名なフィラリア(最近は人間にも寄生される例があるらしい)、あまり聞くことはなくなったけれど日本脳炎などなど。 蚊が媒介する病気は多いです。 一説には、人間を殺した数が最も多い生物をランキングすると、サメやクマやライオンなどではなく圧倒的に蚊だと言われています。 最初に戻って『何故蚊は人を刺すと、痒みを与えるように生まれて来たのでしょうか』についてですが、そんな風に蚊は非常に危険な生物なので蚊に対するアレルギー抗体を持って、痒みという警戒信号を持つように人類が進化した結果ではないかと思われます。 進化論の適者生存の考え方で見てみると… 仮に一億年前の人類の先祖が、蚊に対するカイカイ抗体を持っている個体、持っていない個体が半々だったとして… カイカイ抗体を持っている人は、もしかしたらその痒みが不快という理由で火で煙を起こすと、蚊が寄ってこないという事を発見するかも知れない。 おそらく痒みが不快なので、毎晩火を絶やさないでしょう。 カイカイ抗体を持っていない人は、蚊に刺されても平気で気にしないと思われます。 煙で蚊が寄ってこないよと教えられても、そんなのメンドクサイと放置。 結果病気に罹る可能性が高くなり、早死にする確率が高くなる。 結果的に、次世代はカイカイ抗体を持っている個体の方が多くなるかも?さらに次世代はもっと増えるかも? 次第に、カイカイ抗体を持っていない人はいなくなるかも? 適者生存の切り口で考えてみたというだけの仮説なので、それが当たっているかどうかは知らない。 さて、これは生物学的見地からの回答になっているでしょうか?
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- tzd78886
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蚊にしてみれば吸い込むときに見つからなければいいわけです。痒くなるのは唾液を送り込んでいる時ではなく、しばらく経ってからです。その時にまだ吸っていれば見つかってしまうわけですが、それより前に飛び立てば見つからずに済みます。血液を吸い込むときに固まらないようにする利点と引き替えにしたわけで、見つかるリスクがあったとしてもそのほうが吸い込める血液が多くて都合が良かったのでしょう。 一回の吸血で十分でなければ何度も吸血しなければならず、そのほうが見つかるリスクが高まります。
お礼
早速御回答頂き、誠に有り難うございました。 蚊に刺されると痒くなるので、蚊取り線香などによって殺される、失礼ながらこの点との関連が理解できません。
- aki2701
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蚊が人体に針を突き刺すときに体内に蚊の唾液が入ります。 その時に身体にアレルギー反応が起こり、腫れて痒くなるわけです。 ちなみに刺すのはメスのみでオスは花の蜜などを吸うそうです。
お礼
早速御回答頂き、誠に有り難うございました。 自分の望む所は痒み発生のメカニズムではなく、もしも痒みが発生しなければ殺されずに済むのに、何故痒みが発生するのかということです。
お礼
早速御回答頂き、誠に有り難うございました。 御回答頂いた他の方々には大変失礼ながら、漸く的を射た御回答を頂けたような気がしています。
補足
当然のことながら、「回答を評価する」とさせて頂きました。 なお、常々おかしいと思っていることですが、質問者はベストアンサーに選んだ回答を評価したからこそ、ベストアンサーに選んだ筈です。 しかし、私のプロフィールから明らかなように、回答が評価された数はベストアンサーの3分の1にも達していません。 本来ならば、ベストアンサーに選ぶことと回答を評価することとは、リンクするようにすべきだと思っています。 まあ、どうでもいいことですが…。