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CLT工法の弱点
最近、研究が進んでいるCLT工法(板を直交に張り合わせた分厚い合板を使う)ですが、 日本で家を建てる場合、湿度対策が気になっています。 良く言われるように 2x4住宅では、湿度に弱く、腐朽菌、シロアリに侵されて躯体がぼろぼろになったケースも良く聞きます。 CLTでは、そのようなケースは発生しないのでしょうか?
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(1)あなたは「CLT工法」の建築現場を見た事がありますか? まだ建物ごとに個別の「大臣認定」を受けている段階ですから、見た事のある人の方が圧倒的に少ないとは思いますし、法制化されてからでないと「正しい判断」も出来ませんが、今の状況だけで言えば、あれでは「普通の家」には使えません! ➁確かに「個別認定」なので、基礎の設計に関しても「時刻歴応答計算」によって作っているので、たかが3階建ての「共同住宅」なのに、鉄骨造の建物よりもはるかに「ゴツイ基礎」になっています。 余りにも大きくて基礎の梁成だけでも2.0M近くの高さがあるので、「よほど地盤が軟弱なのですか?」と聞いたところ、地耐力は50Kn/m2をはるかに超えています。 との説明がありましたので、「法制化」した後でないと正確な判断は出来ませんが、あの状況からすると「一般的な住宅」にはならないと思いますよ。 (3)諸外国では「大型のショッピングモール」や「コンベンションセンター」や「体育館」などに使われていますし、「共同住宅」でもマンション並みの9階建てなどがイギリスでも建てられていますので、一般の住宅用であれば今までの「木質ラーメン工法」の方でないと、使えないと思いますよ。 (4)ちなみに「CLT工法」はまだまだ高い方法なので、坪単価で言えば150万円/坪当たりだと思いますよ。 「補足」があれば「追記」が可能です。
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- takuranke
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もともと欧州で開発された工法ですので、 日本の気候風土に合った設計や施工方法が必要となります、 単純に欧州と同じ施工法だけを持ってくるだけなら、当初の2x4と同じことになります。 それと、2x4等の工法は、現在、湿気対策を施して施工する野が一般的ですね。
お礼
そうなんですか。2x4も日本で進化しているんですね ありがとうございます
お礼
高知県などの実際の建物を見たわけではありませんが、今の段階では、一般住宅に適用するのは無理そうですね。150万だと鉄筋コンクリート作りの方が安いですし。どうもご説明ありがとうございました。