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適職診断について
適職診断サイトや、就職サポート機関の適職診断を複数受けていますが、どれも興味を診断して適職を判断するタイプばかりで、自分の知る範囲では、行動などから適正を判断するといった、適正を診断して適職を診断するというものがありません。あれば転職活動にかなり効果はあると思うのですが、そのような適職診断はありますか。また、どうやって受けられますか?
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適性を自分の興味ではなく行動から判断するという考え方は最初から間違っています。 だからそういうものはありません。 実例で説明しましょう。 日記をつける習慣を持っている人があるとします。この行動から適性をなんだと見ますか。 書記に向いていると言う判断をする論理があります。 考古学の発掘で出土品のリストを作る係に向いていると言う判断もあり得ます。 スポーツトレーナーとか、選手の体調管理をする係がどうだろうという発想もあるでしょう。 だけど、会議に出るのはいやだと思うかもしれない。 炎天下に土を触るなんてとんでもないと考える場合もある。 自分勝手な選手の世話なんか誰がするかという意見もありえますね。 あるいは釣りが好きで、漁った魚をさばいて食べている人がいます。 この人に板前をしたほうがいいというアドバイスは適正でしょうか。 食堂を経営しろとかスーパーマーケットを開業しろといっておかしくないでしょうか。 あるいは、観光協会に勤務したらどうかといえるでしょうか。 行動で適性を判断するというのは、こういうことになるのです。 職業への適性というのは、能力的に何に向いているかという問題よりも、その仕事をする意志が重大です。 昨日まで包丁に触ったことがなくても板前になりたいとおもったら、下働きから修行をする覚悟ができます。 床の清掃や流しの掃除、職人の洗濯であっても、板前になりたいという希望のもとにやりこなせる仕事と言うことになります。 決して掃除に向いているわけでも洗い物が好きなわけでなくても、そのハードルは越せるのです。 そのうち買い出しの荷物持ち係を任され、魚の下ごしらえを頼まれたりし、徐々に目標に近くなるのがわかっているからです。 もし単に釣りが好きなだけの人間がこの板前の下働きを指示されたら、たいがい怒り出します。 何のために掃除なんかおれがしなくてはならないんだ、と言うでしょう。早く魚を触らせろと言ってカシラからクビを言い渡されるのが落ちです。 たまたま何かが得意だからその系統の職業についたら、というのはその職業に成功するということとは、ほど遠い。 どんな仕事でも余計な小仕事がたくさんあるもんです。その小仕事が自分に合っているかどうかということを問うのがおかしい。 医者をやるにしても、患者の前で聴診器をあてるだけではすみません。 コピーをしたり、自分の机を片付けたりカルテを整理したりしなければならんのです。 症例を探すために学会誌や本をめくって検索しなけらばいけないのです。 その小仕事が自分に適しているかどうかなんていう判断はあり得ません。やらなければならないということなのです。 それがやりたい、それをしてみたいという意志のもとに職業を選ばなければ、意味がありません。 ですから、ハローワークが一種の問診をおこなって、あなたはこういう仕事はどうですか、という提案程度はできます。 でも「あなたはこの仕事が適している」という判断は誰一人できません。 「いやーそういう仕事は」と反応されたらそれでおしまいです。 本人の意志次第なんです。
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- trytobe
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直接面談をしないとわからないので、ハローワークでしか対応してくれません。 民間が無料でやっては利益にならんので。