可視光が380~780nmなのは何故?(長文です)
特に長波長側を780nm(場合によっては800nm)に定義する理由って何でしょうか?
私は前職でプロジェクタの照明光学系の設計などをしていました。
設計上、700nm(最大限がんばってみても720nm)より長波長は扱うことはほとんどなく、分光光度計のビームなどで見ようとしても、見えるのは690nmまでがいいところです。
確かに短波長側も400nm以下になってくると非常に見にくいのですが、380nmとの差は20nm。個人差として飲み込むことに違和感はありません。
実際に仕事仲間たち6名とどこまで見えるか試したことがあり、385nmや390nmが見える人もいましたが、705nmより長波長が見える人は誰一人としていませんでした。
また、あくまでも個人的な主観ですが、虹を見たとき780nmまで可視光ならば、赤のゾーンはもっと広くてもいいかなぁとも思います。
その上で、可視光長波長側を780nmまでとしている文献等に関してかなりの時間を割いて調べましたが、客観的な説明のあるものはありませんでした。
短波長側の20nm程度と比べて、長波長側は80nm程度は明らかに差が開きすぎで、実際と異なるように感じます。
私なりに想像してみたのですが、
・網膜の感度としては780nmまであるが大脳に伝わりきれない
・昔の人は780nmくらいまでは十分に見えた
・人種や民族によって見えたり見えなかったりする
如何でしょうか?
お礼
回答ありがとうございました!