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宗教の起源

 宗教とは何だろうかと思考錯誤しています。  私の洞察では、おそらく死者を弔う職種から宗教が生まれたのではないかと考えています。  肉親や親しい人が亡くなってしまったとき、どこにいってしまったのか考える感情は原始の頃から変わらぬものと思われ、これを解消するための職種が宗教の起源ではないかと思うのです。  「そんなもん、当たり前だろう」と言われそうですが、ネットで調べてもその当たり前の答えが出てきません。  なので、あえて宗教の起源についての見解を、集めてみようと思いました。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hekiyu
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回答No.5

人間は、なにか不可思議な現象、理解しがたい事態に 陥った場合、どうしてだろう、と説明をほしがります。 さっきまで話していた肉親が、今はもうただのモノに なってしまった。 月食はなぜ起こるのか・・世界はなぜ存在するのだ などなど。 その説明をするために、宗教が誕生しました。 亡くなった肉親は、きっとこの世界とは別の世界に 行ったのだ。 月食は怪物が食べたのだ。 世界は神が創ったのだ。 その後、時の権力者が宗教の力に目をつけ、統治の 技術として宗教を利用するようになります。 あるいは、金儲けのために宗教を利用する人もでて 来ます。 こうして、宗教は社会システムに組み込まれて 制度化され現在に到ります。 現在も神を信じている人は多いですが、宗教の力は 弱まっているといわれています。 それは、不可思議、理解不能なモノをまず哲学が 説明し始め、更に科学が説明するようになったからです。

disaster
質問者

お礼

まさに、そのとおりと思います。 何もかも合理的に処理できるようになってしまい、信じるという事が軽んじられたり、むしろそれを悪用したりされる事が多くなっていると感じます。

disaster
質問者

補足

ヨーロッパでもそうですが、やはり宗教はどうしても政治や金融と結び付きやすいですね。これは世界共通の事と思います。

その他の回答 (9)

  • ks5518
  • ベストアンサー率27% (469/1678)
回答No.10

そもそも、『宗教』という言葉自体は、幕末期にできた言葉であり、包括されるものとしては多種多様のものがあるため、“宗教とは何ぞや?”と言われてもそのできた背景は様々である。 特に、一神教や神道が対外的な神を崇めるものと、内在的なものを求める『本来の仏教』とでは全く異なります。 一神教の始まりは、ユダヤ教以前にエジプトのナイル川中域で発生しているようです。これは、人間以外にとてつもなく大きな力を感じていたのでしょう。太陽の光の中にその存在を見ていたようです。その“神”の影響で様々な自然現象が現れるというものです。 神道については、多くは豊作や災害などの無いよう願ったものが、後に社などの形が出来ていくものです。 仏教については、もともとは釈尊が説いたものですが、インドから中国、日本や東南アジアに広まる過程で、その内容は大きく変化し、形骸化しているものです。 特に日本における『仏教』は、多くの人間の影響によって、本来仏教が持つ意味とははなはだ違った教義が展開され、それが当たり前のように人間社会に存在しているものが殆どだと思います。(要するに、内容が間違えているのだから、それを実践してもまるで意味がないどころか、反って悪業の元になることすら疑わずにいる。) 本来の仏教の意味は、『仏の大慈悲により、民衆を救済していくこと』にあります。これは、特別な僧が信徒を救うというものではありません。本来、今生きている人間には、命の中に“仏性”というものを備えていて、修行によりそれを取り出し、他者を救いゆくというものです。 大雑把で申し訳ありませんが、宗教には色々なものが含まれていて、それらは出てきた年代も違えば、目的も違うというもので、一言では言い表せないというのが結論です。 ※また、質問者様が言われている一般民衆に対する葬儀などの儀式的な僧侶の関与は、室町時代から江戸時代にできてきたもので、釈尊当世がら基本的に僧侶が儀式を執り行うことはありませんでした。 それと、日本仏教は当初貴族社会のもので一般の社会には広まっていませんでした。そして、平安時代には“怨霊退治”として祭事を行うことが主なものだったのです。

disaster
質問者

お礼

確かに神道の稲穂や野菜を祀る様子だとかは、葬式とは関係ないです。 なるほどと思いました。

  • meido20
  • ベストアンサー率16% (4/24)
回答No.9

あるDVDで呪術について考察することがありました。梵字というものを 使って人を思い通りに呪い殺すというものです。 実際に、それを掛けられた人間が傍にいた女性を包丁で刺し、自らの首 を欠ききって自殺して果てました。 梵字というのは古代サンスクリット語が起源で、中国に渡り日本には仏教 を通して伝わった。とあります。 古代サンスクリット語というのは、インドの宗教者が使っていた文字と されていますが、本当のことは分かりません。 その文字はチベットに残っている。と言われていますが、中国の侵略によって 消えつつあると言われています。 また宗教も文字の発達によって経典ができていることから、文字が確立してから のことだと思います。 その辺りのことから調べると面白いかもしれませんね。

disaster
質問者

お礼

確かに口承のものもあるでしょうけども、アイヌももとは文字を持っていたとする説もありますし、宗教が文字の発達と共にあったという考え方もできますね。 そういえばサンスクリット文字は教典を記すために生まれたと、どこかで見かけた覚えがあります。

disaster
質問者

補足

チベットといえば、伝説のシャンバラですね。かなり凄まじい悪魔崇拝の儀式が行われる地域のため、弾圧されているのでしょう。 子供が犠牲になるものも、あるといいますし。

回答No.8

質問者の発想は葬式仏教そのものですな。死後の世界より、今、生きている現世の方が重要です。 宗教の宗とは根源のような意味を持ちます。生き方を突き詰めたものが宗教です。だから、幸福についても説いている。

disaster
質問者

お礼

この葬式仏教という言葉が、いま読み進めている書籍に載っていて、それが質問の発端となりました。 「世界がわかる宗教社会学入門」という書籍になります。 聖書についても通読はできていませんが、ひとまず漫画などで大まかなあらすじは掴めたところです。これからの時代、日本でも宗教の知識は必要とされてくるかなと思い、頭に叩き込んでいます。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.7

当時の科学で解決できないものを合理的に納得するために発生したものが多いと思います。今では科学的に理解できることでも宗教が強い地域ではそちらを優先させるために科学技術の発展の妨げになっているのは皮肉な話ですが。

disaster
質問者

お礼

確かに原理主義的なものは、壁を作ってしまいますね。 しかし親の小言のようなもので、後になって有り難みがわかるようになるものではないかと思います。

  • sirasak
  • ベストアンサー率27% (348/1287)
回答No.6

 大昔は戦争を繰り返して、平和がない時代が多かったのでしょう。 心の安らぎを求めるのに一部の狂人教祖が虚偽を言い出して無知な人はそれに従ったのではないかと思います。 今で言う詐欺だと思います。 宗教に絡む戦争が起きますので宗教があると平和になりません。  仏教が広まったのは政治が利用して布教させたらしいですが、 短いお経を唱えると極楽に行けると騙されて葬儀には便利なシステムだったのでしょう。  宗教は高度な教育を受けた現代人には無用の長物であり、 教義で言いたいことは全て法律に盛り込まれているのです。 理解力の無い人は詐欺に騙されていることに気づくことがないのです。

disaster
質問者

お礼

宗教は律法として存在したものも多いのですね。ほんと、宗教戦争というのは深刻なものが多いという印象があります。

  • catpow
  • ベストアンサー率24% (620/2527)
回答No.4

古代の人々は誰もが、霊能力を持っていて、「神・あの世が存在するのは、当たり前、常識なこと。1+1=2のようなことであり、疑問を持つ必要もないレベルのこと」だったようです。 でも、ある時期から、人類の大多数は、その能力を封印され、選ばれた1部の人間(1万人に1人くらい?)だけが、霊能力を持つようになってしまったといいます。 となると、大多数の人間は、「神の存在、あの世の存在」を知らず、自分が生まれてきた目的、人生の意義を知らないまま一生を終えることになります。そして、多くの人間が死後、生きている時の言動の責任をとらされて地獄行きになります。 でも、これですと、新しい法律の存在を知らされず、いきなり「おまえは、自転車で信号無視した。昨日までは、それに対する罰則が不明確だったが、今日からは、それは罰金にあたる行為だと法改正された!」という感じの極めて一方的、不合理、不公正に思えてしまいます。 ですので、上記にあるように、ごく少数のものに、霊能力を与え、神、あるいは、神の代理人(東洋なら菩薩たち、西洋なら天使たち)との通信を可能にして、人々に「人生のルール、評価基準」を知らせたわけです。 そして、神に選ばれた人が教祖となり、宗教団体が生まれたわけでしょうね。 さらにそういう教祖は、特別な能力を持っていることも多かったわけです。 キリスト教であれば、イエスが死人を蘇らせ、病人を治し、たった5つのパンと2匹の魚で5000人を満腹にさせる奇跡を起こしました。 イスラム教は、ムハンマドが天使からの声を聞き、彼らの指導をうけて、塹壕戦を教えられ、圧倒的に多数の敵との戦いに勝利しました。 仏教においては、仏陀は数々の奇跡、未来予知、透視能力、読心術などの力を発揮しました(仏陀自身は、この力をあまり使わず、能力を得た高弟たちにも、それを乱用することを禁じていたようです) 霊能力を持った人が大多数だった太古の時代、あるいは、現代において、霊感のある方にとっては、「神の存在、あの世の存在は当たり前で、議論の余地がないこと」です。 ですので、極論したら、その人たちには、宗教なんて不要なんです。 でも、霊能力が無い、大多数の一般人は、科学的な証拠が無い「神、あの世」の存在を、教祖の言う言葉を信用し、信じるしかありません。 そこで「宗教」が発明されたわけでしょうね。

disaster
質問者

お礼

言葉すらなく、未知だらけだった頃は本当に人は神や天使を見たそうですね。もちろん幻想なのですが、本当に見たといいます。 人間の脳というものには、ホントに様々な機能があるようです。

disaster
質問者

補足

キリスト教、聖書の話になりますが、個人的な見解では旧約の方が内容が濃いなと感じました。新約はキリストが起こした奇跡の話ばかりで。 キリスト教の方はミトラ教との間で対立があったというような記述も見られ、その頃の歪みを引きずって来ているのかなと、学習中です。

noname#218778
noname#218778
回答No.3

困った時の神頼み。(´・ω・`)救いを求める需要があるからじゃね。

disaster
質問者

お礼

ある意味、このサイトにも神がいます (^o^;)

disaster
質問者

補足

日本の仏教は主に平安時代以降に中国から輸入されてきたものが大半という認識があります。 東南アジアでは上座部仏教が主流であるという点だとか、最近まであまり知りませんでした。学生時代に少し習いましたが、宗教には縁のない家庭に育ちましたので、頭に入りませんでした。

  • g0721475
  • ベストアンサー率17% (84/489)
回答No.2

インドの小さな国の王子が(生・老・病・死)の苦しみを 城下(東・西・南・北)の民達から救う事を考えた。 出家(身分・財産を捨てる)して修行をしたのが始まりです。 (全ては空・人それぞれ)意味深い言葉です。 自分の存在も無いということ苦しみも無いということです。

disaster
質問者

お礼

仏教の話ですね。最近、仏教関連の勉強をしてみています。仏陀がダンナと呼ばれるのはユダヤ十二氏族のダン族出身だからという話も目にしたりしました。 あと、仏という漢字はアメン神のモデルとなったエフライムの最後の2文字、イムを用いて作ったという話。なぜカタカナなのだろうという疑問もありますが。

  • k205t
  • ベストアンサー率13% (345/2543)
回答No.1

日本人は、悩み事とか病院に行っても治らない病気だと、すぐに宗教に入るかと思います。 それに日本では、いろんな宗教団体が存在しています。 みな悩み事とか無理やりとかで入ります。 まずあなたが思う肉親が死んだからとかは、あまり関係ないのかなと思います。 最終的にお金です。宗教でも一応商売です。 ちなみに1番力のある宗教団体は、創価学会です。1日で1億集めろと言われたら、1日で集める事が出来ます。 それに公明党が付いているので、まず悪いことをしても大丈夫です。 公明党は、創価学会の操り人形です。

disaster
質問者

補足

 創価学会さんですとか、統一教会さん、世界救世教さんなどの力はもちろん存じておりますし、日本の宗教団体がほぼ旧GHQの監視下にある事も知っております。  ただ、今回はそうした質問の趣旨ではございません。  宗教というものの起源が金であるとは、どの角度からみても、思えません。

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