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Q=Cという事

品質管理の本を読んでいたら、Q=Cという事がよく書いてあるのですが、 品質を良くするとコストが下がるという部分に納得がいきません。 QとCとDは、トレードオフの関係にあるのではないですか? 経営の本にはそう書いてありますし、その方が納得感があります。 納得のいく説明はあるのでしょうか? それとも品質管理の本にありがちな、「大昔はそうだった」系の話ですか?

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  • ax-WAI
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回答No.4

>品質を良くするとコストが下がる 工程カイゼンを行い不良率を下げる→原価損失が減る→コストが下がる (市場不良率も下がる&プライスも下げられる) ので、あながち間違ってはいませんね。 ★余談から書きましたが、本題に入ります。 QにもラージQとスモールQがありまして、 Q=q+c+d (総合品質=性能や耐久性+コスト・価格+納期スピード) と昔から言われています。 昨今では、やれ 環境や職場安全やマナーモラル・倫理やらで、 Q=q+c+d+e+s+m・・・・と延々たる方程式を作るところもありますが(笑) 要するに、Qはその会社全体を評価されるものなので、非常に多面項目を持っています。 で、ご質問のように、このスモールqcd…は、トレードオフの関係にあります。 総花的に全部最高というのはあり得ません。 顧客の重視基準もいろいろです。 ダイソーとユニクロとヘルメスがどこも利益を出している(=それぞれの顧客の支持を得ている証拠)のが例になるでしょうか? 顧客がお買物をするときに何を重視するかと同じように、 企業がq+c+d+e+s+m・・のどれに特化してどういう顧客層にアピールするかを決めるのは、品質管理の守備範囲ではありません。品質管理では解はないのです。 どれを優先するか決めるのは、企業の理念と方針です。(方針管理) それこそ経営者トップの役割と責任ですが、トップ方針なき品質管理活動(カイゼン活動)はお遊びといっても過言ではありません。 品質管理に 方針管理××顧客満足 を組み合わせた考え方が一昔前 流行しました。 「経営品質」とか「CS経営」と呼ばれていて。 ブームは去りましたが今でも通用すると思います。 参考までに http://jqaa.org/modules/smartfaq/faq.php?faqid=46

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  • trytobe
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回答No.5

品質管理は、「製造業の中での不良品率削減(歩留まり改良)と、それによるロス金額=コストの削減」のために行うものです。 ですから、ご質問の文章も、「品質が規格内に入るものばかりになるよう、歩留まりを良くすると、コストが下がる」と言いたいだけなのですが、品質管理の世界の人が書いているので、品質管理の人の守備範囲だけ考えた言葉足らずな記述になってしまったのです。 ミクロ経済とマクロ経済で区別すべきものがあるように、品質管理と経営とで区別しながら理解するほうが、経済学の細分化された実例として有益に活用できると思いますよ。

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.3

>QとCとDは、トレードオフの関係にあるのではないですか? > 経営の本にはそう書いてありますし、その方が納得感があります。 かならずしもトレードオフの関係ではないですよね。 混乱の元は、論者によりQの定義レベルが異なることだと思います。 Qが低い場合を考えましょう そもそも出荷できません。 仮に出荷しても売れないか、返品のあらしです。 すべて不良品の山です。 コストがどうなるかは自明です。 Qにバラつきがあったらどうなるでしょう 例えば 出荷した半分が不良品として返品され、それ対策で在庫を大量保有するか 出荷検査で半分が不良品となるので、 いずれにせよ製造コストが跳ね上がります。 逆にQを高めて過剰品質になったらどうでしょう 以下省略

Comatta23
質問者

補足

と、言うことは、世界一の品質を誇る(?)日本ではもう通用しないと言うことではないんでしょうか? 過去の遺産という感じがします。

  • vaf326
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回答No.2

品質を良くするとコストは下がるが私は納得できます。 低品質でクレーム多発であれば、それにかかる費用は莫大なものになります。 安かろう悪かろうでは売れません。生産効率を上げてコストを下げると言う手法も、これでは使えません。 どのような物でも、やはり品質が良くないとだめだと言うことでしょう。

Comatta23
質問者

補足

品質を良くするためには当然ながらコストがかかりますよね。 生産効率を上げるのにも、当然コストがかかっていると思うのです。 「すぐ壊れちゃうけれど、激安だからいいか」という商品もあふれていますよね。 「品質に見合うコスト」というバランス感覚であればわかるのですが、何が何でも品質が一番で というのはビジネスモデルとして破綻している気がするのです。

  • k-josui
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回答No.1

目先だけを見ると「QとCは、トレードオフ」でしょうね。 しかし今問題になっているタカタのエアバッグ。 あれがクォリティーを追求していたら、結果として最終コストはどうなっていたでしょうね? 東洋ゴムの免震装置でも然り。 と、私は思いますよ。

Comatta23
質問者

補足

このあたりのクレーム問題は、もっと違う隠蔽体質のようなものが原因でしょう。 ひょっとすると、そのためにかかるコストが大きすぎて見逃されたというつながりがあるのかもしれませんが。 品質を高めるためには、当然それ相応のコストがかかりますよね。 コストをかけずに工夫だけで品質を良くできた時代とはもう違うと思うのです。

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