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てんかんの方の仕事
息子(20歳)が18歳で初めて通学途中、バスの中で倒れ、てんかんと診断されました。昨年、1度だけ家で発作が起き、リビングでケイレンを起こし倒れていました。それから薬を変えてもらい、その後は起きていません。 介護福祉士をめざし、福祉の専門学校に通って(1年間通って、2年目は金銭的なことで辞めてしまいました)就職先も老人ホームに決まって就職したのですが、夜勤と昼勤としなくてはならず、病院の方で、夜勤をしないといけないことを話すと、「今は どうともいえない」と言われたそうで、仕事場では、夜勤ができないのと、きちんと介護士の免許がないのとで、パート扱いになるそうです。 息子としては、正社員として働けると思っていたそうなのですが、時給800円円ほどで、このまま歳をとっても、男として一人前の給料ももらえないまま過ごしていかなければならないのでは。と落ち込んでいます。 てんかんという病気をかかえてると、きちんとした仕事もできないんだろうか。と不安に思っているようです。この病気になった以上、仕方ないことなのでしょうか? 息子は、小さい頃 頭の手術をしているので、その部分からが引き金となったのでは・・・。と言われました。
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病気を持つ人の就労場面で、病気の状態や程度に応じて職業選択においてしばしば条件がついてくることは事実です。就労するためにに必要な条件とは、第一に職業能力、そして第二に職業を持っての生活が可能なことがあげられます。 てんかん発作をもつ人の場合、発作が起きると作業にどのような影響を及ぼすか知っておく必要があります。場合によっては発作による危険のため避けなければならない仕事もあります。また、労働時間や通勤方法、労働環境に制限が必要な場合もあるかもしれません。いずれにしろ自分の職業能力と、仕事への発作の影響を考え、どのような仕事ならできるのか検討することになります。 就労するためには、まず、基本的に、(1)てんかん発作を持つ人において日常生活の自己管理で必要なこと、定期的な受診や服薬、症状に対する対応を知っていることなどがあげられます。(2)職場以外における日常生活もきちんと自己管理できることが当然必要となります。(3)勤務時間を守る等職場での決まりがきちんと守れること、職場における様々な対人関係が結べること、指示に従い責任を持って自分の役割がこなせること等が要求されます。 てんかん発作をもつ人の場合、治療を継続することは前提条件となります。規則的な受診と服薬は大切です。しかし生活を考える上ではそれだけでは充分ではありません。自分の病気の状態~前兆があるかどうか、発作がおこりやすい時間帯があるのかどうか、発作を引き起こす誘因があるかどうか、倒れてしまうかどうか、発作後の状態はどうか等~、発作の状態について知り、発作の予防、発作時の対処方法についても知っておく必要があります。自分の発作を知ると、発作が起きた時どのような生活上の障害となるか。それらの解決方法としてどのような対応が必要か考えることが可能になります。発作により外傷等の危険性がある場合は、外傷を避ける工夫も生活の中で必要となります。生活の中で避けた方がよいことは何か、発作後どのような対応が必要となるのか等についても確認し、守らなければなりません。もちろん、病気の状態に合わせて無理のない勤務体制や職場環境を整えていくことも必要です。そのためにも、自分の病気の状態についてきちんと説明でき、理解してもらうことが必要となります 一方で、実際に就労先を見つけることはしばしば困難を伴います。まだまだ、てんかん発作に対する理解が充分でなく、病気や障害を配慮しての雇用も厳しいのが現実です。発作の頻度が少なかったり、生活や仕事をする上で発作がそれほど障害とならなければ、職場に病気を知らせる必要がない場合もあります。しかし、発作が頻回にみられたり、発作による受傷の危険性があったりすると、始めから病気について話をして就職することが必要な場合もあります。病気について話をするべきかどうかはその人の状態によって異なります。自分自身でよく考え、決めてく必要があります。 就職先を探すには、公共職業安定所や障害者職業センターを活用します。病気や障害を持ちながらの就労を促進するために、様々な助成制度や支援パートナーのような援助があります。それらを有効に活用していくことも一つの方法です。
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- kaitara1
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とりあえずパートを続けて資格をきちんととり、経験を重ねているうちに自分のできることがはっきりしてくるのでは。その時点で改めて正社員への道を考えてみては。