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無線中継所とはなんですか?
日本電信電話(株)無線中継所とはなんですか? 他県に引っ越すのですが、引っ越す場所の地図を見ていたら無線中継所と記載されている建物が載っていました。 ストリートビューで見てみると 大 きな電波搭のようなものが建っています。 無線中継所とは具体的には何ですか? 携帯電話の電波搭ということですか? それとも何かの無線に使う鉄塔なのですか? とても気になります。 詳しく教えて下さい。お願いします。
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- chie65536(@chie65535)
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>日本電信電話(株)無線中継所とはなんですか? 日本電信電話(株)とは「NTT」の事です。 つまり、NTTの中継所(の残骸)です。 NTTの中継所では「電話回線」「テレビ放送」「データ通信」などが中継されていました。今は中継されていません。 ここで言う「テレビ放送」とは、放送電波ではなく「キー局から地方局に放送予定の番組映像を送ったり、地方局からキー局に放送用の映像素材を送ったりするもの」です。 「電話回線」や「データ通信」も、何百本もの回線が圧縮されてマイクロ波で中継されていました。NTTの電話で市外通話をかけると、中継所を介してマイクロ波で県外に音声通話が送られていたのです(なので、昭和の頃は、中継電波を傍受して解析すれば、市外通話の電話を盗み聞きできました。もちろん、今は秘匿性が高い光ケーブルなので傍受はできません) 地デジ化に伴いテレビ放送の中継網は光ケーブル化され、中継所でのマイクロ波での電波による中継は、今は行なわれていません。 また、テレビ中継網の光ケーブル化に伴い、電話回線、データ通信も、光ケーブルに移行し終わっています。 そういう訳で、今、全国にある「NTTの中継所」は、殆どが「残骸」であり、使用されていません。 殆どの中継所が未使用状態ですが、多くの中継所で中継機器とアンテナは残されているので、大震災などによる大規模災害で光ケーブルが長期に渡って使用できなくなった場合に備え、代替施設として使用可能な状態で残しています(横手山中継所のように、機器とアンテナが撤去されてしまって使えなくなってしまった中継所もあります)
- t_ohta
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呼んで字のごとく無線を中継する施設です。 どこかから発せられた電波を受信し、受信した内容を他方へ再度電波で発信します。 電波は長距離で通信しようとすると減衰して相手側で正しく受信できなくなる場合があるので、途中で一度受信して再発信することで長距離伝送を実現します。 名称からして携帯電話の基地局とは違うでしょう。(併設している可能性はありますが) NTTは電話だけでは無く、データ伝送等あらゆる通信を請け負っています。 例えばテレビ中継などを行う場合、中継場所からテレビ局まで電波で映像や音声を送りますが、直接テレビ局まで伝送する事が難しいのでNTT等の伝送サービスを使って送ります。 そういった時に無線中継所を使って中継場所から発せられた電波をNTTの局舎等まで送ります。
補足
ご回答頂きありがとうございます。 なんとなくご回答の内容は理解出来ました。 携帯電話の電波搭ということではなく テレビの放送局からの電波なども中継しているところなのですね。 テレビの電波を送る構図も知りませんでしたのでとても勉強になりました。 データ伝送やテレビの電波を一度中継するところと考えて良いでしょうか。